PROFILE

コラージュアーティスト、グラフィックデザイナー、『ERECT Magazine』アートディレクター。アパレルブランドや広告にアートワークやグラフィックを提供するほか、ライブ・イベント等のフライヤー、DVD・CDのジャケット、書籍の装丁など幅広く活躍。また、コラージュアーティストとして国内外での個展、グループ展に多数参加。
PROFILE

1983年ニューヨーク生まれ。東京育ち。学生時代からヴィンテージワンオフブランド「CHICO」を手がけ、現在は「mother」「VTOPIA」「TOWA CERAMICS」のデザイナーを務める。2015年、自身の父が1980年にアメリカで起業したヴィンテージショップ「DEPT」を再スタート。2019年にはフローリストの越智康貴さんと「DONADONA TOKYO」もオープンさせた。
旧・渋谷PARCOの廃材を多用した、大迫力のAKIRA展。

SPOT.1AKIRA ART OF WALL
場所:PARCO MUSEUM TOKYO(4F)
会期:〜12月16日(月)まで

eriさんは前日にフランスから帰国、河村さん翌日にフランスに発つというタイミングで行われた取材。
ー お2人はいままで、共演はありましたか?
河村:はじめましてですね。
eri:はじめましてですけど、共通の知人が多いから、もちろん知ってましたよ。いままで接点なかったのが不思議なくらい。
河村:本当にそうですよね。

オープン前、工事中の「渋谷PARCO」の壁に使われていたパネル。
eri:ここの作品って、夏まで「渋谷PARCO」の屋外で展示されてたものですよね? 天井があるところで見ると、より大きく感じる。
河村:実はいままでのもので、一番大きな作品なんですよ。
eri:制作大変そう…。
河村:デジタルでつくったんですけど、画面上で見ても縮尺がわからなくて(笑)。原寸で出力することが難しいから、けっこう大変だったんですよ。
eri:このパネル、このあとどうなっちゃうんですか?
河村:「渋谷PARCO」で保管してくださるみたいです。でも、『AKIRA』の椅子は、終わったら破棄しちゃうみたい。



『AKIRA』の椅子はフォトスポットにもなっている。
eri:えーもったいない。引き取ったらどうですか(笑)?
河村:作っといてなんなんですけど、家に入れるってまぁまぁ邪魔ですよね(笑)。
eri:嫌いになっちゃいそう。それはよくないね。電球が切れても変えなそうだし…。
河村:間違いない…。

パネル以外に、瓦礫やビニールなどの廃材も展示に用いられている。
eri:空間もディレクションされたんですか?
河村:そこは全部YOSHIROTTENにお願いしました。いろいろと相談しながらですけど。あと、瓦礫とかは「渋谷PARCO」の工事のときに出たものだったりするんですよ。
eri:へー。でもこれ、『AKIRA』好きはちょっと、たまらないかもですね。

最後に『AKIRA』の椅子に座ってパシャり。