わびさびを感じさせる大人なかき氷に舌鼓。

SPOT.3お茶と酒 たすき 新風館
四季折々の京食材を使い、クラシカルなかき氷がラインナップ。さらに新風館店では、かき氷のテイクアウトも実施。またここだけの限定メニューとしてさけ氷やお茶のカクテル、京都のクラフトビールなども楽しめる。
場所:新風館1F
電話:075-744-1139
tasuki.pass-the-baton.com

ー 小谷さんは京都はよく来られますか?
おばあちゃんの田舎が京都の舞鶴で、子供の頃からよく来てました。それと喫茶店も多いので、大阪に行ったついでに京都にもふらっと足を運んだりしていました。でも頻繁に来るようになったのは大人になってからですね。京都だったら「喫茶 ソワレ」とか、「築地」とかが好きです。
ー どちらの喫茶店も京都らしい風情がありますよね。最後に来たのが、「お茶と酒 たすき 新風館」。京都の四季折々の素材を使ったかき氷が楽しめる一軒です。煎茶ジンライムという氷がここ限定メニューだそうです。
甘さ控えめで美味しい! ライムの爽やかなフレーバーや青山椒の香りがいいですね。青山椒ってスイーツにも合うんですね、甘味が引き立ちます。

さけ氷 煎茶ジンライム〜青山椒仕立て〜¥1,020+TAX
風味豊かな煎茶のなかに、ジンライムのさっぱり感、青山椒のほんのりとしたスパイスが香る一品。シャリッと口どけ滑らかな氷と相まって、買い物の疲れを癒してくれる。
ー 清涼感のある味ですよね。お膳に乗ってサーブされるのも品があって、写真映えしますね。
はい、ショッピングの休憩にもぴったりですね!
ー 小谷さんは京都の思い出はありますか?
「京都みなみ会館」が一時閉館(2019年にリニューアルオープン)すると聞いて、仕事で大阪に行った際にそのまま映画を観に行きました。「京都みなみ会館」のことはずっとインスタで見ていて、気になっていたんですよね。
ー アットホームな雰囲気ですよね。
そうですね。いつか行きたいと思っていたので、やっと行けて嬉しかったです。街の人たちに愛された劇場なんだなと感じました。今日行ったどのお店もそうですが、京都は昔からあるものを残しつつ、それを活かしながら新しいものを取り入れてるじゃないですか。それってさまざまな人の想いが融合されているように感じるんです。とにかく新しくすればいいという考え方が昨今いろんな場所で起こっている中で、こういう文化の継承のされ方は素敵だなと思います。

ー 温故知新と言いますか、古きに敬意を払っている感覚が伝わってきますよね。この「新風館」も昔の外壁を活かしながら、新しさを取り入れられています。
そうですね。不思議と足を踏み入れたときに安心感がありました。それにそういう古くからあるものの良さを街の人たちが理解しているというのも素敵だなって思います。そういうアイデンティティがあるのは羨ましく思いました。ぜひまた来てみたいです。
