Shopping Addict 2016 SEP.〜編集部員のお気に入り〜

フイナムアンプラグド04号、もう読んでいただけました、よね?雑誌とWEBの両立!と言葉にするのは簡単ですが、その裏には多大なる気合があります。僅かでも紙面から伝わればこれ幸いでございます。相も変わらず各位の独断と偏見がずらり揃うショッピング・アディクト。ご高覧ください。

  • Photo:Hiroyo Kai
  • Edit:Taiyo Nagashima

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komu

脱カジュアル!?

小牟田亮

39歳にして「オシャレとはなんだろう?」と考える毎日を送っています。これまでのカジュアル一辺倒を見直すときが、ついに来たようです。といいつつ、この企画で選ぶものはあまり変わってませんが。

DIESEL JAPAN 30TH BY N.HOOLYWOODディーゼル ジャパン 30TH バイ N.ハリウッドのジャケット

理想的なコラボの形。

2016年にて創立30年を迎えた「ディーゼル ジャパン」。つい先日、華やかなショーを開催したばかりです。エネルギッシュなルックが並ぶなか、ひときわ目を引いたのが〈N.ハリウッド〉とのカプセルコレクションでした。両者にとって重要なファクターであるデニムを使って構成されたコレクションは、互いのいいところがいい塩梅で溶け合った、素晴らしい仕上がり。そのなかで一番着たい!と思えたのがこのジャケットです。極限までディテールを削ぎ落としたミニマルなルックスはものすごく今日的。適度なフューチャー感がツボでした。最近の暖冬を考えると、これくらいのアウターで一冬越せてしまうのでは、と思う次第。それだと業界は困っちゃうんですが。
¥58,000+TAX

ディーゼル ジャパン
0120-55-1978
http://www.diesel.co.jp

H BEAUTY&YOUTHエイチ ビューティ&ユースのカシミアニット

ショップオリジナルの域を超えてます。

「ビューティ&ユース」の新業態ショップ、「エイチ ビューティ&ユース」。オープンのときから気にしてちょこちょこ見ているのですが、ここだけのオリジナルアイテムがあることを知っていますか? ショップで取り扱いのある錚々たるブランドにも引けをとらない、素晴らしいコレクションなのです。タグを隠したら何がどうで、どれがこうなのか、わからないひとがほとんどかと。正直言ってクオリティはかなりのものです。モダンなパターン、シルエットも間違いなし。それだけにもっともっと推していけばいいのになーと思う次第。このカシミアニット、ちょうどいいふくらみのフォルムに、ストンとした落ち感が絶妙なんです。

各 ¥35,000+TAX
H BEAUTY&YOUTH
03-6438-5230
http://www.h-beautyandyouth.com

ALLEGEアレッジのパーカ

あえての真っ白が気分です。

毎シーズンたくさんのコレクション、ルックを拝見しますが、2016AWで特に印象に残ったのが〈アレッジ〉でした。小山田米呂氏をモデルに起用したメンズのビジュアルは、華奢な身体で着こなした、嫌味のないオーバーサイズ感が本当に魅力的。外国の郊外を思わせる寂寥感も素敵でした。テーマはコペンハーゲンだそうで、納得。そんなわけで、久しぶりにフルラインナップでアイテムを拝見したところ、以前よりいい意味でデザイン性やアクが強いものが増えていました。それなのに、あくまで上品でノーブルなのが〈アレッジ〉の特徴。そこは変わっていませんでした。今回紹介するパーカは、キッズが着るフーディと、コーチジャケット、そしてドリズラー的なジャケットを交配したような一着。デザインのつまみ方がとてもセンスいいな、と思います。
¥33,000+TAX

カラーズ
03-5778-3782
allege.jp

BRIEFINGブリーフィングのキャリーケース

出張バッグの大本命。

たまの出張を気持ち良く過ごすために、まずこだわりたいのがキャリーケース。丈夫で長持ち、ミニマルで匿名性の高い感じが好みで、これまでは〈MUJI〉のものを愛用してきましたが、いよいよ買い替えのタイミングかもしれません。この春〈ブリーフィング〉から登場したハードケースシリーズは、先の条件をすべて満たすものでした。スペック的なところはなにも心配はありません、なにしろ〈ブリーフィング〉なので。今回チョイスしたのは37リットルサイズということで、機内持ち込みが可能なコンパクト仕様。夏なら2泊3日。冬なら1泊2日の出張ならモウマンタイです。あと、4輪なのも好みです!
¥45,000+TAX

