〈Gap〉の新デニム、その魅力を3人のクリエイターと徹底解剖する。
2011.09.01

Wears
REGULAR FIT STRAIGHT [RINSE]
古着屋として加工が入ったものは穿かないと。そこぐらいは一線を引いておかないと...。ただでさえ新品を着ていると「新品着やがって」って言われやすい、少し面倒なひとが多いカテゴリーだったりするので。
僕的にはレギュラーフィットストレートを。昔は色落ちしてるデニムを好みましたが、ここ最近は生デニムとか色の濃いものを穿いています。ジーパンの場合、トップスに古着を合わせることが多いので、全身を雰囲気あるモノでまとめるっていうよりはキレイめなデニムを選ぶようにしています。
今回はちょっとヒネリを効かせたスタイルを心掛けて、トップスには古着のボーダーとシャンブレーを合わせつつ、少し変わったカラーリングのバックスを履いています。90年代的なアイテムを取り入れながらオーソドックスにまとめて、一ヶ所"遊び"を取り入れるのが気分ですかね。いまは裾にクッションをつけてというより、レングス短めか、今日みたいにロールアップして穿きたい気分です。
レギュラーフィットストレート [リンス] ¥12,000
Wears
EASY FIT STRAIGHT [MEDIUM]
最近は色落ちしたデニムが好きですね。もちろんリジットも好きなんですけど、着ていて楽な方が良いので。
加工モノ特有の柔らかさと、さらに左綾のZ撚りで生地がふんわりしているという、今回のデニムの特性を考えると、色めが落ちているものをセレクトして、トップスにもシャツとサーマルというふっくらと柔らかい生地のアイテムを合わせてみたかったかなと。
ただ、アメカジ一辺倒に偏るんじゃなく、上品なエッセンスも感じていたので、シャツを着てローファーを合わせて、綺麗なアメリカンっぽい雰囲気に仕上げてみました。
じつは大学生の頃〈Gap〉で働いていたんですが、その頃と比べたら随分デニムのシルエットもスタイリッシュに進化していますよね。イージーフィットストレートでありながら、想像していたよりも細くてストンと落ちるカタチで。自分が思い描いていたイメージだと、腰回りがしっかりあってテーパードっていう印象だったんですが、完全に一変。スッキリしてますよね。
イージーフィットストレート [ミディアム] ¥12,000
Wears
SLIM FIT STRAIGHT [DARK]
普段そこまでデニムって穿かないんですが、穿くならスリムを選ぶことが多いですね。あんまり色落ちしたデニムを買うことはなく、リジットから色落ちさせていきます。
身長が高かったら、スタイリングのときに話したように、キャメルのチェスターフィールドコートを合わせたり、デニムのセットアップっていうスタイルにも挑戦したいとは思うのですが...。自分ならシンプルに白シャツで、〈オールデン〉を合わせるようなスタンダードな着こなしをします。
寒くなってきたら、少し短めでシンプルなアウターを着ますし、暑くなってきたら半袖のシャツに替えたり、シンプルに着こなすことでデニムの存在感をさり気なくアピールすると思います。
繰り返しになってしまいますが、デニムの魅力って"色み"だと思うので、それを殺さないように全体のカラーバランスを気にして全身のコーディネイトを組んでいくのがお洒落に着こなすコツですね。
スリムフィットストレート [ダーク] ¥12,000
Gap オフィシャルサイト
gap.co.jp
Gap 1969 Classic Cone Denimスペシャルサイト「LA Story」
gap.co.jp/1969/
フイナム vol.204 GAP × HOUYHNHNM meets YUJI
http://fashion.yahoo.co.jp/magazine/houyhnhnm/204/gap.html
Gapフラッグシップ原宿
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-27
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