石川顕、鈴木修司の二人が形にした、それぞれの"日本のクラフト"。
デザイナー相澤陽介が語る、今のホワイトマウンテニアリングについて。
2015年1月。〈ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)〉のデザイナー、相澤陽介はパリにいた。ブランド初となるパリでのプレゼンテーション、2015AW COLLETION「SPEC」。シンプルでそぎ落とされたデザインがこれまで以上に光る、実に素晴らしいコレクションだった。近年〈ホワイトマウンテニアリング〉のクリエイションが如実に変化してきている。具体的には、よりソリッドに、どこまでもシンプルに。こうした変化をもたらしたものはいったいなんなのか? 〈ホワイトマウンテニアリング〉の今のクリエイションの深部を探るべく、プレゼンテーションが終わったばかりの相澤に話を訊いた。
Photo_Yuichiro Noda
Edit_Ryo Komuta