セルツリミテッド
03-3448-1330
www.briefing-usa.com

yama

UTMFを取材してきました。

山本博史

スタートは2時間遅れ、距離も短縮、翌日のSTYは途中で中止。でも、出場している人の多くは主催者の判断に好意的。判断する側の難しさを理解する姿勢、良かったなあ。

LEVI’S® COMMUTER™リーバイス® コミューターのTシャツ

思い立ったときに走れます。

常日頃から走れる準備をしておきたい。というのも、ぼくにとって走ることは、直感的なものだからだ。「走りたい!」と思った瞬間に、走り出せるのが理想的。ゆえに普段使いができる機能Tシャツには、いつも目を光らせている。そこでご紹介するのが、〈リーバイス®〉がサイクリストに向けて展開する〈リーバイス® コミューター〉のそれ。タトゥーアーティストのカイラー・マーツによるアウトドア感のあるグラフィックもさることながら、ボディには速乾性に長けていて、なおかつ体温調節機能も備えたクールマックス®オールシーズンを採用。これなら思い立った瞬間に走っても問題なしです。
Tシャツ 各¥4,000+TAX

リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社
0120-099-501
levi.jp

C.EC.Eのフリース

スキーにも使えそう。

先シーズンからスキーをはじめたことによって、ものを選ぶ視点に「スキーでも使えるか」という選択肢が仲間入り。とはいえ、まだまだスキーど素人。ファッションとスキーのぼくなりの共通点を模索中というのが本音ではあります。そんななか「コレならいける!」と意気込んでオーダーしたのが〈C.E〉のフリース。〈C.E〉ならではのインパクトのある意味深なメッセージもさることながら、貴重品を収納するのに最適な胸ポケットや寒さを凌ぐタートルネックにリブ仕様ってのが、スキーヤーには嬉しいポイント。シーズン開幕が待ち遠しいです。
フリース ¥19,000+TAX

C.E
03-6712- 6688
www.cavempt.com

is-nessイズネスのワイドチノパンツ

太いのが好き。

ぼくは太いパンツが好きだ。本来は32インチがベストサイズにもかかわらず、ジーンズもチノパンも38インチをベルトでキュッと絞って穿いている。もちろんシルエットは崩れる。でも、絞ったことによるたるみが織りなす不格好なサマに、ぼくは愛着を感じてしまうのです。しかし、この〈イズネス〉のパンツは趣が異なる。シルエットはスーパーワイドでありながら、ウエストはジャストフィット。無造作に裾を捲くって、ベルト代わりにシューレース(写真のシューレースは私物です)を合わせれば、自分好みのシルエットが完成。これならサイドのたるみを調節する手間も省けそうです。
AH EDITORIAL WIDE CHINO PANTS ¥21,000+TAX

イズネス
03-5458-8122
www.is-ness.com

SALOMONサロモンのバックパック

ハイパフォーマンスを日常に。

ファストパッキング用のバックパックは、低山ハイクに帰宅ラン、デイリーユースと、幅広いシーンでの利用が想定できるので、ついつい食指が動いてしまいます。なかでも〈サロモン〉の「S-LAB ピーク 20 セット」は、圧倒的なフィット感が魅力的。上下左右にコンプレッション機能を搭載し、キュッと絞ってしまえばピタッと体に密着。激しい動きもなんのその、軽快にアクティビティに集中することができちゃいます。また、3本のストラップがあしらわれたフロント部分のテクニカルなルックスもぼく好み。トップアスリートも納得のハイパフォーマンスを日常的に楽しみたいなと。
S-LAB ピーク 20 セット ¥26,000+TAX

サロモン/アメア スポーツ ジャパン
03-6831-2718
www.salomon.com/jp/

jun

海外の映画やドラマにみるファッション。

中田潤

SF、戦争、コメディ、サスペンス…etc。ジャンルは色々あるけれど、登場人物の着こなしがかっこいい作品はとくにいい。あー、ぼくのファッションの原点はここかもしれないな。

