舌を巻く充実したAORのアナログ盤を掘るに掘る。

SPOT.2ボンジュールレコード
音楽を中心としたライフスタイル提案型ショップのパイオニア。京都店では代々木上原にある「Adult Oriented Records(通称AOR)」の弓削 匠氏がセレクトする、ジャパンシティポップのレコードが満載。
場所:新風館1F
電話:075-211-3730
www.bonjour.jp

ー 次は田中さんが楽しみにされていた「ボンジュールレコード」ですね?
弓削くんが集めたレコードが京都で見られるのが魅力。やっぱりアナログ盤がズラッと並ぶのは、レコード収集家の僕からすれば胸アツなんですよ。
ー 弓削さんのお店「Adult Oriented Records」には、FPMの中古レコードを扱っているんですよね?
そうなんですよ。弓削くんの審美眼はかなりのもので、「ボンジュールレコード」でもやっぱりその実力が発揮されていますね。山下達郎さん、竹内まりやさん、大瀧詠一さん、細野晴臣さんといった大御所にはじまり、超マイナーな盤まで、掘り甲斐がありますね!
ー そのなかでも、田中さんが気になったのはどのタイトルですか?
これです! 映画『マルサの女』のサントラ。今までレコードでは聴いたことなかったけど、おなじみのサックスのメロディーが耳に残っていて、ついつい手に取ってしまいました。視聴してみて大正解。実はリズムトラックがDJユースでした。

レコードが埋まったラックの中から取り出したのは、名作映画として知られる『マルサの女』のサウンドトラック¥5,500+TAX。映画をご覧になった方には周知の通りですが、金・愛憎・権力にまつわる作中の臨場感を映し出す数々の名曲が収録されています。
ー レコードだけじゃなく、ヒップホップグッズの世界的コレクター・DJロスワンが手がける〈ラップティーズ(RAP TEES)〉、下田法晴さんがデザインする〈ポエトミーツダブワイズ(POET MEETS DUBWISE)〉といった、音楽と密接にリンクするアパレルも充実しています。
どれも洒落れてるグラフィックTばっかりで目移りしてしまいますね。
ー 特に田中さん的にビビッときたのは〈リチャードソン(Richardson)〉ですか?
今となっては貴重な1号目(2冊所有しているそう)からすべて集めているので、やっぱり気になってしまいますね。

ー 書籍は非売品ですが、アパレルはTシャツに加えてジャケット、スエット、ハットとかなりのボリュームです。
それと僕も持っている「ボンジュールレコード」のオリジナルスエットとTシャツも必見ですよ。
ー 蓄光テープを縫い付けたデザインですよね?
まさに夜遊び仕様(笑)。暗闇でも目立つので、いつかこれを着てパーティに参加したいですね。

オリジナルのスエット¥9,800+TAX、Tシャツ¥5,800円+TAX。暗闇で光を放つ蓄光テープを首元に施したGlow In The Darkシリーズの京都バージョン。