ハヂメちゃんの独り言。
植村肇
US Director
ひょんな事から17歳で渡英し、19歳から2年間カナダに滞在。帰国後、文化服装学院に入学。新卒で某大手セレクトショップに入社。3ヶ月というスピード退社後、今は亡き原宿の某老舗アメカジショップ勤務。2000年に独立し現在に至る。
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VANS FOR THE HIGH END LIFE....
2013.10.22
ブランド創設当初より、最もSTREETに根付いているKICKSカンパニーと言えば
僕の頭に真っ先に思い浮かぶのが、1966年にCALIFORNIAでスタートしたVANSであります。
僕らのお馴染み、VANS社の長い歴史の中でも特にワンランク上の仕様を目指した
言わばアッパーストリートラインと位置付けられる、OTWよりスニーカーとチャッカブーツを掛け合わせた
洗練されたルックスが印象的なその名も、HOWELLが入って来ました。
更に、VANS USAからは、、クラシックワークとアーバンテイストをクロスオーバーさせた
今時分に重宝するL/Sシャツも入荷して来ております!!
往年のAMERICAN VINTAGE仕様のワークシャツに見られる、通称ガチャポケを連想させる
左右非対称のフロントポケットが、とても心憎い演出にしてこのシャツの最大の特長にもなっています。
少しムラ感のある、ネップの非常に立ったゴワっとしたゴツイ触感が
物欲を大いに刺激するシャツで、1930's~1940'sに多用された
まさにVINTAGE STRIPEを思わせる、ピッチの粗い間隔のストライプが
周到な一枚となっていますね。。。
そしてお次は、前出のストライプシャツと同一の縫製仕様ながら
全く異なった素材を当て込む事により、完全に別物に見える
レア素材のHEAVY OXFORD地をベースに仕立てられた、URBAN WORK SHIRTになります。
VINTAGE STRIPE, HEAVY OXFORD地と共に、シンプル且つ洗練された趣の中にも
その厚くゴツイ生地感や、ネップの立った良い意味で粗野な質感が
まさにアーバンワークウェアを地で行く、SMITH'Sにアスが別注をかけて製作した
CHAMBRAY 6 POCKET BAKAER PANTSに抜群の相性を見せてくれますよ!!
ラストは特にここ最近だと
少し新鮮に映ると言えるクレイジーパターンを採用したB.D. SHIRTになります。
見ての通り、前述で触れた二枚のシャツ地を融合させたラディカルな発想が
まさにVANS的な一枚になります。
派手な見た目とは裏腹で、意外と合わせ易く
一枚で着てもシッカリとした存在感があり、しかも単調になりがちなシャツスタイルに
捻りを加えられますよ!
そして、本日のマイブログの〆の取って置きは、冒頭で触れたVANS OTWラインのHOWELLで決まり。。。
因みにVANS OTWとは、アート、ミュージック、デザインにインスパイアを受け
SUPREMEのヘッドデザイナーであるエリック・エルムズらが中心となり
自由な発想で、独創的なモデルを製作しているエクスクルーシブなラインになっています。
質実剛健でトラッドな、クラークス等の老舗シューズブランドの
CHUKKA BOOTSをも思わせる上品なアッパーと、機能性と履き心地を兼ね備えたラバーソール
をミックスし見事にSTREETへ昇華した唯一無二の一足。
HOWELLのロングノーズでキレイなシルエットを、より強調する為に
パンツのレングスを、9分丈位にロールアップして合わせてあげると
お洒落度がアップしてお勧めですよ~~~~♪
UEMURA
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