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ナナミカのゴアテックスコート、知ってる?  vol.3 ディープすぎるゴアテックス素材。
nanamica’s GORE-TEX Coat

ナナミカのゴアテックスコート、知ってる?
vol.3 ディープすぎるゴアテックス素材。

人気イラストレーター・stomachache(ストマックエイク)の挿絵と綴る〈ナナミカ〉連載企画。〈ナナミカ〉といえば、アウトドアで培った機能性素材とデイリーユースにふさわしいデザインを融合することで、オンリーワンの地位を築き上げました。その定番アイテムとして、毎年リリースされているのが、GORE-TEXコート。3回目のテーマは、知っているようでちゃんと知らないゴアテックスファブリックについて。ゴアテックスの元は石であること、2レイヤーと3レイヤーの違いなど、知ることでよりその魅力を体感できるゴアテックスのイロハです。

  • Illustration_stomachache
  • Text_Shinri Kobayashi
  • Edit_Shun Koda

撥水と防水の違い。

よく聞く、防水(Waterproof)と撥水(Water-repellent)の違いを、おさえておこう。防水とは、水の侵入を防ぐことで、ゴアテックスファブリックでは、ゴアテックスメンブレンが鉄壁の膜として、その役割を果たす。撥水は、表地に撥水加工をすることで、服表面で水を弾く。防水は、ゴアテックスメンブレンの構造による機能なので、生地が破れたりしない限りは続く。一方、撥水は、加工による効果なので、時間が経つにつれて、次第にその効力を失っていく。一般的には、防水機能をうたうには、効果実証の厳格なテストが必要なので、価値としては防水>撥水となる。

ナナミカのゴアテックスコートの類稀なる防水力。

ナナミカのゴアテックスコートは、例えば強い雨を降らせたりとさまざまな条件のテストを繰り返し、その防水性をしっかりと検証している。そして、コートの裏地の縫い目にまでこだわっている。水は、小さな針の穴からも侵入してくる。そのため、縫い目に防水のゴアシームテープを貼ることで、水を防いでくれるというわけだ。しかもオリジナルのシームテープは、見た目としても秀逸。これぞ機能美ってわけ。

GORE-TEXの原料は、なんと石!!

ゴアテックスの原料は、石って知ってた? ホタル石という天然鉱石を原料にした、ePTFEというフッ素樹脂を薄い膜にすることで、ゴアテックスメンブレンが作られている。ゴアテックスファブリックは、石だった。これは、披露すると割と“へぇ〜”がもらえるトリビアだ。

その防水力は相合い傘をしやすくする!?

雨降りしきる中、パートナーとの相合い傘では、自分がどれだけ濡れようと、相手を濡らさないように気を張る。まあ、これがトレンディドラマの中であればいいけど、現実問題としては、濡れないのならそれに越したことはない。というわけで、ゴアテックスコートであれば、中まで濡れずに万事解決ということは、ここまで読んでくれた人ならわかるよね?

INFORMATION

ナナミカ 東京

住所:東京都渋谷区鶯谷町12-8
時間:11:00〜20:00
電話:03-5728-3266
www.nanamica.com

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