オープンに合わせて発売された限定アイテム。
「グラフペーパー 京都」のオープンに合わせて用意された限定アイテムたちをご紹介。どれもオープン後まもなくソールドアウトしてしまった代物ですが、染色や素材選び、シルエット等々、プロダクトの端々から〈グラフペーパー〉のこだわりが垣間見れます。

S/S Oversized Tee for KYOTO sold out
旧式の吊り編み機を使用し、ゆっくりと度目を詰めながら丸胴ボディに編み上げた、ブランドを象徴するオーバーサイズTシャツを、店舗をつくる際に出る建築古材を染料にして、奥深いブラウンカラーに染め上げた一枚。

Wide Stripe Wool Cook Pants すべてsold out
日本最大の毛織物産地である尾州でつくられたブランドオリジナルのウール地のシェフパンツ。ゆとりを持たせたワイドテーパードシルエットで、ベルクロで着用可能なイージーパンツ仕様に。見た目はもはやスラックス。

LOOPWHEELER for Graphpaper(KYOTO LIMITED)
Raglan Sweat, Half-Zip Parka, Full-Zip Parka すべてsold out
すでに定番化している、日本屈指のスウェット〈ループウィラー〉と〈グラフペーパー〉のコンセプトを融合させたビッグシルエットシリーズの京都店オープン記念モデル。毎シーズン買い足す熱狂的なファンもいるほど。
ハブとしての京都と、これから。

ー まだ京都店がオープンしたばかりですが、次に出したい場所はありますか?
南:関西圏に出すつもりはありませんが、他のエリアは考えてますよ。
ー 現在、自身のブランド、お店、他ブランドのディレクションなど、多岐にわたって活動されていますが、いま現在興味のある矛先はどこに向いているんでしょうか?
南:正直コロナが来たことによって、暮らし方や仕事の仕方、日々の生活意識が変わりました。その中で、不便に思うこともあるんですけど、逆に僕らみたいなソフト側の人間で、同じ感覚を持っている人たちが集まればおもしろいことができるんじゃないかなって漠然と思っています。具体的に何かって言われるとまだ分かりませんが(笑)
ただ、仕事する場所や空間がどんどん消えていくのかなって。誰もがzoomのようにオンラインで打ち合わせができると分かってしまった以上、わざわざ東京にいる必要はないし、住む場所すらどこでもよくなりましたから。
ー もはや大きな事務所を構える必要はないと。
南:というよりも、個人的にはいろんなエリアにハブを作れたらいいなって。元々僕の会社の構想がそうなんですけど、国内に限らずいろんな場所にハブをつくることで、その地に根付いたローカルな情報や人とすぐに繋がることができるし、逆に僕が繋げることもできる。そういうスタイルが、この世の中になったことでより加速化できるんじゃないかなって思っています。
ー そうなるとお店の在り方も変わってくるかもしれないですね。
南:実際に行ったり会わないとできないことが明確になりましたからね。しかも、それがとても尊いことであったりするわけで。だから先ほど話にあった“わざわざ行きたいお店”って何なのかを模索し続けることが今後より一層大切になってくると思います。京都店もお客さんと一緒により良いお店づくりを目指しますよ。