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最凶巨神兵、はセーム・シュルト。
2011.07.16
一応、ファッションブログというジャンルに居るらしいがココの服がいいとかドコのアレがオシャレだと書いた記憶がない。だが遂にというか、もうどうにも書かずにいられないアイテムがある。
セームタオル。なんだ、こんなしょーもないもん、だがまあ聞いてほしい。
水泳を始めて約一年経つ。当初辺りのスイマーを見てカルチャーショックを受けたのがコレだ。部活の高校生からお年寄りまでほぼ100%の使用率。水泳部だったわけでもなく当然の如くバスタオルを持参した僕にその光景は衝撃だった。
二十歳前後、まだマイカーを自分で洗車する文化があり郊外にはコイン洗車場が乱立していた。そこでカー用品売り場に登場したのがセームタオル。合成繊維の布が濡れた車の水気を驚くほど吸い取る。拭きあげは雑巾が当たり前だった時代に画期的な魔法の布の登場であった。
セームタオルとはそういうものという認識のままだから、ペッタンペッタン体や髪を拭う女子高生の姿は滑稽だった。「あいつら、クルマの雑巾でカラダ拭いてやがるぜ...」という。しかし彼らは物心ついた頃からそうだったと言うから、発明とは核分裂を見つけたハーンのようで何でも開発者の意図しないところで開花するものなのだな。
ともあれ、使い始めると便利でしかたがない。温泉や川遊びもコレ一枚。使い古せば風呂掃除にも便利だ。アナログなタオルには戻れない。肌触りのいい高級ブランドタオルっていったいなに。いや、原発で作られた電気のように立ち返るべきか悩むところ。
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