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Shopping Addict 2020 Dec. 〜編集部員のお気に入り〜 後編

Shopping Addict 2020 Dec.
〜編集部員のお気に入り〜 後編

2020年のショッピングアディクトもこれがラスト。誰しもに試練が訪れた一年となりましたが、この企画が皆さんの楽しみになっていれば幸いです。今回はフィナーレに相応しい20のアイテムをピックアップ。今年の買い物納めに、そして新年のゲン稼ぎにいかがでしょうか。それでは良いお年を!

黄田駿
脇山修平
須藤結理
竹田崇真
柴山英樹
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黄田駿

村上飛車角抜きで斉藤。

マヂカルラブリーさんの優勝で幕を閉じたM-1グランプリ。ブログで散々予想していたものの、結果は大ハズレ。一人のお笑い好きとして恥ずかしい。。だけど、目頭がアツくなりました。ちなみにタイトルは野田クリスタルさんの相方・村上さんの本来の芸名。そりゃ優勝しますわ。

iI

アイのタートルネックニット

愛しさと切なさと耳が痛いしさ。

日増しに寒くなりますが、チャリンコライフは未だ継続中です。指先はなんとか耐えられるものの、耳がキンと冷たくなるのはどうにも苦手です。かと言って、三十路の青年が耳当てをするのもどうかと思うのです。そんなこんなで「これ、ええやん」となったのが、今シーズンからスタートしたレディースブランド〈アイ〉のタートルネックです。こうやって見ると、なんの変哲もないように思えますが、ネック部分が異様に長いのです。首を覆い隠すどころかフードのようにすっぽり被れるほど。その長さがゆえに首にたまる感じも良くて。レディースブランドですが、ゆったりとしたサイジングのため、メンズが着ても全く問題なし。息苦しさはなくても、包容力と愛くるしさはひと一倍あるニットです。
¥28,000+TAX

URBAN RESEARCH BUYERS SELECT
URBAN RESEARCH BUYERS SELECT サイト
Instagram:@ii_official_2020

FACETASM

ファセッタズムのオルテガMA-1

不純物のないカオス。

写真家・映像作家の奥山由之さんと〈ファセッタズム〉によるプロジェクト「TOKYO SEQUENCE」。刹那的に変化する東京という街を舞台に、時代のトップランカーたちを活写しているんですが、そういった個性的な被写体と相対しても目劣りしない力強さが〈ファセッタズム〉にはあります。このブランドを表現する際に用いられる“東京”というキーワード。言い換えるなら“カオス”でしょうか。さまざまな文化や意思が渾然一体となったカオスも、落合さんのフィルターを通すことでマイナス的な不純物が取り除かれ、実にクリアな服に仕上がっています。このオルテガを落とし込んだ一着もまさにそうで、トライバルとミリタリーが違和感なく溶け込んでいます。ファッション視点で見る「TOKYO SEQUENCE」もなんだかおもしろいのです。
¥78,000+TAX

ファセッタズム 表参道
03-6459-2223
オフィシャルサイト

Johnstons of Elgin

ジョンストンズ オブ エルガンのリストウォーマー

指先にドラマがある。

毎年のように買っているカシミヤ100%のリストウォーマー。チクチクしないし、スマホも触れて、タイピングだって難なくできる。それに指輪をはめたままでも付けられる。そんな言うことなしのところに惹かれるわけですが、毎年買うのには理由がもう一つ。毎年のように落とすんですよね。紛失と購入を繰り返し築き上げた山はブラック、ネイビー、ブラック、ネイビーと色層を形成しています。要するにダークトーンばかりを買っていたということ。今年も例に紛れず紛失済みなのですが、今年は気分展開に明るいカラーに手を出したいのです。コートの袖口から覗く色ってなんだかドラマチックで素敵。それに目立つ色なら無くすはずもなさそうです。
¥9,000+TAX

ジョンストンズ オブ エルガン
オフィシャルサイト
johnstons.jp

Rebu Ceramics

レブ セラミックスのバスケットボールベース

お花一輪、スラムダンク!

