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スタイリストとユーチューバー。 2人が色付けるメゾンスペシャルのサスティナブルリメイクボトム。
CRAFT FASHION,CRAFT SUSTAINABLE

スタイリストとユーチューバー。
2人が色付けるメゾンスペシャルのサスティナブルリメイクボトム。

来たる6月24日(水)に「ニュウマン横浜(NEWoMan横浜)」に新店舗をオープンし、ますます勢いにのる〈メゾンスペシャル (MAISON SPECIAL)〉。そんな彼らが時を同じくして始動させたのが、“価値のある一点モノ”を届けたいというコンセプトを持つ「サスティナブルリメイクボトム」。今回は、スタイリスト丸山晃さんとユーチューバーなかむさんをゲストを迎え、オリジナリティあふれるデニムパンツを制作。それぞれのボトムに込められた両者の矜持、そして彼らが見出した受け継ぐ服の答えとは。

  • Photo_Takahiro Idenoshita
  • Edit_Shun Koda
  • Model_Ryo、Shunki
 

サスティナブルを体現するクラシックなチェックショーツ。  

PROFILE

丸山晃
スタイリスト

1977年長野生まれ。専門学校を卒業後、馬場圭介氏を師事し2006年に独立。さまざまなカルチャーを内包した独自の世界観をつくり出すクリエーションに定評あり。雑誌、広告、タレントとジャンルを横断して活躍中。

 

ー 今回のパンツ制作で、サクサクとアイデアを出されているのが印象的でした。なにをイメージされたんでしょうか?

最初にサンプルを見せてもらったときに、ウエストにあしらわれたデニムの切り替えが気に入って。デニムにクラシックなチェックのジャケットを合わせるのは、ぼく自身よくやるスタイリングなので、絶対に相性いいだろうなって思いました。

ー どこかロンドンのトラディショナルを感じさせますよね。

そうですね、少しイギリスぽさがありますよね。生地もヤワなものではなくてハリのあるウールを選んでよかった。ヤワなやつだと立体的なシルエットにはなかなかならないんですよね。フルレングスだと少し重くなってしまうかもだけど、ショーツだと少し厚手でも大丈夫ですし。

 

ー 丸山さん自身もよくチェックを着られますか?

好きですね。最近は赤いタータンチェックのパンツやブルゾンをよく着ていて。チェッカーズ的な懐かしさがあって、なんかいいんですよね。しかも意外と合わせやすいんですよ。それにぼくは全身黒ってスタイルがあまり好きじゃないです。トップスが黒だったら、ボトムには明るい色を持ってきたりメリハリが効いている方が惹かれるんですよね。

ー 丸山さん=イギリス・ロンドンのようなイメージがありますが、それはご自身としても意識されているんですか?

いや、今回連れてきたモデルの2人みたいなもんですよ(笑)。好きなことをしていたら、周りがそういう風に思ってたって感じです。

左:〈メゾンスペシャル〉クレイジーパターンラグランテーラードジャケット¥28,000+TAX、サスティナブルリメイクウエストデニムMIXショーツ by丸山晃(ブラウン)¥13,000+TAX(メゾンスペシャル)、その他スタイリスト私物
右:〈メゾンスペシャル〉クレイジーパターン無地プライムオーバーCPOシャツ¥16,800+TAX、サスティナブルリメイクウエストデニムMIXショーツ by丸山晃(グリーン)¥13,000+TAX(メゾンスペシャル)、その他スタイリスト私物

ー 生地を決めた段階から、モデルの提案をしていましたが、すぐにスタイリングのイメージが浮かんだんですか?

そうですね。ちょっとパンキッシュな方がハマりやすいだろうなって思いました。ワイドショーツなので、ヌケ感が上手く表現できるかなって。ウエストのデニムもクラッシュ感があっていいですよね。

ー 一方でシンプルな服装にも合いそうです。

うん、絶対そうですね。ボトムがワイドだから、トップスはタイトにしたり。派手じゃないチェックだから、どんなアイテムとも相性良いですよ、きっと。

ー 今回のレングスは7cm短く調節されていました。これは丸山さんがよく穿く丈感なんですか?

そうですね、だけどぼくが穿くならもう少し短くするかもしれないです。ひざ上くらいがなんかしっくりくるんですよね。子供っぽくなりすぎないというか。センタークリースが入っているので、品もあって、我ながら上出来ですね。

ー 普段から撮影衣装をつくられていますが、今回のようなアイテムとはまたアプローチが異なってきそうですね。

撮影衣装は少しやり過ぎるくらいの方がいいんですよ。足し算的な考え方をするというか。でも今回みたいなデイリーに着るアイテムは引き算が大事だと思っています。衣装だけじゃなく気に入ったシルエットのパンツがあれば、自分で生地を選んで職人さんにパターン引いてもらってイチからつくってもらったりもしますね。一度パターンを取ってしまえば、割とすぐ仕上げてもらえるんで、いいですよ。

ー まさにフルオーダーですね。服づくりとスタイリングは頭の使い方も違ってきそう……。

いや、意外と頭の使い方は変わらないですよ。ただつくる方が緊張しますね。時間があれば、修正できたりするんですけど、大概は一発勝負。仕上がってきたときに、少しニュアンスが違っていたりすることもあったので毎回緊張感はハンパじゃないです。特にレディースなんかは未だにドキドキしてますね。

ー 今回も一発勝負でしたが、出来上がりはいかがでしたか? このパンツは兵庫県にいる1人の職人が一本一本手作業で縫製しています。それゆえに大量生産できませんが、かなりクオリティが高いように感じました。

あ、そうなんだ。結構細かい仕事してるなって感心してたんですよ。サイドも切り替えられていて、ここがアクセントになっている。出来上がりとしては完璧ですね。というか、生地を選んだ段階で、「あ、これはいいの出来るな」って確信をもってました。生地のルックスもいいですし、ハリのある感じがインポートブランドっぽくて。これはヴィンテージになれる生地ですね。ワンシーズンでダメになる服と、ワンシーズン着てから風合いがよくなる服ってあるじゃないですか。このパンツは後者なんじゃないかな。そういった意味でサスティナブルを表現できてたら嬉しいです。

サスティナブルリメイクウエストデニムMIXショーツ by丸山晃 各¥13,000+TAX

ワイドなショーツをベースに、丸山晃さんがセレクトしたグリーンとブラウンのチェック柄のウールで制作。厚手でハリのある生地感ゆえ、裾にかけて広がるワイドなシルエットを形成している。ウエスト部分はユーズドのデニムパンツを解体し、アクセントに。サイズは44、46、48で展開。
6月24日(水)にオープンする「ニュウマン横浜(NEWoMan横浜)」にて、数量限定でリリースされる。

INFORMATION

MAISON SPECIAL 青山店

住所:東京都港区南青山5-4-41
電話:03-6451-1660
時間:12:00〜20:00

MAISON SPECIAL MEN新宿店

住所:東京都新宿区新宿3-38-2 新宿ルミネ2 5F
電話:03-6304-5022
時間:11:00〜20:00(土日祝〜19:00)

MAISON SPECIAL NEWoMan横浜店

オープン日:6月24日(水)10:00〜20:00
※6月24日(水)〜28日(日)
一部予約制・入場制限あり

住所:神奈川県横浜市西区南幸 1-11 NEWoMan横浜 5F
電話:045-534-5410
時間:11:00〜20:00(土日祝〜19:00)
当面の間は短縮営業になります。
※通常営業:10:00〜21:00(土日祝〜20:30)

MAISON SPECIAL OFFICIAL

www.maisonspecial.co.jp

Instagram:@maisonspecial_men

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