Take on your style of modernity.
「アバハウス 原宿店」の今季のセレクションは、夢をみるためのひとつの最適解でした。2019年秋冬のマインドセットは、フォーマルを尊重しながらも決まりごとにとらわれない自由なテンション。例えば、スーツスタイルのうえに何を羽織ったっていい。定型的なスタイリングのルールはますます解き放たれ、さまざまなスタイルは気取らずにオーバーラップしていきます。そんな最新のモダニティは、どんなロケーションにもフィットするに違いないのです。

左:〈ムーングース〉ダウンコート ¥130,000+TAX、〈アバハウス〉ジャケット ¥29,800+TAX、〈バグッタ〉シャツ ¥11,000+TAX、〈チルドレン・オブ・ザ・ディスコーダンス〉ジーンズ ¥36,000+TAX、〈ディマリア クラヴァッテ〉ネクタイ ¥11,000+TAX(アバハウス 原宿)、その他スタイリスト私物
右:〈ムーングース〉ダウンジャケット ¥95,000+TAX、〈ドロール ド ムッシュ〉ブルゾン ¥32,000+TAX、〈アバハウス〉タートルネック ¥6,900+TAX、パンツ ¥14,000+TAX(アバハウス 原宿)、その他スタイリスト私物




わき下がオープンになったアースカラーのニットベストは〈スーパーサンクス(SUPER THANKS)〉と〈メゾン・マルジェラ(Masion Margiela)〉より。ナイロンコートやテーラードジャケットにレイヤリングすると小気味よい対照的なテクスチャーに。〈アバハウス〉のロングコートはトーンオントーンがネイチャーライクです。
日本に本格上陸して間もないウクライナ発のダウン〈ムーングース(MOONGOOSE)〉は、超軽量かつ霜耐性のあるホワイトグースがフィルパワー700で仕立てられ、機能性に関して向かう所敵なしといったところ。マットなツヤ感のあるブラックフェイスには、スポーティでカラフルなスニーカー、ヴィンテージ布がパッチワークされた〈チルドレン・オブ・ディスコーダンス〉のデニムを。個性的なラインを描くボリューム感は、幾何学的な都市のランドスケープとも、風にたなびく稲穂ともよく似合うと思いませんか?
ドローコードの絞りやジップアップの位置で表情を変えるキャメルのフリースのパーカーとプルオーバーのフリースは、フランス南東部の街・ディジョンを拠点とするストリートブランド〈ドロール ド ムッシュ(Drôle de Monsieur)〉から。ふたりのデザイナーを触発し続ける地元の田舎街とファッション都市パリを往来するインスピレーションが独特なエスプリとなってディテールに宿っています。

左:〈ドロール ド ムッシュ〉プルオーバー ¥74,000+TAX、(アバハウス)ニット ¥13,000+TAX、シューズ ¥21,000+TAX、〈リーセンシィ オブ マイン アバハウス〉シャツ 19,000+TAX、〈インコテックス〉パンツ ¥30,000+TAX、〈タスティング〉バッグ 各¥18,000+TAX(アバハウス 原宿)
右:〈ドロール ド ムッシュ〉ブルゾン ¥110,000+TAX、〈アバハウス〉ニット ¥14,500+TAX、シューズ ¥26,000+TAX、〈リーセンシィ オブ マイン アバハウス〉シャツ ¥19,000+TAX、パンツ ¥15,000+TAX、〈タスティング〉バッグ 各¥18,000+TAX(アバハウス 原宿)


ぼくたちが身につけたいのは、新しいアーバンスタイル。その括り方が拡がればひろがるほど、男たちの遊び場のオプションもどんどん増えていくはずなのです。原宿のストリートでも、原宿からちょっと離れた自然のなかでも、等しく、きっと。

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