タイミング的にもすごく貴重な夜だったと思う。
ー 今回のショーに対して達成感のようなものは感じますか?
末安:達成感というよりも、一緒にやれてよかったというのはありますね。実は今日会うの5年ぶりくらいなんですよ。
飯田:そうだよね、ちょっと間が空いてるよね。

末安:展示会も終わって、パリコレも終わってるから、好きなことやれたっていうのが強いですね。切腹ピストルズに限らず、ミュージシャンってライブが延期とか中止になっているでしょう。そのなかでやってくれたからすごい感謝してますね。
飯田:20分弱のショーだったけど、その長さって集中するのにすごく適した時間だった。まだ自分で見てないからどうだったのかわからない。みなさんの顔を見てると成功したのかなっていう気はするけど。爽快感は感じましたよ、終わったあと。こうやって俺たちを呼んでくれたヒロくんを喜ばせたいし、期待に応えたいっていう気持ちがあったので。

飯田:あと、これまた昔話になっちゃいますけど、幕末にコレラが流行ったときに狼信仰も流行ったんですよ。俺らも狼信仰なんですけど。渋谷って宮益坂に神社があってその狛犬が狼を象っていたり、土地の名前もその神社からつけられてるんですよね。こういうご時世のなかで今回ヒロくんと一緒に渋谷という街の地下から音と一緒に放出できたのは、なかなかいい処方箋を出せたんじゃないかと思ってます。だからすごいよかったです。いろんな意味で動いている人は手繰り寄せ合うと思うし、なにかをしていると思いますね。
末安:そうだね。これがもう少し後の開催だったらできていなかったかもしれない。そう考えるとすごく貴重な夜だったと思います。

SHIBUYA RUNWAY
The Designer
Brand Name
KIDILL
Designer Name
Hiroaki Sueyasu
KIDILL AW20 Collaboration
Artist : Jamie Reid
Denim wear : EDWIN
Shoes : both
Knit wear : rurumu:
Live Music : SEPPUKU PISTOLS
Show Director : Taisuke Abe (5MEDIT)
Stylist : Tatsuya Shimada (TRON management)
Casting : Taka Arakawa (ALTER)
Hair Artist : Yutaka Kodashiro (mod’s hair)
Make Up Artist : Masayo Tsuda (mod’s hair)
Movie Director : Yusuke Ishida
Technical Director : Yasuyuki Abe (Y’s connection)
Japan Press : Keitaro Nagasaka (Sakas PR)
Host : Executive Committee of SHIBUYA FASHION WEEK
