PROFILE
1982年生まれ。本庄克行氏に師事後、2011年に独立。メンズファッション誌を中心に、広告やカタログのスタイリングで活躍中。キャンプや登山などアウトドアにも造詣が深いことでも知られ、2018年よりビデオグラファーとしても活動をスタート。趣味はスケートボードで、最近はサーフィンに夢中。
Instagram:@stylistsasaki/
年齢と共に変化する食生活と、お酒の楽しみ方。
ー 普段からお酒は飲みますか?
佐々木: 昔から好きで飲んではいるんですが、体質改善に取り組んでからは、お酒を含め食生活がかなり変わりました。最近だとビールは一切飲まず、テキーラとブランデーをよく飲みます。そもそも強くはないので少量ですけど。
ー どんな時にお酒を飲むことが多いですか?
佐々木: 最近は家でご飯を作って食べるときに飲んでいます。晩酌みたいなものですね。
ー みんなで集まってワイワイ飲むことはないんですか?
佐々木: 昔は毎日のように友達と飲んでましたけど、4年前に品川区に引っ越してからはかなり減りましたし、それこそ今はコロナの影響もあってほぼないですね。
ー そもそもソロキャンプの経験は?
佐々木: 複数人のキャンプは数えきれないほど行ってるんですが、ソロは今回が初めてなんです。ただ、以前から興味はあって、時間ができたら行きたいとは常々思ってました。
ー なるほど。佐々木さんがソロキャンプに求めるものって何でしょう?
佐々木: キャンプ地までクルマで向かうときから、テントを張って、ご飯を作って寝るまで、そのすべてを自分の時間の中で行うことでしょうか。誰にも邪魔されず、自分の好きなように過ごすこと。しかも、それが自然の中っていう非日常感もいいですよね。
ー たしかにずっと都会で生活していると、自然の中に身を置きたくなる気がします。
佐々木: 本当にそう思います。あと、自然と向き合うっていう意味ではサーフィンも似ているかもしれません。友達と行ったとしても海の上ではひとりですから。自分の存在を改めて思い知らされるっていう。
ー ひとりで飲むようになってご自身の変化はありましたか?
佐々木: 量より質を気にするようになりましたね。それこそ20代の頃はひたすらビール飲んでましたから(笑)。でも、30代になって自分や周りの環境が変化するにつれて、お酒の種類も変わりました。やっぱり美味しい方がいい。ご飯屋さんを探すのと同じですね。
ー バーボンやウイスキーのイメージはどうですか?
佐々木: 今は好きですけど、昔はもっと年取ったら飲むものっていうイメージでした。バーのカウンターで、丸い氷が入ったグラスに入れてロックで飲むみたいな。まぁ僕もそれなりに年を取ったってことですね(笑)。
ー それ、なんとなく分かる気がします(笑)。でも、最近はハイボールの後押しもあって、居酒屋の定番ドリンクになるほど身近な存在になりました。
佐々木: たしかにそうですね。20代の人にとっても、いい意味でハードルが下がっているんじゃないでしょうか。
ー ちなみに〈ワイルドターキー〉はご存知でしたか?
佐々木: もちろんです。以前ハイボールにハマっていた時期があって、色々なウイスキーを買っては試していて。その時はまだ“アメリカのウイスキー”というぐらいの認識でしたが、〈ワイルドターキー〉も飲んでましたね。
ー 1杯目はハイボールです。率直な感想はいかがでしょうか?
佐々木: めちゃくちゃ美味しいですね。ちょっと甘味もあるのかな。口の中にずっと残り続ける残り香のようなものも、いつも飲むハイボールとは違う気がします。