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ウノとウンノ。
2006.12.05
どーでもいい事だが、代官山通信で蔡さんが言ってたU-NOとUN-NOは別人である。紛らわしくて申し訳ないが、ただどっちも同じくらいアホなので、この際、同一人物でもかまわない。そのくらいどーでもいい。
代官山通信の題字を書いたり、チェルシーブログの似顔絵を描いているのは“U-NO”だ。そういった才能はあるが、人としての能がない。どちらかといえばアーティスト向きな人物である。
そしてもう一人、似たような名前で寒風の列の中にいたのが“UN-NO”だ。ボクの元アシでボクと同じヘアスタイルをしていた、若さゆえの夢に悩むニート君である。
U-NOと違いUN-NOは背が高く、顔も黒人的な良さがあった。さらに髪型を真似されると見た目がいいぶん軽くジェラシーだったが、そんな空気読めよ的な事よりも彼にはもっと重大な欠点があった。それはボクには良くなつくが、他人になつかない事だった。忠誠を誓う主人には敬語で話もするけれど、それ以外の人にはタメ口当然、最悪噛みつく恐れもある。犬の世界ではそれを利口とするが、人間界ではアホとされる。もう人間に生まれたことを残念に思うしかない。とにかくそんな風だから、この社会でやっていくことは無理だった。
彼を面接した時の話だ。将来の夢を尋ねてみた。アシスタントだからスタイリストになることが全てじゃない。漠然とでもその先の可能性を感じる人がいい。だから尋ねた。すると彼は答えた。
「ギャングになりたいッス」
素晴らしい答えだった。ただその道しるべを示すにはボクには経験が足りなかった。自分もまだまだと感じると同時に、壮大なるアホアホマンが目の前にいることを知った。
先日も彼に呼び出された。久しぶりに会って話たい事があるという。あらたまって話があるのだから、それなりの心構えで待ち合わせのバーに赴いた。
「あの・・・」
その前に一杯飲ませてくれと話を遮った。こんな場合、ある程度のパターンは幾つか想像がつく。あとはそれに対してどう答えようかと言葉を用意するだけだ。その為の一杯。
「で?」
「いやあ、またケンカやっちゃいまして」
予想GUYの言葉だった。その先の話の方向性が見当たらなかった。さらに「で?」と聞こうとしたが止めておいた。その晩はボクもアホになって倒れるまで飲んだ。まあ、そんなアホな元アシが“UN-NO”である。ある意味正解だ。
さて、この前のニュース。民放はほぼ制覇した。お揃いのチェルシーTシャツを着た若者が、全国のお茶の間をどれほど賑わせたかは知らないが、仮に民放各局に同じだけ広告を打った場合、その広告費が莫大な金額になるだろう事は容易に想像できる。というワケで、ザ・チェルシー並び隊。次に狙うは次期OS、WindowsVista発売日だ。
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