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まだ見ぬ日本を求めて。サイドゴアと歩む、愛媛のみかん農家・タンジェリン。
Tangerine farmer meets Blundstone.

まだ見ぬ日本を求めて。サイドゴアと歩む、愛媛のみかん農家・タンジェリン。

愛媛県は宇和島市。瀬戸内の温暖な空気に包まれたこの地は、みかん類の一大産地として知られています。2019年、当地で祖父のみかん農家を継いだのが若松優一朗さんです。農家としての忙しい日々、そして〈タンジェリン(Tangerine)〉という挑戦を支えるのは、かつてメルボルンで出会ったという〈ブランドストーン(Blundstone)〉のサイドゴアブーツでした。

農業という現場と相棒。

訪れたのは12月初旬。みかん畑は最盛期を迎えていました。

この日、案内してくれたのは祖父の代から育てられてきた約30年物の樹などが並ぶ場所。1本の木から採れるみかんは約90キロほどで、収穫は基本的に手作業で、はさみを使って一つひとつ丁寧に切っていきます。この繰り返しを、9月末から翌年の2月頃まで続けます。

みかん畑の多くは山の上や斜面にあり、上り下りの繰り返し。地面に近い実をピックするときは屈んでの作業。足場も悪い場所で、若松さんが信頼を寄せるのが〈ブランドストーン〉です。

「農作業は足に負担がかかるんです。長時間立ちっぱなしだし、斜面を歩くし、泥だらけになる。でも〈ブランドストーン〉は踏ん張れますし、正しいケアではないかもしれないけど、水が染みないから汚れたらザッと洗える。で、そのまま街にも行けるっていう、ホント、最高なんですよ」

若松さんの〈ブランドストーン〉は、履き続けてかれこれ6年目。アッパーはエイジングが進み、ソールは一度交換済み。いかに愛着を持ってきたかが、しっかりと刻まれています。

若松さんが愛用する〈ブランドストーン〉は「CLASSICS」シリーズのブラック。サイドのゴムは愛犬のアメが噛んで破れ、ソールは〈ビブラム〉に張替え、変えの利かない一足に。

この一足と若松さんの出会いは、〈ブランドストーン〉が生まれた国、オーストラリアでした。

「農家を継ぐ前にメルボルンに留学していたんです。その頃、現地で工事現場のおっちゃんたちが、妙にかっこいいブーツを履いてるなと思って調べてみたのが〈ブランドストーン〉との出会い。そこから意識しはじめたら、みんな履いているんですよね。若者も年寄りも、服好きもそうじゃないひとも」

日本では街履きとして親しまれていますが、本国では職業・年齢問わず、多くのひとに選ばれているブーツ。作業着の店なんかでも販売していたり、軍隊に支給されていた過去もあります。

「それに加えて、ずっと履けそうなデザインですしね。実用性と見た目を、本当の意味で兼ね備えていると思っています。大袈裟ではなく、全農家におすすめしたいです」

みかん畑の作業からおりてくると、若松さんが〈タンジェリン〉の生搾りジュースを差し出してくれました。

松山空港の蛇口からでてきたオレンジジュースも、たしかにおいしかった。だけれど、〈タンジェリン〉のジュースは明らかに次元が違うんです。香りが豊かで、甘さと酸味のバランスがちょうどいい。最後には心地いい苦味が残る。それでいてサラッとしていて、ごくごく飲める。これはうまい。

気になる方はぜひオンラインからどうぞ。今年採れたみかんでつくられたジュースも、まもなく販売開始です。

INFORMATION

ブランドストーン

オフィシャルサイト
Instagram:@blundstone_japan

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