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八ヶ岳の大自然と音楽を謳歌した2日間「THE CAMP BOOK 2019」を振り返る。

気まぐれな天気こそ、キャンプの醍醐味。

八ヶ岳の大自然と音楽を謳歌した2日間「THE CAMP BOOK 2019」を振り返る。

去る6月8日(土)、9日(日)。大自然の中、音楽を満喫する野外音楽フェス「THE CAMP BOOK 2019」が「富士見高原リゾート」で開催された。第1回目から掲げる「共に学び・共に遊ぼう」というコンセプトの名の下、子供や犬を連れた家族、そして遊び心を忘れない大人たちが印象的だった。フイナム編集部が目撃したフェスティバルを味わい尽くす来場者たちの模様をレポートする。

  • Photo_Yuki Aizawa
  • Text_Hiroyoshi Tomite
  • Edit_Jun Nakada
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遊び方は十人十色。盛りだくさんのコンテンツで遊ぶ。

会場内ステージを往来する無料開放されたリフト。会場を一望できるだけあって大人気だった。

毎年場所を移して開催している「THE CAMP BOOK」。3回目となる今年の会場に選ばれた「富士見高原リゾート」は、八ヶ岳の麓に位置し、標高はおよそ1,300メートルの山間にある。会場付近は温泉が並び、ゴルフ、ハイキング、バードウォッチングなどのレジャーを楽しめるエリアだ。

新宿駅から中央線快速で、2時間足らずで会場最寄りの小淵沢駅に到着した我々。駅に着くなり山、間に囲まれた新鮮な空気に包まれた。さあ、いよいよ3回目のフェスティバルが始まる。

夏場に向けて植え込まれたお花畑とテント、そして往来する人々が自然に共存していた。

会場に到着するやいなや盛り上がりを見せていたのが、子どもたちのBMXトライアルタイムレース。そう、「THE CAMP BOOK」はアーティストのパフォーマンスだけではなく、沢山のコンテンツが用意されているのだ。

プロBMXライダー田中光太郎さんがプロデュースする「MOTELWORKS」でタイムトライアルに挑む子どもたち。

卓球台は、2日間通してほぼ埋まっていた。

こうしたコンテンツを満喫するのは、何も子どもたちだけに限らない。ポップアップストアで開催された1週間程度楽しめるヘナタトゥーアートを体験したり、エクステリアブランド「UNITE」では、ミニチュアのパーキングブロックフレームにアクリル絵の具を塗ってみたり。はたまたアウトドアブランドのアイテムが売られていたりと、アーティストとアーティストの合間に、時間を持て余すことはなかった。

ヘナタトゥーを入れる女の子。約1週間で消えるそうだ。

UNITEでは、オリジナルのミニチュアパーキングブロックフレーム作りに挑戦。

東京葛飾のオリジナルプリント専門店「Studio Locally」では、シルクスクリーンプリントを体験。

会場を巻き込んだ梅垣義明(WAHAHA本舗)のパフォーマンス。悲鳴と歓声が入り乱れた。

もちろんフードも充実。我々が堪能したのは「NAP BURGER」が提供する甲府ワインビーフを100%使用したハンバーガー。肉厚でお腹を満たしてくれた。

会場オブジェで遊ぶ子どもたち。

今年のステージは、3ステージ制。どのステージ付近にもキャンプサイトが用意されており、お目当てのアーティスト付近にテントを立てることができた。晴れ間がのぞけば、雨露がすぐに乾いて、地面に寝転べるような人工芝エリアのTEMPLE STAGE。陸上競技用トラックを開放したLODGE STAGE。メインステージとなるTHE HALL STAGEだ。

会場全体はコンパクトな作りで、会場の端から端までおよそ15分程度で往来できる。子供にも優しい絶好のキャンプスポットで、思い思いのスタイルでイベントを満喫していた。

充実したラインナップのライブから編集部では4つのアーティストに注目。ライブの様子をお届けする。

缶ビール片手に芝生の傾斜に寝転び、PUFFYを満喫する女の子(HALL STAGE)

晴れ間がのぞいて、人工芝で寝転ぶ大人たち。(TEMPLE STAGE)

1日目、夕暮れ時、折坂悠太(合奏)を待つ女の子たち。(LODGE STAGE)

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#THE CAMP BOOK
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