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ザ・ノース・フェイス パープルレーベルを知る、4つのキーワード。
go back in time.

ザ・ノース・フェイス パープルレーベルを知る、4つのキーワード。

ときは遡り2003年。アウトドアとファッションがいまほど交わっていなかった時代。アーバンアウトドアなんていう言葉も、まだ浸透していなかった。そこに生まれたのが〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉です。〈ナナミカ〉プロデュースのもと、〈ザ・ノース・フェイス〉とのコラボレーションとして誕生したブランドは、急進的に支持を得て、いまではその地位を確かなものに。アウトドアとファッションを結びつけた先駆者はいま、何を考え、どこに向かっているのか。今春夏シーズンのアイテムと、4つのキーワードとともに紐解きます。

  • Photo_Arata Suzuki
  • Styling_Takeshi Toyoshima
  • Hair&Make_Narumi Tsukuba
  • Model_ZEN
  • Text_Keisuke Kimura
  • Edit_Yosuke Ishii

Key Word 04_CALIFORNIA MOOD 自然の中で培った技術を街に落とし込んだ服。

〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉シャツ ¥23,100、ダンガリーシャツ ¥22,000、Tシャツ ¥7,480、デニム ¥22,000(ナナミカ オンライン)、その他スタイリスト私物

〈ザ・ノース・フェイス〉が生まれたサンフランシスコは、アメリカはカリフォルニア州にある都市。その後、ベイエリアである自然豊かなバークレーへ。広大なカリフォルニア州だから温暖な街をイメージするけれど、サンフランシスコは実はそうでもない。作家マーク・トウェインも「今まで過ごしたなかで最も寒かった冬は、夏のサンフランシスコだった」というウィットに富んだ言葉を残すほどに、夏でも寒い。だから、カリフォルニアでは常に上着が必要で、シャツはとても重宝するんです。この「CPOシャツ」みたいな。

65/35ベイヘッドクロスを採用した「CPOシャツ」は、表生地にはっ水加工を施すことで、クラシックな表情と機能性を両立させています。さりげなく左袖にロゴがあしらわれているのも特徴。肌身離さず、これからの季節はお守りのように持っておきたい一着。

それと、カリフォルニアといえば、1960年代後半から1970年代前半にかけて、若者を中心としたフラワームーブメントが花開いた場所。ヘイトアシュベリーにはヒッピーが集まり、キンズバーグもジャニスもデッドの面々も、みんなその街で過ごしていた。社会を斜めに捉える感覚と、着る人と環境を想うラブとピースの精神は、〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉のアイテムのいたるところに散りばめられている、そう思うんです。

65/35 CPO Shirt

¥23,100

アメカジ定番のCPOシャツをアップデートしたいわゆるシャツジャケット。フロントのロゴドットボタンが特徴でデザインとして主張しながら、着脱しやすい仕様に。胸元の2つついた大きめなフラップポケットと、左腕にもポケットを配し、収納力は抜群。オーバーサイズのシルエットも特徴的。

INFORMATION

ナナミカ オンライン

www.nanamica.com/onlinestore/

ナナミカ マウンテン

オープン:3月18日(金)
住所:東京都渋谷区猿楽町19-6 CUBE代官山
電話:03-6416-3012
*3月18日(金)のオープンの新店舗になります。記載の電話番号はオープン後開通いたします

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