
PROFILE
ショップスタッフ、プレスを経て、現在は「1LDK」のディレクター、顔役としてショップのディレクションやバイイングを担当。他にもオリジナルアイテムのプロデュースなども行う。
レオナルド・ディカプリオのスウェット姿にグッときた。

ー 三好さんは普段からスウェットのセットアップを着ている印象があります。
三好:2年くらい前からですね。〈ユニバーサルプロダクツ〉でつくりはじめてから、スウェットばかり着るようになって。むかしは「セットアップで着るのはどうかな?」っていう気持ちもあったりしたんですけど、世の中の流れもあって、登場機会が圧倒的に増えてきましたね。最近はそういう気分なんです。
ー スウェットのセットアップスタイルが広く浸透してきていると思うんですが、その背景にはどんな理由があると思いますか?
三好:コロナによってリラックスした服を着たいという人が増えたのがまずひとつと、海外の人たちがそういう着こなしをしていて、それがクールでかっこいいというのも大きいと思いますね。あとは〈ニューバランス〉のシューズがいますごく人気ですけど、それに合う服装としてスウェットを選ぶ人もいるのではないかと。
ー ちょっと前まで“アスレジャー”がトレンドとなり、その頃はもっとデザインされたテクニカルウェアを着ている人が多かったですが、最近はそうした流れを汲みつつも、よりシンプルでオーセンティックなアスレチックウェアを好む人が増えたように思います。


三好:そうですよね。海外のスナップなどを見ていても、レオナルド・ディカプリオがスウェットパンツを穿いて、足元には〈ニューバランス〉の「993」なんかを合わせていたりして、それがすごいかっこよかったんですよ。あとはジョディ・フォスターも〈ニューバランス〉のシューズを履いていて。そういうスタイルにグッと来る人も多いと思います。
ー そうした海外のスナップをよくチェックされるんですか?
三好:してますね(笑)。ディカプリオのやつは本当によかったですよ。テニスをしている写真だったんですけど、グレーのタイト目なスウェットパンツに上は白いTシャツで、すごくシンプルでオーセンティックな着こなしなんですけど、なんだかそれが様になっていてかっこよくて。
〈ニューバランス〉といえばスティーブ・ジョブズも有名ですけど、ああいったセレブたちがプライベートで履いているということで、説得力を感じる人もいるでしょうし。
