afecta meets URBAN RESEARCH





Interview With Buyers

佐藤祐輔
大学生時代からショップスタッフとして勤務し、卒業と同時に入社。2012年より「アーバンリサーチ」のバイヤーとして活動。バイイングのほかにオリジナルの企画や別注企画にも携わる。
バッグは機能もデザインもシンプルでミニマルなものがいい。
佐藤さんが普段使い用のバッグに求める機能やデザインはどんなものなのでしょうか?
佐藤正直、機能美がすぎるものは個人的にはトゥーマッチかなと思っています。ポケットとか多すぎても使いこなせないことが多いので…。仮にキャンプへ行ったりとか、そういうときは機能的なアイテムのほうが使いやすいのかもしれませんが、普段使いということを考えると、シンプルなほうがかえって利便性に長けると思いますね。
デザインに関してはいかがですか?
佐藤デザインもおなじです。過剰な装飾があるよりも、ミニマルなほうが好みですね。というのも、自分自身の普段のコーディネートはそんなに色使いが多い方ではないので。だから黒とかネイビー、あとはアースカラーのバッグが多くて、派手な色は使わないです。

佐藤さんは普段、どんなバッグを使っていますか?
佐藤A4とか、資料が入るサイズのバッグが多いですね。いろんなブランドさんの展示会へ行って買い付けをするのがぼくの仕事なので、そこで服の資料をいただくケースがやはり多いんです。あとは、移動も多いのがぼくらの仕事の特徴。だから、バッグも持ち運びの便利なものを使うことが多いですね。
なるほど。あまりにもバッグが大きすぎると、かえって身動きがとりづらくなると。
佐藤そうなんです。自分の荷物は最小限に抑えて、あとは資料を入れられる容量があるものが多いです。だから大きなバッグはあまり使わないかもしれません。使うとしたら出張のときですね。

その最低限の荷物はどんなものになるんですか?
佐藤書類用のホルダーやメモ、カードケース、PC、あとは移動のときに読む本など、仕事で使う道具はこれくらいでしょうか。あとは鍵や財布とか、生活で必要なものを入れる程度ですね。1日に何件も展示会会場を廻ることがほとんどなので、夕方ごろには資料でバッグがパンパンになることもあるんです。そういうときのためにエコバッグを持ち歩いて、かさばる荷物はそこに入れたりもします。
アイテムの見栄えとプライスとのギャップ。

「アーバンリサーチ」のバイヤーとして、バッグの買い付けを行う際に意識することはありますか?
佐藤そのバッグの特徴を見極めること、といいますか、どこがいちばんのストロングポイントなのか? というのを見つけるようにしています。ブランドによってそれは千差万別なので。同じ特徴をもつブランドばかりを揃えてもしょうがないので、店頭のランナップとのバランスをみながら、足りないものを補ったり、新しく特徴的なバッグを投入してみたり。そんなことを考えながらバイイングしています。
〈アフェクタ〉のバッグはどんなところがストロングポイントになるのでしょうか?
佐藤まず機能に関してちょうどいい、というところでしょうか。先ほどの話と重複するかもしれませんが、〈アフェクタ〉は普段使いに適したアイテムがたくさんラインナップしているんですよ。ポケットの数であったりとか、容量もそうですね。

佐藤あとは設計もシンプルでミニマル。例えばこのバッグなんかは、生地に使われているポリエステルの織の目が細かくて、キレイな印象があるんですよね。それにデザインに無駄な主張がないし、ブランドロゴの見え方も控えめ。だからモードなスタイリングに合いますし、ビジネスシーンにももちろんマッチする。非常に使いやすいアイテムですよね。
実際に店頭での反応はいかがでしょうか?
佐藤すごくいいですよ。いまお話しした内容と同じ理由で手に取る方が多いということと、〈アフェクタ〉はコストパフォーマンスがすごい高いんですよ。この3WAYのバッグで1万2000円。アイテムの見栄えと、プライスのギャップで驚かれる方がほとんどですね。同じような生産背景を持つブランドでも、ここまで手頃な値段でやっているブランドはないんです。だからお客さんとしても手を出しやすいんだと思います。
仕事をするときはこのバッグがあれば事足りる。

サブのコンパートメントには頻繁に出し入れする荷物を。仕事で使うメモやペン、あとは財布など。サブとはいえマチがしっかりとあるので、厚みのある荷物もしっかり収納できます。

もう一方のサブコンパートメントには、移動中に読む本やシューズのクリーンナップギアを収納。メインに入りきらなかったものをこちらに入れるのもアリです。
この3WAYのバッグに関して、アイテムの特徴を教えてください。
佐藤一見するとポケットの数は少ないんですが、コンパートメントが2層になっていて、サブのコンパートメントは左右の2部屋に分かれていて、中に小さなポケットがいくつかあるんです。だから細かな荷物はここに入れられるようになっていますね。

メインコンパートメントはご覧のように、仕切りが付いているので、仕事で使う書類や資料を仕分けて入れることが可能。サイドまでしっかりとファスナーがついているので、開きが大きいところもメリットのひとつです。
メインのコンパートメントも仕切りがあって使いやすそうです。
佐藤そうですね。PC用のスリーブもありますし、なかで書類も仕分けやすい。資料をたくさん持ち歩く自分にとってはありがたい機能ですね。あとはやっぱり生地が丈夫なので、都会で多少ハードな使い方をしてもいいし、ちょっとした雨であれば中身が濡れる心配もないのはうれしいです。
“3WAY”というところも魅力のひとつでしょうか。
佐藤バックパック、ショルダー、ブリーフケースとして使えるのは、お客さまにとって選択肢が多い方がうれしいと思うので、魅力のひとつだと考えています。シーンによっていろんな使い方ができますし。

佐藤さんご自身が使うとしたら、どんなシーンが想定されますか?
佐藤普段展示会に回るときはもちろん、出張や、セットアップを着た商談のシーンなんかにも使えそうです。仕事をするときは、このバッグですべてが事足りちゃいますね(笑)
あらゆるシーンやスタイルに応える3WAY仕様。

afecta MF-12J ¥12,000+TAX (アーバンリサーチ神南店)
張りのあるポリエステル素材でつくられた3WAYバッグ。バックパック、ショルダー、ブリーフケースと、3通りの使用が可能で、各スタイルへのスイッチングも簡単です。過度な装飾のないソリッドなデザインが、スーツを着用するビジネスシーンにもマッチします。
afecta
電話:06-6450-8165
ビーミング ライフストア by ビームス コクーンシティ店
埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-263-1 コクーンシティ コクーン2 2F
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