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』

80年代への没入感。

物語の舞台は1983年の米国インディアナ州。平和だった小さな町から、一人の少年が忽然と姿を消す。家族や地元警察が捜索を続ける中、謎の少女が突然現れ、政府による最高機密実験や、次から次へと起こる超常現象に隠された真実など、闇に包まれていた町の秘密が暴かれていく。『TWENTY FOUR』『PRISON BREAK』『LOST』『WALKING DEAD』『THE 100』など、これまで見てきた(現在進行形で見ている)海外ドラマはたくさんありますが、『ストレンジャー・シングス』もまた、他に引けを取らないくらい面白い。映像の質感、時代背景、少年たちの着こなし。そして、ローンチと同時に全9話配信というシステムも相俟って、1日で全部観てしまいました。不気味な魅力をたたえたシーン、複雑なプロットは見始めたらもう止められない止まらない。まだ観てない方は予告編からどうぞ!

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
Netflixにて独占ストリーミング中
www.netflix.com/jp/
予告編はコチラ
©Netflix. All Rights Reserved.

BEAMS × KUWAHARA × T19ビームス × クワハラ × T19のBMX「KZ-01」

少年時代の甘酸っぱい記憶。

ご存知、1982年の公開当時、一大ブームを巻き起こしたアメリカのSF映画といえば、もうお分かりでしょう。そして、劇中で主人公の少年が乗っていたあのBMXを、今年40周年を迎えたビームスが再現したものがこれ。今回は、あえて白と赤を反転させたカラーリングで、あのキャラクターが乗っていたフロントのバスケットも設置されています。特にバスケットは、アメリカ製にこだわり、現在でもニュージャージーで作られているものを使っているというからニクい。さらに、映画の名シーンがプリントされたパーカやTシャツも展開されるとか。思わず少年時代にタイムスリップしたかのような記憶がよみがえりそうです。ちなみにBMXは限定60台。9月24日に発売された雑誌『フイナム・アンプラグド』では、別カラーも紹介しているので、合わせてチェックお願いします。
¥92,000+TAX

TOKYO CULTUART by BEAMS
03-3470-3251

N.HOOLYWOOD EXCHANGE SERVICE × GREGORYN.ハリウッド エクスチェンジサービス × グレゴリーのバックパック

これぞ、完璧なバックパック。

デザイン、サイズ感、背負い心地、3拍子揃うバッグってなかなかないし、そうそう出会えるものでもないというのが個人的な見解。でも、このバッグは違いました。ミリタリー意匠をベースにした大振りなスクエア型ながら、どこかラグジュアリーな雰囲気を纏ったバックパック。仕掛けたのは、尾花大輔氏率いる〈N.ハリウッド〉。その中のミリタリースタイルを軸とするライン「N.ハリウッド エクスチェンジ サービス」が、バックパック界のロールスロイス、〈グレゴリー〉と共作したのがこれです。前後に2層となったメインコンパートメント。後室はPCスリーブを完備し、グレゴリータグも配置。ベルクロやドリンクチューブなどをデザインに採用するなど、ミリタリーライクな作り込み方も申し分なし。オリジナルのパッチも2種類付属するのも嬉しいポイント。10月29日発売予定。
¥33,000+TAX

Mister hollywood
03-5414-5071
http://store.n-hoolywood.com

PUMAプーマのスニーカー「スウェード クラシック+」

GET DOWNに魅せられて。

前述の海外ドラマ『ストレンジャー・シングス』同様、登場人物の着こなしや時代背景に、完全ハマってしまったのが『The Get Down』(予告編はこちら)。70年代ヒップホップ黎明期におけるサウス・ブロンクスの若者らを描いたもので、ドラマ内の登場人物もほとんどが10代後半から20代前半の若者という徹底っぷり。しかも監修には、かのグランドマスター・フラッシュ御大が担当しています。出てくる名前はもちろん実名、んでもって着こなしもリアル。みんなひとりひとりキャラが濃くてかっこいいんです。で、彼らが劇中で履いているスニーカーが〈プーマ〉の「スウェード(赤×白)」。ヒップホップ好きの自分としては感化されないわけがない。ここ最近は、毎日履いてます。
¥9,800+TAX

