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コンプレックス。
2011.08.25
先日、友人の孝くんちに遊びに行くと、wowowで録画したcomplexの再結成ライブがあるから見ようとなった。僕も、いいねえ、などとノッてみたものの、始まると「BE MY BABY」、「恋をとめないで」くらいしか知らず、べつにファンでもなかったことに気づいた。
昔流行ったのは確か、それは僕と同じ歳くらいのおっさんが東京ドームで盛り上がってる映像でわかる。当時、僕はもう高校1年、孝くんなら中学2年だが、おっさんになるとその数年前後など関係なしに同世代となる。感覚もだいたい同じだ。ただ青春時代の数年差は大きい。さすがに高校生でcomplexは聴けない。しかも将来こんな業界にいる人間なら余計に周りと違った妙な音楽を聴いていたりする。
正直、BOØWYもブルーハーツも聴いてない。たしか「大きなビートの木の下で」というBOØWYの自伝本が授業中回ってきて読んだが少しも共感しなかったし、逆にブルーハーツは最近あらためて聴いてみて「ああ、みんなこんなの聴いてたのか」と感動している。
つまり世代というひと括りの中でも当然色々あるわけだが、どういうわけか三十も超えるとその括りに収まることが心地よくなる。十代、二十代頃の「俺、そんなの聴いてねえ」というツッパリが恥ずかしいとさえ思うようになる。BOØWY、ブルーハーツ、おニャン子世代? Yesである。
十年後、二十年後、オバさんになったAKB48がテレビの同窓会的番組に出揃って歌うとき、今それを否定してトンがってる若い人も「ああ、懐かしい」とたぶん言う。
吉川に憧れたのは小学生時代。
はじめまして。僕は今年31ですが、なんか共感できます。年齢を重ねるとなぜか気持ちが丸くなるんでしょうね