ディテールを削ぎ落として快適な使い心地を追求。
安藤:フィギュアもお菓子もめっちゃポップなんがいっぱいでテンション上がるわ。手を伸ばしながら銃を構えるって、なんか釣りのキャストに似てない?
山本:ホンマにそうやわ。どのバッグも身体にフィットするから、射的はもちろん釣りでもストレスフリーで使えるんがええよな。
古家:ぼくは身長を活かして、ちょっと遠い場所にあった恐竜のフィギュアもらいました。山本さんと安藤さんは何をゲットしたんですか?
山本・安藤:クレヨンしんちゃんのラムネ!
古家:パッケージが可愛いですね(笑)。ぼくが持っているショルダーバッグはメインの荷室の前にもうひとつ収納スペースがあるから、小物類の小分けがスムーズにできて使いやすいです。ボタンがないから素早く出し入れできます。
安藤:そうやねん。ボタンがないからってフタが勝手に開くこともないねん。フラップには収納スペースがあるやろ? あそこに荷物を入れると重りになってフタの役割をしてくれるから。バックパックはサイドからも収納スペースにアクセスできるジップがあるから、釣り道具だけじゃなくて、ある程度の大きいものならサッと収納できるわ。
山本:このバックパックって背負ったときに、真っ直ぐにキープする形状にこだわってて。あれを付け替えタイプにしちゃうと、後ろから見るとどうしてもズレが生じてしまって。
古家:めっちゃ安いですね。しかも美味い!
山本:まさに新世界プライス。マッドって将棋やるんやろ? ここに老舗のええ店あるから安藤とやってみれば?
古家:ちょっとやってきます。
安藤:将棋って駆け引きが難しいよな。
古家:攻めすぎるのもアカンし、逆に守りすぎてもアカンし。ホンマに難しいですよ。今回のコラボバッグも攻めるところは攻めて、守るところはしっかり守ってと、お互いの良いところが出たと自画自賛してます。社内でも釣り好きが多いんですが、今回のコラボバッグは大絶賛でしたよ!
安藤:それ聞けて嬉しいわ。今回のバッグをつくるにあたって、“どうディテールを削ぎ落とすか”がテーマやったもんな。
古家:ぼくらはバッグブランドとして、どんなディテールでも高いスペックを盛り込んでしまうんです。
安藤:バックパックをワンショルダーにデザインしたのも、ショルダーバッグのフラップにボタンをあえて付けなかったのも、街づかいと釣りの両立を考えてのことで。日常使いに特化したバッグやとマッドに提案してもらったフルスペックがええかもやけど、釣りとなるとやっぱり削ぎ落としが必要なんちゃうかなと思って。
山本:将棋どうやった?
安藤:マッドめっちゃ強いわ! 完敗やった。