生活様式もガラッと変わり、趣味趣向にも変化が訪れた2020年。相変わらず服は好きですが、今年はインテリア方面に比重が傾きました。そのなかでもハンガリーのセラミックアーティスト、レベッカ・ラッツの手がける〈レブ セラミックス〉は、ぶっとんだ発想のアイテムばかりで夢中になっています。上石神井「OKP STORE」で展開されているフラワーベースは、その真骨頂です。歪なフォルムとユルいタッチで描かれたバスケットボールが積み上げられたデザイン。どんなメッセージ性があるかなんて考察せず、ただなんとなくピースフルでハッピーな魅力にあふれています。花を活けても、そのまま飾っても良さそうですが、マイケル・ジョーダンのぬいぐるみでもぶっ刺そうかと画策中です。
¥15,000+TAX

OKP STORE
オフィシャルサイト

脇山修平

ボディメイク。

最近、体が鉛のように重いです。痩せ型なので体重的な問題ではないと思うのですが、とにかく体を動かすことが少なすぎて錆びついていっている気がします。自転車通勤で少しは動かしているつもりだったんですが、全然ダメですね。少しだけでも何か運動をしようかと思案中です。

JOHN SMEDLEY

ジョン スメドレーのタートルネックニット

これなら大丈夫かも。

寒くなってくるとタートルネックの出番。と言いたいところですが、ずっと着ていると蒸れたり、首が痒くなったり、しまいには荒れてしまうことがあるので、好きなように選べなかったりします。ハイゲージやフワフワのカシミアを着ればいいんですが、あまりキャラではないですし。ワガママばかり繰り返した後に、これならと思えたのが〈ジョン スメドレー〉です。ハイゲージニットが得意なイメージがありますが、これは7ゲージのハニカム編みというブランドの中では少し王道を外れたアイテム。触り心地はサラッとしていて蒸れなさそうだし、着てみるとビヨーンと伸びてくれてノンストレスな着心地です。素材は定番として知られる30ゲージや24ゲージのニットと同じくメリノウールなのですが、こちらの方が気楽に着れそうな感じも◎。カラバリは写真のブラック以外に、グレーとネイビーという定番カラーで安心感抜群ですね。
¥44,000+TAX

リーミルズ エージェンシー
03-5784-1238
www.johnsmedley.jp

SHURE

シュアのヘッドホン

どこででも、良い音を。

音楽を聴くときに最も使用するのはイヤホンです。次にスピーカーで、その次にヘッドホン。そんな使用頻度なもんで、たまにヘッドホンを使うと細かな音まで聴こえて少し感動します。イヤホンとスピーカーはすでにワイヤレス化していたのですが、ヘッドホンはいまだ有線のまま。それは細かい音まで聴きたいのに、コーデックによって圧縮され、音が悪くなったら意味がないと思っていたから。でも、〈シュア〉が今年5月に発売した初のノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスヘッドホン「AONIC 50」は想像以上の音でした。出合いは新色のホワイトを追加し、値下げされた11月。一聴してモニターライクのクリアな音と解像度の高さを感じ、さすがプロ用機材で名を上げてきた〈シュア〉だと納得しました。しかも、ワイヤレス接続だけかと思っていたんですが、有線でも聴くことができるとは…。ノイキャンと相まって一人の世界に没頭できますよ。
¥41,500+TAX

シュア
www.shure.com

TOKYO SANDAL

トウキョウ サンダルのサンダル

ちょっとそこまで。

少しの外出には冬でもついサンダルを履いて出てしまいます。例えばコンビニに行くときとか、銭湯にいくときとか、スーパーにいくときとか、そんなときです。そういう気軽さに慣れてしまうと、普段からサンダルで外出したいと考えてしまうこともあるんですが、季節は冬。どんな靴下を履いていようが、長時間外にいると寒いなんてもんじゃありません。それならファー付きならどうかと、〈トウキョウ サンダル〉のラビットファー付きのサンダルをチョイス。ここのサンダルは、ソールが立体的に作られていて長時間履いても疲れにくい作りだし、ソールの交換もできるから長く履けそうだしで、良いことづくめ。足早に歩いたら運動不足も解消されて、足先も暖かくなる、はず! と言っても、冷え性なんでソックスは厚手のメリノウールですかね。
¥49,800+TAX

