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『In Time』(2011)

2012.07.20

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in-time-posters.png『タイム』In Time(2011)
監督:アンドリュー・ニコル
出演:ジャスティン・ティンバーレイクアマンダ・サイフリッドキリアン・マーフィーオリヴィア・ワイルド

公開当時はちょっと派手なアクションSFものかと思わせる宣伝でしたが、『ガタカ』好きのマニア層以外にはちょっと勘違いさせちゃったかもしれませんね。

アンドリュー・ニコル監督は派手な特撮を用いずに独特の世界観を構築してくれる映像のマジシャン。そんな意味ではミシェル・ゴンドリーも同じ路線を行く人かも。

人々の持つ人生の時間が通貨代わりに流通する世界。数日の命を労働と引き換えに搾取されるスラム街と不死の時間を持つ富裕層の街と明確に分かれる中、1世紀の時間を譲り受けたスラムの青年がそのシステムに正義を求める...

生まれつき持つ人と持たざる人のドラマを描くのは『ガタカ』同様。ここに貧しい人々のための強盗という痛快さを加味してはいるのですが、 アンドリュー・ニコル監督独特の静かな物悲しさが漂う不思議な魅力も...。

人々の着るファッションが生活感あふれる冒頭のスラム街と、現実味のない構築的な服装の富裕ゾーンと、明確なヴィジュアルをここでも構築してくれます。建築物他風景さえ違う...。

オリヴィア・ワイルド...ジャスティンの母親役ですが実際の年齢は年下。(ルックスが25歳から歳をとらない設定とはいえ(^^ゞ)ヒロインのアマンダよりもオリヴィアのほうが華があるように思ったのですが...観ているうちに現実味の薄いアマンダは富裕層という設定にはあっているのかもと思えてきたり。

この3人、『アルファドッグ』ですでに共演済み。こっちも豪華キャストでちょっと観てみたくなりました。

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