箱根の自然を駆け抜ける!
今回の舞台は「箱根」。温泉地として知られる一方で、都心からアクセスの良い本格的なトレイルフィールドが広がっています。山と森に囲まれながら観光とランニングを同時に楽しめるのも、この地ならでは。
今回のプランは、小涌谷駅をスタートして千条(ちすじ)の滝や浅間山を経て湯坂路を下り、箱根湯本でフィニッシュする約7キロのワンウェイコース。初心者でも安心して走れる距離と難易度ながら、自然の多彩な表情を堪能できるルートです。なお、コース選定にあたっては、箱根のアクティビティ拠点「HAKONATURE BASE」のサイトを参考にしました。


「HAKONATURE BASE」に集合し、ロッカーに荷物を預けたら、箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗って小涌谷駅で下車。ロードを進み、トレイルへ入って千条の滝方面へ向かいます。


沢沿いの道をしばらく進むと、千条の滝に到着。



苔むした岩肌を幾筋もの水がすだれのように流れ落ちていく千条の滝。幅約25メートル、高さ約3メートルの小さな滝ながら迫力もあり、マイナスイオンに癒やされます。
ここから先は登山道の上り。浅間山の山頂を目指します。





さすがは日頃から走り慣れている3人。息が切れることもなく、時折笑顔を見せながら、軽快に標高を稼いでいきます。


上りはゆっくり歩きつつ、下りや平坦な道では軽快に走ります。


箱根の自然を駆け抜けながらも、3人の着こなしは都会的。軽快さと洗練を両立する「フリーラン」は、ランナーの動きを妨げない軽さと街でも映えるファッション性をあわせ持っています。



樹林帯を抜け、宮ノ下分岐を経て開けた場所へ。浅間山の山頂に到着です。ここでちょっと休憩しましょう。


ベンチに腰を下ろし、持参した軽食をつまみながら談笑。そんなひとときもトレイルランの楽しさを引き立てます。
最後は湯坂路を一気に下り、箱根湯本方面へ。






重力に身を委ねて駆け抜ける疾走感こそ、トレイルランの醍醐味。湯坂路を4キロほど進むと、箱根湯本駅近くのロードに降り立ちます。

そしてフィニッシュ。約7キロのランを終えたあとは、箱根湯本駅前の商店街を観光気分でそぞろ歩き。

温泉といえばおまんじゅうでしょ、ということで立ち寄った店で買い食い。やさしい甘さがラン後の身体に沁み渡ります。