
last timeちらりと触れたロゴを前面に押し出したコレクションがレザーグッズ。ボディにプリントされた鮮やかなロゴが上質なシボを刻むテクスチャードレザーを大胆に彩る。ソースは1980年代のコレクション。アーカイブを再解釈したそれはレトロなタッチがかえって新鮮だ。
グリーンやピンク、ホワイトといったインパクトのあるカラーをつかってなおさりげないアクセントとして機能するのはシンプルなデザインゆえだろう。
コンパートメント構造も申し分がない。たとえばジップアラウンドウォレットなら紙幣入れ3、カードスロット12、ジップコインポケット1という陣容だ。収納力十二分にして、ジップを開けたときの佇まいも凛としているのだから開いた口のほうは塞がらない。Gucci.のクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレの美意識は、隅々にまで息づいている。
ミケーレといえばノームコアの対極にある、ワクワクさせるアイデアに満ちているが、そんな彼ならではのコレクションである。












MEDIUM SIZE PORTFOLIO ¥102,000+TAX







DRAWSTRING BACKPACK ¥219,000+TAX
Photo_Hiroyuki Takashima
Text_Kei Takegawa
Edit_Ryo Muramatsu
Gucci Japan Customer Service
Phone: 0120-88-1921
www.gucci.com