ザ ブーツ ショップ
03-3843-0833
craftbank.net/tokyosandals/

ITTI

イッチのバッグ

気軽に使えるレザーバッグ。

バッグ選びって難しい。できるだけモノは減らしたいのに、革がいいなと思ってしばらく持っていたら、ナイロンのバックパックが使いたくなるし、トートも良いし、サイズは…なんて悩み放題。そんなのを繰り返していると、ちょうどいいバッグって永遠に見つからないんじゃないかと思ってしまいます。で、結論は一つですべてを解決しようとせずに、別用途のバッグを何個か持っておくことで、精神的に健康体で過ごせるかなと。この〈イッチ〉のバッグは柔らかなシュリンクレザーを活かすようにつくられた、裏地なしの良い意味でぺろんとしたワンショルダーバッグ。バケツ型でインナーポケットが一つだけ付いたざっくりとしたつくりは、荷物をポイポイ気にせずに入れられからズボラな自分でも使いやすいし、財布を出し入れする電車移動時なんかに便利です。扱いが雑なので白は気が引けちゃうんですが、このサイズとデザインならエコバッグ的な気分で汚れを気にせずに使ってみたいと思います。
各¥22,000+TAX

イッチ
03-5413-6377
itti-tokyo.jp

須藤結理

ロイホはぜんぶ最高。

平日の昼間に行くロイホが好き、特に馬事公苑のロイホがいい。環七のロイホもいい。あの車の忙しなさが逆に乙だったりする。このあいだは国立のロイホに行った。2階から見る安いイルミネーションがよかった、りんごのパフェも美味しかった。いまのところロイホはぜんぶ最高。

MONTMARTRE NEWYORK

モンマルトルニューヨークのスカーフ

思想を編む。

いかついMA-1のそのハッとする内側のオレンジとか、しゃんとしたコートの意外な機能ポケットとか、そういう類のものが好きです。室内に入って脱いだときや、着てる本人にしか気づかない仕掛けは、冬だけの秘めやかなワクワク。 これもその観点から選びました。〈モンマルトルニューヨーク〉はデザイナー自らが触れた社会問題をグラフィックに昇華させ、プロダクトに鮮やかに投影させる、ニューヨーク発のスカーフブランドです。2021年春夏のラインナップのなかでも、特にこのふたつが気になった!無国籍な人物とあじさいが隣り合わせな一枚と、爬虫類の鱗が大胆に敷かれた一枚。アナログテレビのノイズを模したような荒めのデザインは、強いメッセージ性を緩和させてくれているよう。くるりと一周して巻けば、柄の部分部分が思わぬ調和を生み出してくれますし、広げればその壮大なテーマが明るみになります。これはクローゼットに複数枚控えさせておきたいやつですね。
各15,000+TAX

ブランドニュース
03-3797-3674

JUN MIKAMI

ジュン ミカミのハンドニットプルオーバー

編み目と余裕はざっくりに限る。

ニットの網目のざっくり加減と、着てるひとの心の余裕、比例してる気がします。目の詰まったものは、なんとなく仕事も日常生活もきっちり、無駄な時間を1秒も許さないひとが好みそう。あくまでイメージですが。〈ジュン ミカミ〉のニットは、その対極をゆるりと走る一品。着ると肩落ちがなんとも愛おしく、びろんと垂れた襟のおかげで後ろ姿も漏れなくキュートです。それもそのはず、高級手編み糸の老舗であるPUPPY社の糸を使用していて、工業用の糸では到底実現できない丁寧な仕上げをしているから。網目に反して可憐なボタンは、全部とめてニット本来の形を楽しむもよし、2,3こ外してインナーとのレイヤードを大胆に表現するもよし、なんです。…とディティールからお分かりかもですが、これ実はレディースのアイテム。ですが女性が男性のアイテムをマニッシュに着る時代、逆も然り、大歓迎。だって、西島秀俊さんとかがこれ着てたら、ちょっとなんかよくないですか?
¥85,000+TAX

