圧巻の内装。足を運びたくなる仕掛けがいっぱい。
ー 「SNS」は内装にとことんこだわっていますよね。オンラインでスニーカーを買うのが当たり前になったいま、実店舗を持つ意味をどのように考えていますか?





凝りに凝った内装は圧巻。什器はすべてこのショップのために特別に制作した一点物。
眺めているだけでワクワクするものばかりだ。

店内にはプリクラも!? 他にも遊び心あふれる仕掛けが満載だ。
ネタバレになるので詳細はヒミツ。ぜひ実際に足を運んで自身で体験してほしい。
エリック:「SNS」がスタートした当初の売り上げは、オンラインと実店舗が半々くらいでした。でも、いまでは80%以上をオンラインが占めています。そのことをわかったうえで、あえて実店舗を構えるのは、自分たちのコンセプトをよりリアルに表現したいから。そして、来てくれたお客さんに特別な体験をしてもらいたいからです。限定のスニーカーをただ並べて売るだけのようなことは、私たちはしたくありません。
ー 内装や商品構成は都市によって変えていますか?
ペーター:はい、変えています。お店によっては、併設のバーでお酒を飲めたり、コーヒーを飲みながらゆっくりできたり。もちろん「SNS TOKYO」に関しても、内装はここだけのためにつくった特別なものですし、商品構成も他の都市とはまったく違います。
エリック:私たちは常に誰に対してもオープンなスタンスです。変な敷居を設けたくはありませんから。ハイプなスニーカー好きだけでなく、ベビーカーを押すママが来ても、もちろんOK。スニーカーが好きなすべての人に、ぜひお店に足を運んでもらいたい。そして、ここでしかできない体験を楽しんでほしいですね。


バックヤードのストックルームは、なんと外から丸見え。
そんなところからも「SNS」のオープンな姿勢がうかがえる。
目指しているのはスニーカーを通じた“世界征服”!?
ー 「SNS」の今後のヴィジョンを教えてもらえますか?
エリック:私たちが目指しているのは、控えめに言って、スニーカーを通じた“世界征服”です。もちろんそれはすぐに実現できることではありません。その土地のカルチャーをリスペクトしながら、じっくり時間をかけて進めていきたいと思います。
ー 最後に、愚問かもしれませんが、ふたりはいまでもスニーカーが好きですか?
ペーター:はい、もちろんです。
エリック:これまでも、これからも、私たちにとってはスニーカーがすべてです。

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