ロックンロールミシン。 - シックスセンス（シガ アキオ）

　昨日は秋恒を誘い「ネジと紙幣」を観に天王洲銀河劇場へ。これは近松門左衛門作「女殺油地獄」を現代アレンジした倉持裕さん作・演出の舞台。

　江戸時代の油屋が油まみれの町工場へと舞台を変え、そこで鬱屈と日々を送る人間模様がざわざわと描かれた物語になっていた。

　終演後、未來くんの楽屋前でともさかさんと会った。アシスタント時代毎日仕事でご一緒したが独立後はさっぱり。恐らく10年以上ぶりか。

　十数年前というと、ともさかさんも独身で女優や歌手、そしてファッションリーダーとして雑誌に引っ張りだこの超多忙な時期。当時、同期で服飾学校出身のアシはボクだけだったから、アシスタント業はもちろん技術部員としての仕事も多く手作業からステージ衣装など特殊な服をミシンで一から作ることもあった。そういえばともさかさんのライブ衣装もライブ前日にドレスの構造丸ごと変える大修正で徹夜でミシン踏んだこともあっけ。などという懐かしい話で盛り上がった。

　その後、秋恒、未來くん、新感線代表の細川さん、榊さん、阿部サダヲさんらと夜の渋谷へくりだし昨日みたいな惨状。