冬が一番似合う素材の巻。

植村肇
US Director

ひょんな事から17歳で渡英し、19歳から2年間カナダに滞在。帰国後、文化服装学院に入学。新卒で某大手セレクトショップに入社。3ヶ月というスピード退社後、今は亡き原宿の某老舗アメカジショップ勤務。2000年に独立し現在に至る。

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2013.10.21

もちろん、細ウネのコーデュロイ素材である、通称サマーコードは一年を通して
穿く事の出来る万能素材ではありますが、、何と言っても冬が一番似合う素材だと思います！
と言う事で、秋も大分深まって参りましたので
本日は、Levi's 519 CORDUROY PANTSを主役に
アスでは毎年、鉄板的人気を誇るミリタリー物やネルシャツ、またブーツなどを絡めた
STYLE SAMPLEと共にマイブログを書いてみたいと思います！！

まず一発目のスタイルは、ここ数年の冬のアメカジスタイルを形成する上で
絶対に外す事の出来ない、US NAVY A-2 DECK JACKETを使ったスタイリングから
スタートしたいと思います。

この519、さすがはストリートファッションが成熟した1960~70年代に生まれただけあって
2013年の現代に於いても、抜群の程良いスリムシルエットを形成してくれます。
まさに細すぎず太過ぎ無い絶妙な細さ具合は、穿く人を全く選ばず
どんなスタイルにも溶け込む万能ボトムスだと言っても過言ではありません。

そしてお次は、レアなVINTAGE物のUS ARMY M43-LINER JACKETを絡めた
男っぽい冬コーデで行きたいと思います！！

結構このM-43LINER JACKETは、ヘビー且つ重厚な作りになっているので
トップスにボリュームがある分、わざと裾をロールアップして引き算の要領で
ボトムスのボリューム感を軽減させると、全体的にスッキリとした印象になり
非常にバランスが取り易くなります。
更にこのロールアップ術は、スタイリングの〆的な位置づけである
足元（シューズ）をより強調してくれるので、アメカジ界のビッグ・クローザーと言えばの
今やメジャーリーグで飛ぶ鳥を落とす勢いの、あの上原並みの実力を携えた
世界最高峰ブーツと名高い、WHITE'Sはアス別注SMOKE JUMPERで決まりDEATH！！！
レアなVINTAGE M-43 LINER　JACKETにも全く引けを取らないルックスと
タフで高品質で、重厚感のある作りは正に一生モノですよ。

ラストはアメカジの代名詞とも言える、BIG MACのヘビーネルを合わせたスタイルです。
着込まれて、程良く馴染んだヘビーコットンフランネル地は
ほわっとした温かみのあるウネの効いたコーデュロイ地と、その相性は抜群と言えます。
70's当時のストリートスタイルを好んだカリフォルニアン達にインスパイアされた
スタイリングを、少しOUTLAWな香りがするFORTYのMODEL-ATVをレイヤードして
形成してみました。

デニムと違って、コーデュロイの表情は暖かくて角が立っておらず
柔らかいイメージを連想させるので、例えハードなスタイルに振っても
そこまでハードにならないのが特長と言えますね！

因みに、本日のマイブログで使ったA-2 DECK JACKETやM-43 LINER JACKET
そして、今は消滅してUSEDでしかその姿を拝めない、BIG MACのヘビーネル等は
Us SANGENJAYAにてガッツリとストックされておりますので
是非、Us SANGENJAYAに足をお運び下さいませ。。。