どこまでも走りたくなる「グリセリンMAX」。

―今回は最新モデル「グリセリンMAX」を事前にお渡しして実際に走っていただきましたが、履き心地はどうでしたか?
牧野: 「グリセリン」は前のモデルから履いているけど、ソールが分厚くなりましたよね。いままでの〈ブルックス〉と、ひと味違う感覚がありました。
―「DNA Tuned」という最新のクッションフォームを採用していて、厚さは前足部が39mm、かかと部が45mmと〈ブルックス〉史上最も厚底です。
牧野: これだけの厚みに、見た目から期待しちゃいました。「ゴーストMAX」もソールが厚くて履きやすいけど、「グリセリンMAX」は足を入れた瞬間にそれ以上の履き心地のよさが分かりましたよ。そして、この見た目なのに、すごく軽い。ライフスタイルのスニーカーしか履いていないひとは驚くと思いますよ。


山本: 実際に走ってみると、見た目通りのクッション性と安定感がありました。
鵜飼: ぼくはカーブ構造のシューズを持っていなかったから、前に進む感覚が気持ちよかったです。みんなこんなにいいの履いてたんだ、ずりーなって思った(笑)。
山本: 前のめりになるくらいカーブ構造が効いていました。「DNA Tuned」の採用やその分厚さが革新的で、これからの〈ブルックス〉を体現しているモデルだと思う。リリースされて即完売したそうで、ファッションでも受け入れられたみたいですし。

牧野: ショーツとの相性がすごくいいと思います。少しつま先が反り返っていて、厚底で。このフォルムが、太めのカットオフされたチノショーツとかにもよく合いそう。今日の山本さんの感じとか、すごくかっこいい。
鵜飼: そうだよね。ちょっと太めのショーツに合っている。
牧野: ソックスの長さも90年代っぽさがあって、すごくいいなって思いました。

―ランニングするとき、コーディネートで気にするポイントはありますか?
山本: もはや、あんまりない(笑)。でも、自分で選ばない色を意識的に選ぶようにしています。そうすると、いろいろ選択肢が増えますから。
鵜飼: それ、ぼくも。走るときってスイッチが変わるから、普段は着ないようなカラーリングを買っちゃうことあるなあ。
牧野: 鵜飼さんのカラーチョイスもかっこいいです。

鵜飼: シューズの色が強いから、上は大人しくしてみました。
―普段のランニングウエアを選ぶ際、ポイントにしていることはありますか?
鵜飼: 最近は短いショーツがお気に入り。メッシュキャップも好きでよく被っています。ウエアは、着て走るとテンションが上がるものがいいですね。
牧野: 2人ともおしゃれですよね。ぼくは色を拾ったコーディネートが好きなんです。

―シューズのポイントになっているカーキに合わせていて、まとまり感がありますね。
牧野: いつも最初にシューズを決めてから、それに合うか、もしくは邪魔しないウエアを選んでいます。
―普段から牧野さんは、いつでも走れるコーディネートをしていますよね。
牧野: 機能素材ばかり着ていましたが、最近は一周して、それ以外も着るようになったんです。古着のTシャツとチノパンでも走れちゃいますから。機能素材は快適だけど、スロージョグならコットンでもデニムでも問題ないよねって気分です。

―最後に、「グリセリンMAX」はどんなシチュエーションで履きたいですか?
山本: 個人的に、長く楽しく走りたいときには最高のシューズだと思います。
鵜飼: ぼくはいつも通り、すごくゆっくり走るかな。これを履けば、もっと長い距離を走れそう。
牧野: 長い距離を気持ちよく走るときはもちろんぴったりですけど、ぼくは普段履きとしてもいいと思います。

グリセリンMAX 各¥27,500
窒素ガスを注入して超臨界発泡した〈ブルックス〉独自のクッションフォーム「DNA LOFT」をアップデートした新素材「DNA
Tuned」を採用。かかと部には接地時の衝撃を吸収する大きな気泡、前足部には力強い蹴り出しをサポートする小さな気泡が多く含まれ、ソフトで高い反発性を実現しました。ブランド史上最も厚いクッションフォームで快適な履き心地を提供し、軽量でありながら耐久性も高い仕上がりに。かかとからつま先にかけてのカーブ構造「Glide
Roll Rocker」によって重心の移動がスムーズとなり、安定感を保ちつつ、楽に走れる感覚をもたらします。