創作的なアイデアがカタチになる場所。
細部に散りばめられたこだわりといい意味で”天邪鬼”な発想で、じわじわと心を掴んでくる〈ラジャブルック〉のアイテムたち。玄人も首を縦に振るデイリーウェアから、誰でも手に取りやすい小物まで、みるひとを楽しませる表現の幅広さからもブランドらしさが感じられます。
今回の主役となる「超撥水 FUROSHIKI」は、ブランドの原点とも言える「ASIAN BATIK TENUGUI」のように、日本らしさが感じられるものにアイコンとなるバティック柄をのせるという〈ラジャブルック〉らしい発想が光る逸品ですが、その製造を担っているのが、群馬は桐生に拠点を置く「朝倉染布株式会社(以下、朝倉染布)」。創業130年を超えるいまでも新たな加工技術の開発・研究に取り組み続け、吸水速乾加工をはじめとするさまざまな最新技術を誕生させています。
その技術が用いられている代表的なものの一つが、競泳用の水着。0.1秒の差で順位が決まる競技においていかに水の抵抗を減らすかというのはもっとも重要なポイントで、水着のクオリティが順位を大きく左右すると言っても過言ではないくらい。世界中のトップアスリートの水着にも採用されていることこそ、まさに信頼の表れです。
桐生といえば、古くから「西の西陣、東の桐生」と称されているほど、日本屈指の織物産地としても有名な街。豊かな自然に恵まれた環境と最先端の技術をいち早く導入したことで産業は著しく発展し、いまでも当時の面影を感じさせる建物が数多く残っています。
そのなかでも印象的だったのが、産業革命の時代の主流だったと言われる“のこぎり屋根”。安定した自然光を均一に取り入れるために織物工場や染色工場が採用していた構造で、貴重な産業遺産として大切に保存されているようです。
そんな日本らしさが色濃く残る桐生で、伝統を継承し人々に広めるために誕生したのが、「朝倉染布」オリジナルの撥水風呂敷「ながれ」。そして、この伝統を重んじる姿勢と高い利便性に目をつけたのが〈ラジャブルック〉でした。
「ながれ」の最大の魅力は、独自に開発された非フッ素撥水加工・デュエリーゼロ(dewelry®︎0)が採用されていること。撥水や撥油性能を得るために使われてきたPFAS(有機フッ素化合物)ですが、環境配慮の側面から現在は世界的に規制が強化されています。そんなピンチをチャンスに変えたのが、「朝倉染布」が古くから培ってきた知識と経験でした。
一般的な非フッ素撥水加工の弱点である”皮脂や油分に弱さ”も克服した業界初のPFASフリーの撥水加工によって、従来と変わらない高い撥水性・耐久性を備えつつも、環境にも人にもやさしい素材づくりを実現しているんだとか。