-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
- 2007年
- 2006年
ニューヨークマラソン。
2009.02.16
を、見てきた。ひさびさに映画館で笑った。やはり宮藤監督作品は素直におもしろい。
中学の時、アンパン吸ってヨダレ垂らしてるパンクスの先輩に無理やり聴かされたのがラフィンノーズだった。大阪から出てきた80年代を代表する日本のパンクバンドである。
それがボクのパンク初体験で、ラモーンズもクラッシュもピストルズもぜーんぶ知ったのはその後だし、もちろんGBHやディスチャージも、ロカビリーも、スカやレゲエも、さらにはハウスやテクノだって、ルーツを辿ればソコに行く着くわけで、てーことは、アンパンでヨレヨレになったその先輩がいなかったら今のボクはなかったのだから、シンナーには感謝しなくてはならない。いや、先輩に。
であるから、もちろん最初にギターでコピった音楽はラフィンノーズだ。もう、ゲットザグローリイのフレーズなんて思い出さなくたって自然に弾ける。悲しいことに。いや、悲しいことではないじゃないか!という勇気をこの映画から貰った気がする。そう、パンクなんてそもそも音楽じゃない、生き様だよ、と、アンパンの先輩が口癖のようにつぶやいてた。でもな、生き様つったって20代、30代じゃ説得力ないんだよ。40代、50代で同じこと言ってりゃホンモノだけど。
ああ、先輩、元気かなあ。
そんな先輩の面影ありました、佐藤浩市さん。最高です。シドというよりラフィンのナオキっぽい。役名もアキオだし(アキオってなんかバカっぽい)。意外な役に思うれど以前インタビューかなにかでSystem Of A Downが好きだと言っていて(すごく意外だった)、だから実はパンクベーシスト役もまんざらじゃなかったんじゃないかな。
ちなみに、ラフィンノーズが解散して、メンバーのナオキ(g)とポン(b)がはじめたCOBRAというバンド(正確には再結成)がございまして、さらにそのCOBRAが解散して、メンバーのヨースコー(vo)とポン(b)がはじめたハウスユニットがCOWCOWといいまして、吉本芸人のCOWCOWはその名前を彼らから貰ってつけたコンビ名だ、というトリビアがあります。
さて、一昨日は汗ばむくらいの陽気だった。暖かいのは気持ちの良いもんだが、時期を考えると気持ち悪い。すでに梅は満開だけれども、このまま桜も咲いちまうのではないか、という不安。
秋恒と、秋恒の奥さんでBUS STOPのバイヤーしてるマッキーがいまNYにいて、さっき電話をもらった。向こうで暮らす料理人のジンのアパートに遊びに行ったところ、彼とルームシェアしている男から突然ボクのブログの内容に触れられて驚いたという。よくよく聞いてみると知人だった。そんな繋がりがあることも知らぬまま一緒に暮らしてた友人たち。世界って狭い。
そんなジンも今週、友人の結婚式のために帰ってくる。週末は久々に深いお酒になりそうで、いまから覚悟しておかなきゃなあ。
※コメントは承認されるまで公開されません。