プーマ お客様サービス
0120-125-150
www.puma.com

shinri

気が引き締まる顔出し。

小林真理

かのスパイク・ジョーンズはかつて、メディアに顔を出したり、自分のことを話すことが苦手だったと記憶している。そんな圧倒的な才能がない自分は、顔出しOKの編集部員としてがんばる。時代ですね。

C.Eシーイーのメルトンジャケット

この秋冬を象徴する逸品。

9月初旬に世界初の実店舗が青山に誕生した〈シーイー〉。プロダクトの裏に深く広がる世界観、独特なグラフィックなど唯一無二のブランドであることは周知の通り。ちゃんと追いついて来てる? といわんばかりのプロダクトは、ファッションの楽しさやつい保守的になりがちなコーディネートをぶちこわしてくれます。個人的にはつくるものすべてが好きというよりも、かならず何点か、心を根こそぎ奪われるレベルで惚れるアイテムが見つかるという存在なのです。やはり量より質ですね。このメルトンジャケットはピンクがかった色合いが絶妙で、この秋冬はノスタルジックなこんな色がまさに気分。表地も非常になめらかで上品。得意のグラフィック使いではなく、シンプルだからこそ伝わるセンスのよさが溢れている、逸品アウターです。
¥48,000+TAX

C.E
03-6712-6688
www.cavempt.com

GO HEMPゴーヘンプのベンダーテーパードスリムパンツ

さらば、リジッドデニム。

いくら時代に取り残されようと、これまでヴィンテージ加工されたデニムはカジュアルすぎて敬遠していた、“リジッドデニム原理主義者”でした。おれは一生濃紺のデニムしか穿かないと思っていましたが、変わるものですね。いまはやはり薄い藍色か、こういったウォッシュドデニムが気になります。このパンツは両サイドのポケットが大きな特徴となっていて、前面から後ろ面にぐるっとひとつの袋がついています。大容量の袋としてはもちろん、5ポケットのパンツとはひと味ちがった、ゆるい印象を受けます。これまでの同モデルよりも細身に仕立てられながら、ストレッチが効いているので動きやすい。そのうちリジッド時代も戻ってくるんでしょうが、とりあえずいまはこのパンツで。ワンウォッシュの展開もあります。
¥16,800+TAX

juzu
03-6277-5573

new balanceニューバランスのM990

好きです、この「N」の処理。

この原稿を書きながら、〈ニューバランス〉の993のネイビーを履いています。スティーブ・ジョブズが愛用したというのが992で、990〜993は同じシリーズもの。いまさらながら、やはり履くたびにいいなと思うのがそのホールド感。他社ではニット素材を使ったソフトな履き心地のスニーカーも誕生していますが、そういったコンセプトとはやはりひと味ちがいます。990としては4世代目にあたるこのモデル。大きく変わったのは、360度どの角度からも視認性の高い再帰反射するように、つま先、かかと、Nマークへリフレクターを搭載。さらには、その「N」がより細くなったところ。それだけで圧倒的にモダンに、品よく仕上がっています。ここ最近、旅行先でのランニングが楽しくてしょうがないスポーツ野郎になってきているのですが、見た目、機能を兼ね備えたこのスニーカーは一足で旅もランもできるシューズの一軍、なかでもクリーンナップを任せたいと思います。ほかグレー、ブラックの3色展開。
¥25,000+TAX

ニューバランス ジャパンお客様相談室
0120-85-0997

Herschel Supplyハーシェル サプライのキャップ

キャップも顔の一部です。

最近、ランをはじめたというか挫折と再開を繰り返し、リ・リ・リスタートぐらいだろうか。夏場はやはり日差しが気になり、帽子をかぶることを余儀なくされる。普段はどカジュアルな格好だけど、走るときは高機能かつ現代的なギアや服で走っているので、合わせるキャップも自然とそっちに振られることとなる。〈ハーシェル サプライ〉のキャップ「GLENDALE SEAMLESS」はその名の通り、ステッチのないシームレス構造であり、その見た目通り、機能素材である撥水性の高いポリウレタンのマイクロファイバーを使用した6パネルキャップです。通気性のためにある両サイドのパンチング穴は、その控えめな処理によりデザインを邪魔することはありません。自分はラン時に使いますが、もちろんデイリーユースにもバッチリな仕様といえるでしょう。
¥7,200+TAX

(株)キャンバス
03-5639-9669

tate

念願の!

