PRODUCT 3_DESIGNED by Toyameg

The Dead Of Aloha ¥24,000+TAX
Toyameg
福岡在住のイラストレーター。ポップで毒のあるイラストが特徴。アダルト漫画のモザイク修正のアルバイトで、性的な絵を描くことに目覚める。2017年にはアトリエ兼ショップ「Palmhouse」を福岡にオープン。instagram@toyameg_
アーティストコメント
「誰に着て欲しいかと考えたとき、真っ先に浮かんだのがYonYonさん。女性としての凛とした姿や彼女の人柄が、とにかく素敵なんです。今回のシャツは、可愛くて強い、ちょっと小悪魔っぽい女の子に着てほしいと思ったんです」
Toyamegさんのお友達YonYonさん

ソウル生まれ、東京育ち。2012年にDJとしてのキャリアをスタート。アジアを中心に世界各国のクラブや大型フェスなどにも出演する。また、日韓を繋ぐプロジェクト「THE LINK」の立ち上げやラジオ番組のMCを務めるなど、幅広く活躍する。
ー YonYonさんは海外での活動も目立ちますが、やはり10歳まで韓国で過ごしたことが大きく影響しているんでしょうか?
YonYon:それもあるかもしれませんね。ただ、韓国のカルチャーに限って言えば、本格的に触れはじめたのは日本に来てからです。
ー それはどうしてですか?
YonYon:小学校のときに日本に来たわけですけど、日本にいるあいだも韓国系の中高一貫校に通っていたんです。韓国人の生徒しかいない学校だったので、校内で使う言葉も韓国語だし友達とカラオケで歌う曲もK-POPでした。そうすると韓国の情報にもたくさん触れられるようになって。
ー 次に楽曲制作についてですが、YonYonさんの手法は独特ですよね。
YonYon:そうですね。普段はDJが多いけど、楽曲制作はプロジェクト単位で行っていて、最近は客演をお願いされることも増えてきました。もとを辿れば、プロモーターとしてイベントを主催、支える側だったから、クラブやアーティストとのつながりも多くて。で、基本的な制作スタイルは複数のアーティストと共同で行うというもの。日韓のアーティストをつなげて楽曲制作するプロジェクト「THE LINK」が、その最たるものかな。


ー “つなげていく”ということは、YonYonさんの活動のアイデンティティであるように思います。
YonYon:去年の年末に家を掃除しているとき、中学のときの日記帳が出てきて、そこにも「自分が日韓の架け橋になりたい」というようなポエムが書かれていて。そんなことを書いたことなんてすっかり忘れていたのですが、無意識的に、その気持ちがいまの活動の原動力になっているのかもしれないですね。
ー シャツのイラストを手掛けたToyamegさんとも、そうしたつながりのなかで出会ったというわけですね。
YonYon:彼女のことを知ったのは、1年半くらい前に福岡でDJをしてたとき。その場に彼女はいなかったんですが「Toyamegっていうアーティストがいてさー」みたいな話だけ聞いていて。同時期に、別の友達からも「Toyamegってアーティストがいて、ヨンちゃん一緒に仕事したらいいと思う」と。そのときは会えず終いで東京に帰ってきたんですけど、そのあとに、福岡と大分のアーティスト同士を集めたイベント「Unknown」を企画するとき、せっかくならと、彼女にイベントのポスターデザインをお願いしてみたんです。会ったこともなかったから、SNSでコンタクトを取って。

ー そこでようやく対面できたと。
YonYon:いえ、まだ会えないんです(笑)。彼女には、そのイベントでDJもしてもらう予定だったんですが、都合が合わず急遽来られなくなってしまって……。そのあと福岡に何度か行くなかで、ようやく会ってからは、行くたびに予期せず会うようになりました。なんか、ご縁みたいなものなのかな。
ー ようやく会えたToyamegさんの印象はどうでしたか?
YonYon:とにかく人柄がよくて。最初にやりとりしたときも、会ったこともない私の話をすごく親身に聞いてくれましたし。だから、いつかなにかの形で、恩返ししたいと思っていました。
ー YonYonさんが思う、Toyamegさんの絵の魅力とはなんでしょう?
YonYon:ストリートに根ざして、かつポップな絵を描く女性ってなかなかいないじゃないですか。これはmegさんならではですよね。今後も一緒に何かできたらいいなと思っています。