
PROFILE
「接客しない お客様はいない 美容室」をコンセプトにする美容室「Broccoli playhair」のオーナー。日常的にロードでランニングをする一方、トレイルランニングにも精通。代々木を拠点に活動をする「Chicken Heart Running Team」のメンバーとしても活動。
朝に走るとその日はいいパフォーマンスができる。
ー 藤川さんがランニングをはじめたきっかけを教えてください。

藤川:ぼくはずっと野球をやっていて、草野球のチームにも所属していたんです。だけど、30歳のときに「Broccoli playhair」をオープンして美容師としての新たな一歩を踏み出したんですが、思った以上に仕事が忙しくて野球ができなくなってしまって。でも、毎日の飲みは欠かさず行っていて、みるみるうちに体が大きくなっていっちゃったんですよ(苦笑)。それでこのままじゃダメだということで、ダイエットのためにランをはじめたんです。
ー 最初はどれくらい走ってたんですか?
藤川:友達と一緒にはじめたんですが、最初は吉祥寺まで走って行って、飲んで帰ろうと計画を立てたんです。距離は10キロほどですね。だけど8キロくらいで限界を感じて、そのまま銭湯に入り、タクシーに乗って吉祥寺に行きました(笑)。
ー (笑)。でも、いきなり8キロ走るのはすごいです。
藤川:なかなか走れないですよね。だけど次の日から筋肉痛がヤバかったですね。
ー そのときにやめようとは思わなかったんですか?
藤川:走ってた後のビールがすごく美味しいっていうことに気づいて。それから走って、飲んで、帰るっていうルーティンが生まれて。飲みに行く手段としてランニングがあったんです。

ー ダイエットとしてはじめたのに、だんだん目的がズレてしまったと(笑)。
藤川:結果的にカロリーは摂取してるんですけど、まぁ走らないよりはいいかなと(笑)。
ー カラダは変わっていったんですか?
藤川:すぐには変わらなかったですね。当初は週に一回くらいしか走ってなかったんですけど、それが徐々に増えていって、飲みにいくというよりも、走りにいくというマインドにだんだんシフトしていったんです。それからカラダが変わるようになっていって。



ー 走るのが楽しいとなっていったんですね。
藤川:いや、走るのが楽しいというよりも、みるみる痩せていく自分のカラダを見るのが楽しかったですね。体重計に乗ったら減っているし、出ていたお腹がへこんでいくし、目に見える効果があって。
ー その頃はどれくらいのペースで走っていたんですか?
藤川:週に2回ほど、10キロくらいの距離を6分半/kmくらいのペースで走ってました。当時はログを取ってないのでわからないんですけど、月に80キロくらいは走ってたと思います。
ー いまはどれくらいのペースで走っていますか?
藤川:週に1回抜くか、抜かないくらいで、ほぼ毎日朝か夜に10キロちょっとくらい走ってます。距離にすると週間で100kmほど。月間にすると400kmいかないくらいですね。ぼくは代々木周辺に住んでるんですが、あの辺りは坂道が多いので練習になるんですよ。
ー そんなに走ってるんですね!藤川さんはトレイルも走られるとか。
藤川:そうですね。お店が毎週火曜日と隔週で水曜日も休みなので、そのときに山に行ってます。だいたい30~40kmほど走ってますね。距離はだいぶ伸びました。

ー 最初はカラダが変わっていくのが楽しくて、いまは走るのが楽しくなってきたのでしょうか?
藤川:いまは走るのが楽しいですね。走っているときはなにもしなくていいし、無になれるんですよ。もちろん考え事をするときもありますけど、気持ちのリセットになってます。朝走るとその日はいいパフォーマンスができますし、1日を気持ちよく過ごすことができる。仕事でめっちゃ疲れたときも、あえて走ることでスッキリとその日を終わることができるんです。

〈MIZUNO〉ウェーブライダー25 ¥13,500 1997年の登場以来アップデートを繰り返しながら進化を遂げてきた、〈ミズノ〉で最も人気のあるランニングシューズ。このモデルで25代目。初級者から中級者に向けたアイテムで、気持ちよく前に進む走り心地が特長。ソールには高い反発性と柔らかさを実現した高反発ソール素材『MIZUNO ENERZY』をソール全体に搭載。さらに、ミズノ独自のソール構造『MIZUNO WAVE(ミズノウエーブ)』の形状を改良し、柔らかくて反発性がありつつも、走行時の左右のブレを抑え、スムーズで快適なランニングをサポートしてくれる。