Case 01
PROFILE
ファッション誌など中心にモデル業をこなす傍ら、地元である島根にて自身が手掛けるショップ「B.S.K.K」オープンさせ、東京と島根の2拠点を行き来きするデュアルライフを送っている。
@junya_kasuga

良いところ取りなライフスタイル。
ー まず今回着ている〈デウス〉の服を選んだ理由について教えていただけますか?
今日は自転車に乗る予定だったから、パンツは巻き込まないように細めの物。これは股上も深くないから漕ぎやすかったです。ジャケットもその薄い色のデニムに合うように選びました。コットン地で汗をかいてもベタつかないのがいいですね。柄シャツは普段からよく着ていて、サラッと1枚で着ても、それっぽくなるところが好きです。

ー 〈デウス〉は、春日さんにとってどんなブランドですか?
僕もサーフィンするので、昔からよく知ってるブランドです。最初はサーフとバイクのイメージが強かったけど、最近はスノーも入ってきたりと、ひとつのカルチャーだけじゃなく色々な点と点を結び付けることで、その人の生活だったりライフスタイルとしてトータルで提案できるのが〈デウス〉の魅力だと思います。
ー 春日さんも多趣味で、様々なライフスタイルやカルチャーを楽しんでらっしゃいますよね。
そうですね、釣りやスケートボード、サーフィン、自転車、トレイルラン、ヨガ、サップ…時間がいくらあっても足りない(笑)。飽き性なのもあると思うんですけど、ある程度まで道具を揃えて楽しんだら一旦寝かせて、またちょっと経ってからやってみたり。一度に全部やるのは時間的に無理ですからね。あと、全部上手いかと言われるとそうでもないんです(笑)。評価されたいと思ってやってる訳じゃなくて、ただ自分が楽しいからその時の気分で色々なことをやってます。
ー ご自身のショップ「B.S.K.K」をオープンさせた理由というのは?
最初は自分や友人とアウトドアアクティビティを楽しんでいる時に飲みたくなる美味しいコーヒーを作りたいと思って、焙煎を学んでコーヒー屋さんをオープンしました。それから少し経って、もっとお店を大きくしたいと周りに話していた時に、たまたま出雲大社の近くにいい物件が見つかって…、即決でしたね。最初はアウトドア関連のアイテムが多かったのですが、スケートのアイテムを増やしたり、ご飯屋さんも始めたり。それこそ多種多様な感じで、ここに行ったら何か面白いものがあるかも、という期待感のある店であって欲しいなって。観光客の人がいっぱい来るというよりは、自分たちが純粋に居心地が良くて、地元の人たちがたくさん集まってくれるお店にしていきたいですね。

ー そもそも東京と島根の2拠点で生活するようになったきっかけは何だったのでしょうか?
島根で友達と会社を立ち上げたことと、子供ができたことですね。子育てももっと自由でいいかなと思っていて。自分は目指すところが東京だったから、子供にも選択肢として東京に行くということを与えたかった。田舎に帰るというのも自分にとっては当たり前だったけど、東京の人はそれにすごい憧れますよね。東京に生まれるとそれもできないから。あとは、やっぱりいっぱい走れる方がいいし、いっぱい美味い空気を吸った方がいい。朝起きて散歩に行くにしても東京だと公園を目指すしかないけど、海や山といった自然にすぐ行ける環境はいいですよね。アウトドアでの遊びには困りません。
ー 東京と島根を行き来するようになって、得た気付きはありますか?
島根に3週間ぐらいいると、やっぱり東京が恋しくなります。誰とも連絡取らなくても駒沢公園のスケートパークに行ったら友達がたくさんいて、Sally’s Journey(三軒茶屋)へホットドッグを食べに来たら、またみんないる。島根だとみんな電話しないと集まってこないから(笑)。東京は狭い中に人がいっぱいいるから面白いんだと思います。

ー なるほど。これからもこの2拠点生活を続けていきますか?
まだ何も考えてないです。先を考えることはやめようと思って。島根に住所を移してちょうど1年ぐらいになるんですけど、山あり谷ありで大変。でも、今しかできないしいい経験だと思っています。60歳になってやれって言われても厳しいと思うので。東京での仕事も楽しいし、とりあえず今はいいとこ取りしてみようかなと思っています。