カルバン・クラインとパレス。2つの都市を結ぶ日常着。

シンプルで明確なキャンペーンを打ち、若者たちに広く訴えた90年代の〈カルバン・クライン（Calvin Klein）〉。ブルース・ウェーバーやマリオ・ソレンティといった写真家たちによるビジュアルのインパクトは大きく、画一的だったファッションの表現において新たな道を切り拓きました。あれから30年経ったいま、〈カルバン・クライン〉が交わるのは〈パレススケートボード（PALACE SKATEBOARDS）〉。UKのストリートシーンを牽引するブランドとカプセルコレクション「CK1 Palace」をつくりました。ジーンズ、アンダーウェア、フレグランスといった代表作に〈パレススケートボード〉のモダンな感覚が融合。あの古きよき時代の〈カルバン・クライン〉にオマージュを捧げるカジュアルウェアに仕上がっています。ニューヨークとロンドンを結ぶ両者のセッション、その魅力をフォトストーリーの形でお届けします。

Direction & Styling_Kazumi Horiguchi
Photo_Sasu Tei（W）
Hair & Make up_Itsuki（SIGNO）
Models_Elvis Mochizuki, Keito
Edit_Ryo Muramatsu

デニムジャケット ¥31,900、Tシャツ ¥7,700、ジーンズ ¥26,400、アンダーウェア ¥8,250（黒、グレー、白の3枚セット）（すべてカルバン・クラインカスタマーサービス）、その他モデル私物

〈カルバン・クライン〉の定番であるデニムはウォッシュ加工で色落ちさせ、90年代のラフな雰囲気を表現。ジャケット、パンツ共に程よくゆとりのあるつくりになっています。Tシャツにプリントされたのは両者のロゴを掛け合わせたグラフィックで、今回のプロジェクトと象徴するものに。さらに、ウエストの部分にブランド名を交互に配したアンダーウェアも登場します。

フーディ ¥25,300、ジーンズ ¥26,400、アンダーウェア ¥8,250（黒、グレー、白の3枚セット）、キャップ ¥7,700、スニーカー ¥15,000、スケートボードデッキ ¥11,000（すべてカルバン・クラインカスタマーサービス）

フーディの背面にあしらわれたのは〈パレススケートボード〉を示す三角のロゴマーク「トライファーグ」。よく見ると “PALACE” の他に、“CALVIN” と “KLEIN” の文字も加えられた特別バージョンです。また、〈パレススケートボード〉のコレクションに無くてはならないものといえばスケートボードデッキ。今回は表にフレグランスの写真を、裏に特製のロゴをプリントしています。

デニムジャケット ¥31,900、ブラレット ¥4,950、デニムショーツ ¥19,800、アンダーウェア ¥3,850、キャップ ¥7,700（すべてカルバン・クラインカスタマーサービス）

ジェンダーレスを掲げるこのカプセルコレクションは女性でも楽しめます。デニムパンツは、ショート、ロング共にウエストに縫い付けられたロゴパッチがアクセントに。今コレクションではアンダーウェアのみ男女それぞれのモデルが用意されています。ちなみに〈パレススケートボード〉でウィメンズのアンダーウェアを展開するのははじめて。