左:Aliça Rose Haynes(アリサ・ローズ・ヘインズ)
セラミックからクレイ(粘土)など、さまざまな素材を使ってフォーキーな世界観の作品をつくり上げるアリサさん。メルボルン近隣で開催されているマーケットにもよく出展しているそう。隣にいるのはパートナーのアントニー・ティブスさん。彼は英語教師をやっている。
お次のクリエイターは、クラフトアーティストのアリサ・ローズ・ヘインズさん。パートナーである教師のアントニー・ティブスさんと一緒に取材をさせてもらった。オーストラリアに住んで5年目だという2人は、ヒップスターが多く集まるソーンベリーというエリアに住んでいる。
google map(メルボルン ソーンベリー)
取材は二人が住む平屋の自宅で行われました。クラシックな内外観で、趣味のいいインテリア、調度品で埋め尽くされていて、とにかくどこを見ても抜群におしゃれ!
手仕事で様々なプロダクトを作り出すアリサさんの世界観が、隅々まで行き届いている感じなのです。家の中に作業場があるので、実際の制作風景も少しだけ覗かせてもらいました。
「私は家の中に作業部屋があるので、好きなものしか置きたくないんです。テーブルや椅子、ソファ、小道具までお気に入りのものばかり。〈アウトドアプロダクツ〉の『トラベルショルダー』はちょっとそこまで出かけるのにすごく便利なんです。淡いイエローの色味も気に入ってますね」
Travel Shoulder ¥4,800+TAX
ナチュラルでフォーキーなアリサさんのキャラクターをそのまま表現したような空間に、違和感なくスッとなじんでいたイエローの〈アウトドアプロダクツ〉。
フラップ下のフロントポケットも意外と便利。痒いところに手が届いたアップデートなのだ。
ブルーの「ユーティリティーパック」を愛用しているアントニーさんはお気に入りの自転車と一緒にパチリ。「クラシックな見た目なのに三層に分かれていて機能面でもバッチリなんだ。バッグとしてすごく完成度が高いよね」と絶賛の様子。
オーセンティックなデイパックのルックスに、3コンパートメント構造を搭載した超機能的なデイパック「ユーティリティーパック」。背面には3Dメッシュを搭載し、背負い心地も抜群。容量は21リットル。
十分な収納量を誇る3コンパートメント構造を上から見てみるとこんな具合。
パッド入りのPCスリーブと小物ポケットは現代のデイパックではデフォルト。
キュートな愛猫をかわいがりながら、ゆったりとした生活を送る2人。アリサさんは両親がイギリス人で、自身はオーストラリア生まれ。アントニーさんは母親がギリシャ人で父親がイギリス人の、ギリシャ生まれと少々複雑な関係性。両親が友人同士で、もう長い付き合いだそう。 2人とも他の国にも住みたいという気持ちはあるようだけど「メルボルンが快適すぎてなかなか移住できない」とのこと。食・アート・クラフト、どれも素晴らしいのがメルボルン。おそらくは世界のいろいろな都市を見てきた二人が言うんだから、間違いはないのでしょう。
日本では観光地としての知名度はこれからだけど、先日、成田空港からメルボルンへの直行便が就航し始めました。これから日本で寒くなるにつれ、“向こう“は夏に近づきます。フイナム的に、メルボルン、ものすごくおすすめです。
左から:「Travel Sholder」(黄)¥4,800+TAX、「Basic 2 Tone Daypack」(緑)¥6,800+TAX、「Hip Bag」(オレンジ)¥4,800+TAX、「Basic Daypack」(青)¥5,800+TAX、「Utility Pack」(茶)¥8,800+TAX、「Roll Boston」(グレー)¥4,800+TAX
こちらがリニューアルした全9型のうち6型。生地の張りと軽さを両立させた特注のコーデュラポリエステルを使用したこのシリーズは、現代のファッションにマッチする10色展開。これまで紹介してきたように仕様はアップデートしながらも、重量はほぼ変わらず。今後数十年はこのままでいけそうな、隙のないリニューアルとなりました。