「サーイエッサー」がよく似合う。
これまたアメリカ軍が開発した「CWU 45-P」は、極寒用の「N-2B」に比べて、ちょっとだけ温暖な気候向けのフライトジャケット。「MA-1」によく似ているのは、ナイロン製の「MA-1」の後継として、難燃性を盛り込んで開発されたから。襟は「MA-1」と異なり、丸襟が特徴。〈アヴィレックス〉のこのモデルは難燃性はないものの、例に漏れず「サーモライト® インサレーション」が中綿に入っているから暖かい。
会議室から滑走路まで、そのまま行ける万能選手な「CWU 45-P」。
ちなみに「CWU 45-P」は、名だたるデザイナーたちがこぞって偏愛する隠れ人気モデル。服も人も、派手さはなくても実があるのが一番だ。
「雪かきは寒いから苦手だけど、このアウターがあればへっちゃら。色はごちゃごちゃでも、この素敵なカーキがあればしっくりくるんだ。これはパパの受け売り」
「ニットキャップより、ヘアバンドをしたほうが雪かきが捗る気がする。そういえば『ベストキッド』でもはちまきで気合い入れてたな」