帯刀憲一郎

先日の3連休最終日、今更ながら初めてBABYMETALのライブを観に行きました。ファンクラブに入っている友人にチケットを取ってもらったのですが、どうやら会員は登録名がみんな“○○-METAL”になるらしく。TATE-METALが好きな曲は「メギツネ」、好きなメンバーはMOA-METAL、今月の好きなアイテムはこの4つです。

ATONエイトンのレザージャケット

今季デビューの注目株。

先輩のお供で偶然立ち寄った展示会で知った〈エイトン〉。聞けば今季デビューの新しいブランドで、シンプルなデザインと上質な素材使い、幅広いサイズレンジによるユニセックスでの着こなし提案といった、今の時代感を巧みに取り入れたコレクションが強く印象に残っていました。このレザージャケットなんか特にツボで、〈リーバイス〉の1stをモチーフにしているため写真では結構骨太に見えますが、革の中で最も繊維がきめ細かいといわれるディアスキンレザーを使用し、サイジングは緩めに、着丈は長めに設定することで、ソフトな一着に仕上がっています。デビューコレクションながら「バーニーズ ニューヨーク」や「ビームス ジャパン」「エイチ ビューティ&ユース」辺りのセレクトショップが取り扱っていることからも、その評価の程が伺い知れますね。
ジャケット ¥150,000+TAX

VARIOUS SHOWROOM
03-3475-4920

VAINL ARCHIVEヴァイナル アーカイブのスウェット&パーカ

今季No.1スウェット。

「同じの何枚も持ってるじゃん」と、新しいスウェットを買う度に周りからツッコまれます。でも、好きなんだからしょうがない。懲りることなく今季は〈ヴァイナル アーカイブ〉でネオンイエローの一着をオーダー。目がチカチカしそうな強烈な色味が堪りません。普段着ているスウェットのほとんどが古着ということもあって、カットソーのような滑らかな着心地にも驚かされました。ちなみに左のフーディーは、フイナムも関わりがあるフォトグラファー小浪次郎さんの作品がプリントされたもの。こうして改めて見ると、こちらもオーダーすればよかったかも…。なんて原稿を打っていたら、佐川さんから代引きのお声が。ジャストタイミングで届きました。

フーディー ¥31,000+TAX
SHIPS渋谷店
03-3496-0481

スウェット ¥26,000+TAX
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS渋谷公園通り店
03-5428-1893

Scye & New Balance_Scye for UNITED ARROWSサイのイージーパンツ&ニューバランス_サイ フォー ユナイテッドアローズのスニーカー

秋冬の下半身はコレで。

毎シーズン欠かさず展示会に通っている〈サイ〉から、今季はウールのイージーパンツをオーダーしました。軽くてふかふかした生地はまるでフリースのようで、穿き心地は快適そのもの。さらに2タックを入れることで同ブランドらしいトラディショナルな味付けも施されているという、いいトコ取りな一本なのです。そしてこの足元に合わせるべきは、〈サイ〉が「ユナイテッドアローズ」と〈ニューバランス〉の3社共同で制作したM530SUN。通好みな“530”をベースにしつつ、素材はウールメルトンとマットレザー、配色はブラックとネイビーという秋冬らしい組み合わせを選ぶことでシックな一足に。差し色のテラコッタ、Nマーク周辺にあしらわれたグリッターも絶妙に効いています。

パンツ ¥45,000+TAX
マスターピースショールーム
03-5468-3931

スニーカー ¥15,800+TAX(10月7日発売予定)
ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5786-0555


Hender Schemeエンダースキーマのローファー

理想の一足。

スニーカーの楽さにかまけて最近は履く機会もめっきり減りましたが、ローファーは大好きなシューズのひとつ。これまで〈JMウエストン〉や〈パラブーツ〉といったド定番物を筆頭に色々試着してみましたが、前者はコンパクトすぎていまいち慣れないし、後者はカジュアルでゴツくてちょっとイメージと違う…。という中で前々から気になっていた〈エンダースキーマ〉のローファーを思い出しました。しかも今季はスエードタイプまでラインナップしているというから、俄然気になっています。そのクオリティについては、ここではもはや説明不要。シンプルな面構えは“飽き”とは無縁で、永きに渡って活躍してくれることでしょう。
slouchy super buck ¥42,000+TAX