CEMENT
03-6915-3282

MAME IKEDA

マメイケダカレンダー二〇二一 味わって食べたい

思い出すために忘れない。

食べたものをすぐ忘れます。両親には「ちょっといいお店に連れて行っても忘れるから、連れて行く甲斐がない」と言われたことも。だからと言って、食べる前に写真を撮ったりするのはなんか違う。テーブルに置かれた瞬間から毎秒鮮度は落ちているのだ、と食通でもないくせに妄想におちいる節もありまして…。なんてことを逡巡した結果、マメイケダさんに嫉妬するようになりました。目にした料理や食材を日々描き、綴る。干物の骨と骨のあいだの溝の深さ、鉄火巻きのユニークな断面、桃のひとつひとつの繊維… ああも誠実に向き合って記録することができたなら、なぞることができたなら、どれだけ幸せだろうと! 食べていない私でもその舌触りやほのかな香りを感じた気になれます。本来ならものの数日で忘れてしまう私ですが、2ヶ月間ひとつの食卓を、それも1年間ずっと目にしつづけたあかつきには、一生忘れられない6つの味わいが舌に残るかもしれません。このカレンダーがあれば。
¥800+TAX

マメイケダのホームページ
mameikeda.com

uka × MISTERGENTLEMAN

ウカ × ミスター・ジェントルマンのスカルプブラシ ケンザン

頭皮のお供。

男性が洗面所や浴場に置くそれ、大抵とげとげしくて敬遠したくなるような見た目が多いのは、なんでなんでしょう。あれがかっこよさだと言われれば、そうですかと飲み込みますが、もっと可愛らしい(モテそうな)ものもあっていいのでは? 〈ウカ〉の名作「スカルプブラシ」は(おそらくたぶん)そんな経緯で生まれたであろう一品。〈ウカ〉を象徴する蝶モチーフの本体に、12個のお山が行儀よく並んでいます。そして新しく発売されたというこちらは〈ミスタージェントルマン〉とのコラボバージョン。通常ビビットなピンクやブルー、紳士なブラックですが、今回は特別にグレージュで制作したそう。シリコンの風合いと相まって、柔和なアイテムに相成っていますね。使い方は、髪を洗うときに頭皮をマッサージするように動かすだけ。サロンのあの気持ちよさがこれひとつで叶っちゃいます。このブラシ、モテますね。
¥2,000+TAX

MISTERGENTLEMAN
03-6418-1460
www.mrgentleman.jp

竹田崇真

23歳。

年を重ねるにつれ、365日という時間があっという間に感じるようになりましたが、今年は特に。社会人になり、東京で一人暮らし。新しい環境に飛び込んで、ジタバタしているうちにもう年末、といった感じです。今月末で23歳になるので、2021年は地に足つけて、日々を噛み締めたいと思っております。

HEUGN

ユーゲンのシャツ

あがりの白シャツ。

最近ハマっていることのひとつ、それが白シャツ収集。男性のワードローブに必須なアイテムなだけに、自分に合うお気に入りの一品を見つけたい、という思いが沸沸と湧き上がってきたのです。なかでも、ぼくの好みはクラシックとモダンの間を縫うようなやつ。いま巷でよく見かけるオーバーサイズノのモノは少し食傷気味で、かといってかっちりしすぎているのは似合わない。この絶妙なニュアンスを汲んでくれるのが、〈ユーゲン〉の「James」です。1940年代のフランスのオーダーメイドシャツをベースとしてつくられた一着は、肩幅をジャストめに設計する一方で、少し長めの着丈とラウンドした裾周りでリラックス感を演出。いい感じに小ぶりな襟のおかげか、これを一枚着るだけでサマになって、どこか品があるようも見えます。アイロンがけしてドレッシーに着るも、洗いざらしでカジュアルにも着るもよし。白シャツ探しは、これであがりでいいやもしれません。
¥30,800 in TAX

