一富士、ニ鷹、三パフパフ。 - シックスセンス（シガ アキオ）

　テレビのデジタル放送を観るようになってからしばらく経つが、いまだにリモコンのチャンネルの並びに慣れない。子供の頃から、１＝NHK、３＝NHK教育、４＝日テレ、６＝TBS、８＝フジ、１０＝テレ朝、１２＝テレ東だから、頭とは別に指がそーゆーふうに勝手に動いてしまう。

　でもボクらの子供なんかは生まれた時からデジタル放送なわけだから、チャンネルもコッチの感じで覚えるんだろう。ま、当たり前なんだが。しかしそれもすげー。生まれた時からデジタル放送。いままで見てきたの、いったい何だったんだつーくらいまったく別モンだもの。「デジタル放送世代」。携帯電話の次のまたひとつの新しいジェネレーションである。

　ところで最近、日テレゴーゴーとか、テレ朝５０とかやってるのを見て、日本のテレビの歴史ってだいたい半世紀くらいなんだなと。長いような、短いような。最初に国営放送が始まって、その後に民放。テレ朝の５０年より、日テレが５年早い創業。その５年も長いのか、短いのか、５０年経つと些細に感じるから不思議。

　むかし、チャンネルの順番はテレビ局ができた順番だって聞いたことがある（ウソかホントか知らない）。だから日テレが初めてできた民間のテレビ局で民放じゃ一番偉いみたいな感じだけど、デジタル放送に変わって、テレ朝がチャンネル５になった。ここへ来て、いきなりTBSとフジを大外からまくった理由を知りたい。いや、やっぱどーでもいい。

　それよりも今朝、教育テレビを見てたら、そこも５０周年記念のようで、「みんなのうた」の特番２時間スペシャルをやってた。過去現在の着ぐるみオールスターが集まって、歴代うたのお兄さん、お姉さんも登場、さらにはご老体のノッポさん＆ゴン太くんまでひきずり出す大盤振る舞い。

　そこへ、な、なんとガチャピン＆ムックが応援にかけつけた（殴りこみ）。一瞬まさかと目を疑ったが、これは年末のお祭りではない。ちょっとした事件を目撃してしまった気分だ。某国営放送も、近頃ずいぶん頭がやわらかくなったんですね。

　

トレロ カモミロ。番組はどれも懐かしいうたばかりで、すっかり忘れてたものがたくさんあった。

　そろそろ二人目の子供が産まれる予定なのだが、じつは昨晩、そんな予感がしていた。なにしろ因縁の豪州戦だ。イメージは、夕方に産気づき、試合で日本が劇的に勝利を収めた瞬間に出産、のはずだったが、試合と同じく隣で奥さんも何事もなくボケーとしていた。ところで試合前に追悼の黙祷があったが、東京都の１．５倍を焼く山火事というのは酷い。写真を見ると改めて感じる。

「ALWAYS 三丁目の夕日」の建設途中の東京タワーでなく、本家エッフェル塔。ご存知１８８９年パリ万博のため建設されたものだが、１９０９年に解体される予定だったとは知らなかった。新東京タワー「スカイツリー」ができたら東京タワーってどうなっちゃうのだろう。

　世界最速を謳う電動オートバイ：最高時速240km

　作者が不安なハリウッド版より、台湾版のパフパフを観るのが正解かもしれない。