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ナナミカのゴアテックスコート、知ってる?  vol.3 ディープすぎるゴアテックス素材。
nanamica’s GORE-TEX Coat

ナナミカのゴアテックスコート、知ってる?
vol.3 ディープすぎるゴアテックス素材。

人気イラストレーター・stomachache(ストマックエイク)の挿絵と綴る〈ナナミカ〉連載企画。〈ナナミカ〉といえば、アウトドアで培った機能性素材とデイリーユースにふさわしいデザインを融合することで、オンリーワンの地位を築き上げました。その定番アイテムとして、毎年リリースされているのが、GORE-TEXコート。3回目のテーマは、知っているようでちゃんと知らないゴアテックスファブリックについて。ゴアテックスの元は石であること、2レイヤーと3レイヤーの違いなど、知ることでよりその魅力を体感できるゴアテックスのイロハです。

  • Illustration_stomachache
  • Text_Shinri Kobayashi
  • Edit_Shun Koda
前回までのあらすじ

〈ナナミカ〉がファッション好きのナナくんが買ったバルマカーンコートは、2レイヤーのゴアテックスファブリック。一方ビジネスマンのミカくんが買ったステンカラーコートは、3レイヤー。じゃあ、2レイヤーと3レイヤーは、それぞれどんな特長なのか。そして知っているようで意外と知らないのが、ゴアテックスファブリックってなんなのかってこと。

アナログなコートは、服の中が蒸れる。

〈ナナミカ〉のコートに出合う前、ファッション好きのナナくんの定番アウターは、ワックスドジャケットだった。同じく、ミカくんは、ゴム引きコートをよく着ていた。どちらも防水だったけど、大きな悩みは、服の中が蒸れて蒸れて仕方がなかったこと。ひとたび汗をかくと、なかなか汗が引かないので、ずっと体がべたべたと気持ち悪さが残っていた。

ゴアテックスファブリックは、湿度を逃がしてくれる。

ゴアテックス……と言うと、防水なのは今や常識だけど、他生地との大きな違いはその透湿性。つまりは湿気をちゃんと逃がしてくれること。だから、電車の中だろうと、エスカレーターの中だろうと、室内・室外を問わず、快適な服内環境を維持してくれる。それこそコート自身が、呼吸するみたいに。

ナナミカGORE-TEXコートの2レイヤー、3レイヤーとは?

ゴアテックスファブリックには、1枚の膜が欠かせない。それが、防水性、透湿性、防風性の要となるゴアテックスメンブレンと呼ばれる薄い膜のことで、一般的に表地と裏地の間に挟んである。

2レイヤーのゴアテックスファブリックは、2レイヤーと言いつつ、表地・ゴアテックスメンブレン・裏地という3層はちゃんとある。ただし、表地とゴアテックスメンブレンの2層だけを貼り合わせているので、2レイヤーと呼ばれる。透湿性(汗などの水蒸気を内側から放出)、防水性(外からの水の侵入を防ぐ)、防風性といった機能は変わらず、2レイヤーの特長として、生地の柔らかさがある。

3レイヤーのゴアテックスファブリックは、表地・ゴアテックスメンブレン・裏地という3層がすべて貼り合わさっているので、3レイヤーと呼ばれる。防水性、透湿性、防風性の機能は変わらず、3レイヤーの特長として、生地の耐久性が挙げられる。

INFORMATION

ナナミカ 東京

住所:東京都渋谷区鶯谷町12-8
時間:11:00〜20:00
電話:03-5728-3266
www.nanamica.com

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