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目利きがつくって、目利きが唸ったモノリスというブランドについて。
Talks about MONOLITH

目利きがつくって、目利きが唸ったモノリスというブランドについて。

今年11月、〈モノリス(MONOLITH)〉という新しいバッグブランドが立ち上がりました。ディレクターを務めるのはファッション業界では知らぬ人がいない「ムロフィス」の代表、中室太輔さん。〈モノリス〉の魅力を第三者の目線で語ってもらうべく、中室さんが指名したのは〈テアトラ〉のデザイナー、上出大輔さんでした。

バリスティックナイロンには抗いがたい魅力がある。

ー 〈モノリス〉についてもう少し伺いたいと思います。素材はバリスティックナイロンですね。

中室:できるだけ軽くしたいと考えて、中空糸の「CORDURA® BALLISTIC Hollofil AIR™」を選んでいます。ただ、ライニングを貼っているし、芯材も入れているからどうしても重くなるんですけど、内部まできちんときれいに仕上げたかったのでそこは譲れませんでした。

上出:“神は細部に宿る” という表現があるように、ぱっと見では見えないところこそ、真の見せどころだとぼくも思います。素材の選び方にしても、先進的な素材を使うとか、雰囲気を変えるためにテイストの異なる素材を使うとか選択は無限にあるけど、ここでも中室の “あえてしない” を感じる。

バリスティックの選択は例えるなら、古い年代のクルマには昔のままの塗装の方がしっくりくる、みたいな中室の視点だと思います。

全然上手く褒めれていないかもですが、こんな偏った考察で大丈夫でしょうか?(笑)

中室:上出さんからはこういうお話を聞きたかったので大丈夫です!(笑)

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