sukima
03-6447-7448

taiyo

歴史

長嶋太陽

平成生まれのティーン曰く、「昭和」は「歴史」なのだそうです。となると、フイナム編集部は、アシスタントの三浦を除いて全員歴史上の人物ということに・・・。そんなわけで、渋めの色味で揃えてます。

nonnativeノンネイティブのスエードスタジャン

少年と大人の間に。

つい先日28歳の誕生日を迎えて、いよいよ30代の彼岸がくっきりと見えてきました。そんな折に、心を掴んだのが〈ノンネイティブ〉のスタジャンです。シンプルでシックなのに、どこかフレンドリーな面持ち。スエードレザーにブラウンカラーを採用しながらも、艶っぽくなりすぎず、どこか少年性を残した仕上がりが絶妙。メタルのボタンや、リブのテンションといったディテールにも気が利いていて、リアルクローズという言葉を体現するものづくりに感心するばかり。「トレンド」にかっちりはまらない普遍的な一枚として、長い長い大人の階段をお供してくれる服と言えるでしょう。
¥110,000+TAX

vendor
03-6452-3072
http://coverchord.com/

TEATORA×BEAMSテアトラ×ビームスのコヨーテカラーシリーズ

セレクトショップの凄み。

新宿の「ビームス ジャパン」、もう行きましたか?6フロアから成る店内には、“日本”をテーマに気鋭ブランドのウェアはもちろん、民芸品や名産品、アート作品などがずらりと揃います。コンセプトと見せ方でさまざまなプロダクトに新たな価値を付加する。口をついて出るのは「良い仕事してますね・・・」というフレーズ。今回紹介するのは、そんな「ビームス ジャパン」のみで展開する、コヨーテカラーの〈テアトラ〉。インラインのひんやりしたモノトーンとは一線を画す、スタイリッシュで優しげなブラウンがグッドです。中綿のコートはまるで羽毛ぶとんのように暖かく、その機能については…もはや説明不要ですね。東京よりも、鎌倉や京都に似合う一着。ぜひセットアップで着用してみてください。
左から
¥68,000+TAX
¥64,000+TAX
¥30,000+TAX

ビームス ジャパン
03-5368-7300

NEATニートのコーデュロイテーパードパンツ

都合のいいパンツ。

お行儀がいいのに、堅苦しくない。〈ニート〉のパンツはそんな一本です。太畝コーデュロイの艶とビロードのような手触りは、足を通すだけで優雅な気分にさせてくれます。股上深めのテーパードシルエットながら、ウエストのフィットが絶妙によく、生地の余りやダブつきのないゆったりとした美しいシルエットを存分に味わうことができます。スニーカーにも、プレーントゥにも、ローファーにも合う、まさしく都合のいいパンツ。今年の秋冬はたくさんお世話になります。
¥30,000+TAX

NEAT
03-6455-1103

inov-8イノヴェイトのROCLITE295

落ち葉を踏みに。

さまざまな形容を許す秋。読書はむしろ夏の冷房と好相性なので、秋はアクティブに生きてみます。手始めに「朝霧ジャム」、そして「きのこ狩り」、隙あらば「トレイルラン」。そんなわけでチョイスしたのが〈イノヴェイト〉の「ROCLITE295」。トレイルランニングシューズとして開発されたこちら、その軽量性とグリップ、そして抜群の履きやすさからアウトドアシーンにおいても広く用いられています。ミリタリーのムードをまとうブラックとブラウンのソリッドカラーは、国内の限定店舗のみで展開されるリミテッドモデル。秋の落ち葉を軽快に踏みつつ、もちろん都会のアスファルトでもガンガン履きますよ。
¥14,500+TAX

