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アクセサリー感覚でつけられる時計。  オフショアの的場良平が語るTISSOT PRX。

アクセサリー感覚でつけられる時計。
オフショアの的場良平が語るTISSOT PRX。

老舗古着店「ラボラトリー/ベルベルジンアール(LABORATORY/BERBERJIN®)」のゼネラルマネージャーを務めながら、2017年には自身のショップ「オフショア(offshore)」を立ち上げた的場良平さん。原宿のファッションアイコンのひとりでもある彼が腕に巻くのは、ケースとブレスレットが一体型になった〈ティソ(TISSOT)〉の「PRX クォーツ」。普段時計をつけないという的場さんが「これならつけたい」と話すその真意とは? 70年代にオリジナルモデルが誕生し、この度アップデートを果たした名品「TISSOT PRX クォーツ」の魅力を的場さんの視点で語ってもらいました。

時計もアートに似ているところがある。

ー 的場さんご自身のファッション感は、どういったカルチャーに影響を受けていますか?

的場:音楽やアートに紐づいた服がぼくは好きですね。いま着ているスエットも、ダン・コーレンというニューヨークのアーティストがやっている農園のアイテムなんです。バンドTが好きなのも、お気に入りのバンドのTシャツを着たいという気持ちがあるんですよね。

ー アーティストやミュージシャンに共感する。そうした気持ちをファッションで表現していると。

的場:自分としてはストーリーが大事だと思っていて、「好き」という気持ちには自分の感情が込められていますよね。そうした気持ちはパーソナルなものですし、自己表現の方法としてそれをファッションに落とし込んでいます。

ー ファッション以外でご自身が影響を受けているのは、やはりアートや音楽になるんですか?

的場:そうですね。とくにアートは古着と共通するものがあると思っていて。アートの値段ってあるようでないじゃないですか。古着も同じで、常に価格が変動しています。古いから高いわけでもないし、手が込んでいるから高いわけでもない。最終的に価値をつけるのは人間ですけど、価格以外の価値があるところに惹かれるんです。

時計もアートに似ているところがあると思っていて、高ければいいというものではないですよね。自分に合った一本を見つけるのって簡単ではないですし、それこそストーリーが大事になってくると思うんです。

2017年にオープンした「オフショア」。店内には〈ディアスポラスケートボード〉や〈ワコマリア〉、〈フラグスタフ〉、〈フィンガリン〉といったブランドの他、マルタン・マルジェラが手がけた時代の〈エルメス〉のアーカイブピースも並ぶ。

ー 的場さんは普段時計をつけますか?

的場:こんな話をしておきながら、実はつけないんですよ(笑)。コレだと思うものがなかったり、何十万、何百万円もする時計はかっこいいと思うんですが、それを腕に巻くのは自分にはまだ早いと感じるんです。

ー そうした想いも含めて、自分に合う一本に巡り会えたときにストーリーが生まれそうですね。

的場:そうですね。自分が腕に巻くなら、シンプルな時計がいいです。高いからつけるっていう感覚はぼくにはなくて。だからこの「TISSOT PRX クォーツ」を着けてみて、素直にいいなと思いました。

INFORMATION

ティソ

電話:03-6427-0366
www.tissotwatches.com

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