ユーゲン
www.heugn.com

SHINYAKOZUKA

シンヤコヅカのジャケット

ビジネスジャケットの新解釈。

近年のファッションシーンを見ていて思うのは、ぼく好みの若手デザイナーの多くが、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズを卒業しているということ。キコ・コスタディノフやステファン・クック、〈ボッテガ・ヴェネタ〉のダニエル・リーなどがそう。彼らに惹かれるのは、自分だけのクリエイションを追求し、実際に他にはない服を生み出しているからだと思うのです。2013年に同じくセントマを卒業し、その後〈シンヤコヅカ〉をスタートさせた小塚信哉さんもそのひとり。ブランドの核に、“曖昧”と“ぼかす”の2つのキーワードを据え、独自の解釈を差し込んだワークウェアやユニフォームを発信しています。なかでも目に止まったのが、“BUSINESSMAN”と名付けられたこちらのジャケット。ビジネスライクなジャケットを起点にしながら、ボディの起毛加工やシャドウストライプ、ゆるめのサイジングにより、遊び心が加えられています。ドルマンスリーブになっていて、ジャケット特有の堅苦しさがないのも、デイリーユースには嬉しいところです。
¥69,000+TAX

シンヤコヅカ
shinyakozuka.com

EEL Products

イールプロダクツのパンツ

少年じゃないけど。

“普遍的で特別な一着を目指し、ブランドアイデンティティを探求すること”をコンセプトに、2003年の秋冬シーズンよりスタートした〈イールプロダクツ〉。地に足をつけながら、素朴で表情ある服づくりを行っています。そんな〈イールプロダクツ〉の代表的なアイテムといえば、「少年パンツ」。タック入りで腰・腿周りにはゆとりがあり、裾にかけて軽くテーパードした美しいシルエットが特徴。何シーズンにもわたってマイナーチェンジを繰り返してきたアイテムですが、今回は1837年から続くイギリスの老舗「ムーン」社のツイードを纏いました。ツイードの趣ある生地感は残しながら、特有のゴワツキは軽減され、さらに総裏になっているので履き心地は申し分なし。土臭くて、少々短めの丈のおかげで軽快感もあり、きちんとつけられたセンタークリースが上品な雰囲気も醸し出している。いろんな要素をかいつまんで、絶妙に調和させたのが、このパンツというわけです。
¥31,000+TAX

イールプロダクツ
eel-co.jp

Snow Peak

スノーピークのインサレーションカーディガン

寒さとは絶縁。

寒さが厳しいこの季節。お洒落は我慢とはよく言いますが、この意見には反対派。極度の寒がりなので、着飾ることと同じぐらい、防寒性も欠かせません。ただ、ダウンのようにモコモコしていてボリュームある服を着るのは苦手。どちらかといえば、ジャケットやらカバーオールをアウターにして、なかに着込みたいタイプです。そうしたときに最適なのが、〈スノーピーク〉のインサレーションカーディガン。こうしたアイテムを着込むとゴワつくうえに、着膨れして見えることもしばしば。しかし、こちらは薄手で軽量なのに暖かく、生地から中綿、パイピングまでストレッチ素材が使用されているので着心地も快適でして、まさにこの時期に頼れる優秀なやつ。それにアウターを脱いだとしても、恥ずかしくないスタイリッシュなデザインというのがまたいいんです。春や秋ならこれ一枚で過ごせますしね。
¥18,000+TAX

スノーピーク
www.snowpeak.co.jp

柴山英樹

サウナハット、侮れません。

この一年でハマったことといえば、トレランとサウナ。山用のギアはぼちぼち揃えてきたので、来年はサウナグッズも買っていこうかな。特にいま気になっているのがサウナハット。あれって、乾燥から頭皮を守ってくれるんですって。『フイナム』別注モデルとかもつくってみたいですね。

