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東京2025世界陸上を通して考察する、アシックスの未来の姿。
The future of ASICS.
Tokyo 25 | World Athletics Championships

東京2025世界陸上を通して考察する、アシックスの未来の姿。

世界中からトップアスリートが集結し、熱戦が繰り広げられた「東京2025世界陸上」は9月13日に開幕し、21日にその幕を下ろしました。そのような世界最高レベルの大会で、最も注目を集めていたブランドのひとつが〈アシックス〉。その高い機能性で数多くの選手のパフォーマンスをサポートしていたブランドですが、最近ではライフスタイルシーンでもポピュラーな存在となっています。そんな〈アシックス〉のこれからの姿を探ってみました。

快適性と感性に響くデザインを両立すること。

―スポーツウェアにおけるデザイントレンドが大きく変わろうとするなか、〈アシックス〉はどのようなスタイルを目指していますか?

福田: 〈アシックス〉としてはファッションのトレンドの変化に対応する際も、スポーツスタイルの部分でも先ほど述べました機能価値、情緒価値、そして未来価値を備えることを忘れることなく、プロダクトの展開を進めていきます。

―近年の〈アシックス〉は性能面のみならず、デザイン面においても大きな変化を感じられます。〈アシックス〉が、ここまで変化できた要因は何だったのでしょうか?

福田: 私たちのデザインが変化した要因のひとつが2019年にスタートしたスポーツスタイルの存在だと思います。「〈アシックス〉=競技用の高機能スポーツシューズ」というイメージであったので、ライフスタイルでの存在感が限定的でした。

スポーツを日常で感じることができるアスレジャーというトレンドが登場したという背景に対応しようとしたときに、ブランドのミッションとバリュー、ビジョンを再定義して展開を始めました。

私たちは「アシックススポーツ工学研究所」のテクノロジーをライフスタイルに落とし込んで、快適性と感性に響くデザインを両立を実現しました。こうした一連の取り組みがブランドのデザイン、イメージの変化へと繋がっていったのだと思います。

―ランニングシューズとして人気を博していた「GEL-KAYANO14」のようなプロダクトが、現代にマッチしたカラーやマテリアルミックスで最旬の存在として評価されたのは、とても興味深いです。

福田: 最新のGEL-KAYANOはランニングシューズとして高い評価を得ていますし、GEL-KAYANOのアーカイブモデルは、ファッションアイコンとしてポピュラーな存在となっています。〈アシックス〉が伝えたい価値がここでも体現されているのだと思います。機能的価値、情緒的価値を伝えられており、今後スポーツスタイルとしてヘリテージやテクノロジーを未来に繋げるられるような活動を行なっていきます

―最後に〈アシックス〉ファンとフイナム読者にメッセージがありましたらお願いいたします。

福田: 今秋から新たなブランドキャンペーンがスタートします。〈アシックス〉がどのようなブランドであるかを理解できるキャンペーンだと思いますが、ぜひご注目ください。

INFORMATION

日本陸上競技連盟

公式サイト

ASICS

公式サイト

「The Everyday Escape」キャンペーン

〈アシックス〉では、10月10日(金)の世界メンタルヘルスデーに向けて、ブランドキャンペーン「The Everyday Escape」を実施します。たったの15分9秒カラダを動かせば心にもポジティブな影響を与えるという、ロンドン大学キングスカレッジで行われた研究結果を提唱する、こちらのキャンペーン。特設サイトには身体を動かしてリフレッシュするための、さまざまなヒントを掲載中。〜遠くへ行かなくても15分程度カラダを動かせば、誰でもココロが軽やかに。 〜

キャンペーン特設サイト