Key Word 04_CALIFORNIA MOOD 自然の中で培った技術を街に落とし込んだ服。
〈ザ・ノース・フェイス〉が生まれたサンフランシスコは、アメリカはカリフォルニア州にある都市。その後、ベイエリアである自然豊かなバークレーへ。広大なカリフォルニア州だから温暖な街をイメージするけれど、サンフランシスコは実はそうでもない。作家マーク・トウェインも「今まで過ごしたなかで最も寒かった冬は、夏のサンフランシスコだった」というウィットに富んだ言葉を残すほどに、夏でも寒い。だから、カリフォルニアでは常に上着が必要で、シャツはとても重宝するんです。この「CPOシャツ」みたいな。
65/35ベイヘッドクロスを採用した「CPOシャツ」は、表生地にはっ水加工を施すことで、クラシックな表情と機能性を両立させています。さりげなく左袖にロゴがあしらわれているのも特徴。肌身離さず、これからの季節はお守りのように持っておきたい一着。
それと、カリフォルニアといえば、1960年代後半から1970年代前半にかけて、若者を中心としたフラワームーブメントが花開いた場所。ヘイトアシュベリーにはヒッピーが集まり、キンズバーグもジャニスもデッドの面々も、みんなその街で過ごしていた。社会を斜めに捉える感覚と、着る人と環境を想うラブとピースの精神は、〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉のアイテムのいたるところに散りばめられている、そう思うんです。
65/35 CPO Shirt
¥23,100
アメカジ定番のCPOシャツをアップデートしたいわゆるシャツジャケット。フロントのロゴドットボタンが特徴でデザインとして主張しながら、着脱しやすい仕様に。胸元の2つついた大きめなフラップポケットと、左腕にもポケットを配し、収納力は抜群。オーバーサイズのシルエットも特徴的。