PALACE SKATEBOARDS

パレス スケートボードのジャケット

やっぱり特別なパレス。

〈パレス スケートボード〉との出合いはいまからちょうど四年前。当時はまだ日本にフラッグシップショップがなく、オンラインでの争奪戦もさらに激しいものでした。そんななか、韓国旅行中にふらっと立ち寄った〈コム・デ・ギャルソン〉のソウル旗艦店で、偶然彼らのウェアに遭遇。思わずまとめ買いしたTシャツはいまだに愛用しています。それ以来、〈パレス スケートボード〉はぼくにとって特別であり、憧れのブランドのひとつです。今冬購入したジャケットはリバーシブル仕様。至る所にデザインや刺繍をあしらった表面は、スエットの上にバサッと羽織るだけで単調なコーディネートに遊びが効かせられます。一方の裏面はワンポイントのロゴをアームに配したシックなルックス。相反する魅力を併せ持ったこちらは、Tシャツ同様、長い付き合いになりそうです。
¥31,000+TAX

Palace Skateboards Tokyo
03-6427-2587
www.palaceskateboards.com

MAGIC STICK

マジックスティックのスエットとパンツ

年末年始のお供。

今年もようやく仕事納め。年末年始は、ゆっくりと自宅で過ごせる時間を謳歌しようと思ってます。そうなると気になってくるのがリラックスウェア。楽に過ごせてコンビニにもそのまま行ける、なんなら街着といても使いたい…。そんな条件にぴったりハマったのが〈マジックスティック〉のスエットとパンツです。今夏スタートした新ライン「CORE」の第二弾のアイテムで、抜群の保温性と極上の肌さわりが魅力的。程よくゆったりとしたシルエットは、ストリートテイストを感じさせつつも上品さが漂います。〈マジックスティック〉なのに無地というギャップもナイス。おうち時間はもちろん、普段のコーディネートにも取り入れやすい、究極のベーシックウェアです。
スエット ¥18,000+TAX、パンツ ¥18,000+TAX

MAGIC STICK TOKYO
03-6434-5504

BLAHW

ブラーのスエット

絶妙なカラーリング。

選択肢が豊富だからこそ、着るひとのセンスや個性が現れやすいスエット。先ほども挙げたように、ゆったりしたラフなシルエットと着心地の良さは欠かせません。ネイビーやブラックといった定番カラーは揃えてきたので、今季は色物を狙ってました。そして出合ったのが、〈ブラー〉のスエット。2020年秋冬にスタートしたばかりのニューカマーで、彼らのつくる服はベーシックでありながらもどこかエッジが効いているんですよね。こちらも一見シンプルなルックスですが、二重になった裾のデザインがユニーク。色使いも、派手さを抑えた淡いトーンで品良く着こなせます。旧式の吊り編み機で編みこんでいるため、ふっくらとしたボリューム感と軽い着心地を両立。今後要注目のアップカミングなブランドのひとつです。
各¥21,000+TAX

BLAHW
03-6420-0154

MATIN et ETOILE

マタン エ エトアルのシャンプーとコンディショナー

バスタイムの楽しみ。

疲れて家に帰ると、シャワーを浴びるのが面倒に感じることってありますよね。特に寒い時期はなおさらそう。服を脱いでからお湯が温まるのを待つ、あの時間が嫌で嫌で。バスタイムに楽しみを見いだせればそんな考えもひっくり返るかもしれない、ということで購入したのが〈マタン エ エトアル〉のシャンプーとコンディショナー。決め手になったのは香りです。植物由来の精油を使用しているため、手に取った瞬間、爽やかで優しいハーバルグリーンのフレグランスに癒されます。きめ細やかな泡立ちは、汚れや皮脂をしっかりと取り除いてくれます。それでいて、潤いも与えてくれる優れ物。ユニセックスで使えるので、パートナーとシェアして使うのもオススメ。クリスマスに間に合うかは微妙なところですが、気になるあの子に贈れば、センスの良さをアピールできるかもしれませんよ!
シャンプー ¥3,000+TAX、コンディショナー ¥3,200+TAX

マタン エ エトアル / ブラン
03-5464-9321
www.matin-et-etoile.com

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