デサントお客様相談室
フリーダイヤル 0120-46-0310

mura

いま気になっているもの。

村松諒

昔に比べて、買い物を楽しむことが少なくなった。仕事柄、展示会で買ったり、リサーチついでにショップで買ったり、オンラインストアで買ったり……、ドキドキハラハラしながら服を買うことがない。店で悩んだり、買うのを止めたり、やっぱり買ったり……、そういったストーリーもファッションを思い出深く、楽しくさせてくれることに繋がってくるのではないかと感じます。

eye COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN都会的な黒のダウンジャケット

この冬はこれで決まり。

2005年に誕生した〈eye コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン〉。毎シーズン、〈リーバイス®〉や〈ブルックス ブラザーズ〉〈ラコステ〉〈チャンピオン〉……など、時代を超えて愛されるブランドとコラボレーションを行い、ファッション感度の高い人たちから注目を集めています。写真は〈ザ・ノース・フェイス〉とタッグを組んだダウンジャケット。都会的な黒のデザインが新鮮で、胸元に刺繍されたブランド名も同色でまとめられています。また、内側にあしらわれた迷彩柄の生地がアクセントとなり、シックな表側とコントラストをなしています。着丈はやや長めで、シルエットはやや細身。この冬の主役としておすすめしたいジャケットに仕上がっています。写真のほかに、カーキと赤のカラーも展開。10月発売予定。
¥144,000+TAX

コム デ ギャルソン
03-3486-7611
http://www.comme-des-garcons.com/

J&M DAVIDSONJ&M デヴィッドソンのトートバッグ

品格漂うモダンなデザイン。

日々の生活のなかで欠かすことのできないファッションアイテムの一つ、バッグ。服と異なり、毎日持つものだからこそ、その人の個性や好みが特に表現されると思います。今回ピックアップしたのは、〈J&M デヴィッドソン〉のトートバッグ「テネシー L」。ボディにコットンリネンのキャンバス素材を用い、部分的にあしらわれたレザーがアクセントになっています。大きすぎず小さすぎない、程よいサイズ感で普段使いにおすすめ。平日のビジネスシーンにも、休日のちょっとした外出にも使える、便利なデザインに仕上がっています。取り外しができるショルダーストラップがついているので、2通りで持つことが可能。オールレザーのタイプも展開。サイズはW40×H36×D18センチ。
¥180,000+TAX

J&M デヴィッドソン 青山店
03-6427-1810
http://jp.jandmdavidson.com/

Atlantic STARSエアディムが別注したスニーカー

キュートで上品なデザイン。

イタリアのスニーカーブランド〈アトランティックスターズ〉は、1980年代のクラシックなランニングシューズから着想を得たという、どこか懐かしさを感じさせるデザインに特徴があります。靴の両サイドに施された、キュートな星形のマークがアイコン。ソールにはビブラム社製のものを使い、地面をしっかり捉えるグリップ力と耐久性も魅力です。さらに、職人が一足一足ハンドメイドで丁寧に作っている点も特筆すべきポイントと言えます。写真は、三越伊勢丹のメンズブランド〈エアディム〉が別注したモデル。ポップでカラフルな配色が多い〈アトランティックスターズ〉のスニーカーを、〈エアディム〉の上品なイメージに合うよう、全体のトーンを揃えたシックな配色でオーダーしたそう。飾っておきたくなるようなシューズボックスも印象的で、他とはちょっと違うスニーカーを探している人におすすめ。3色展開。
伊勢丹新宿店各¥35,000+TAX

伊勢丹新宿店
03-3352-1111
http://www.isetan.co.jp/mens
http://www.imn.jp/

SMYTHSONスマイソンの2017年のダイアリー

英国を代表するステーショナリー。

〈スマイソン〉を代表するアイテムであるダイアリー。ブランドの名を世間に広めたアイテムのひとつで、創業から8年後の1895年に初めて作られたそう。当時のものを原型とした写真左の「ソーホー ダイアリー」が、今でもロングセラー商品として人気を集めています。このひと回り大きいサイズは「パナマ ダイアリー」。一番小さいサイズ「ウェファー ダイアリー」は、手のひらサイズで上着のポケットに入れることが可能。英国王室のウィリアム王子が使っていたことでも知られています。3サイズすべて紙は、軽くて薄いフェザーウエイトペーパーを使用。さらにカバーは、耐久性のあるラムスキンを用い、使っていくなかで少しずつ味わいが増していきます。色は写真の「コバルトブルー」以外にも、ブラックやネイビー、イエロー、レッドなど様々なカラーを展開。美しい〈スマイソン〉のダイアリーで2017年を楽しんでみてはどう?
「ソーホー」¥36,000+TAX、「パナマ」¥9,400+TAX、「ウェファー」¥7,000+TAX

ヴァルカナイズ・ロンドン
03-5464-5255
http://www.vulcanize-lon.com/
https://www.smythson.com/

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