PROFILE
1973年、東京生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒。2000年よりフリーランスとして活動を開始。スケートボードカルチャーを基盤にしながらも、カルチャー誌やファッション誌、広告の世界で活躍。主な著書に『POOL』(リトルモア)『ばらばら』(星野源と共著/リトルモア)『東京の仕事場』(マガジンハウス)『ボクと先輩』(晶文社)『Los Angeles Car Club』(私家版)『The Kings』(ELVIS PRESS)『I HAVEN’T SEEN HIM』(Sign)がある。
ファッションも、小物も、ガジェットも。
SPOT1. NORDISK CAMP SUPPLY STORE SHIBUYA(5F)

ー 今日は「渋谷PARCO」で、旅で活躍してくれそうなアイテムを探していただきます。まずはこちら。昨年9月にオープンしたお店です。平野さんはアウトドアはされます?
平野:ちゃんといろいろなギアを持っている人に付いていくことはありますね。でも僕自身は全然ギアとかは持っていなくて。このクーラーとかはどうかな?
ー 〈AOクーラーズ〉という、アメリカのソフトクーラーメーカーです。

〈エーオークーラーズ〉12パック キャンバス ソフトクーラー ¥10,560
平野:かっこいいですね。何に使うわけじゃないけど、かっこいい。
ー ちょっとしたピクニックとかにもいいですよね。肩からかけられるので、両手が塞がれないし。
平野:旅でとなったら、このスリッパがいいかもしれない。

〈ノルディスク〉ヘルモーズ ダウンシューズ ¥6,930
ー どんなシーンで履きますか?
平野:飛行機のなかもそうだし、例えば日本だったら気にならないけど、アメリカのモーテルの床って、たまに「うわ、気持ちわりっ」みたいになるんですよ。だいたいビーチサンダルを持って行くんだけど、冬は寒いので。
ー このアイテムはダウン100%なので、たしかにあたたかいです。
平野:家のなかでも履きたいかな。PCで作業しているときとかね。ちょっと見えてるチェックの生地もかわいいし、側面のラバーも頑丈そうで安心感がありますよね。
SPOT2. THE NORTH FACE LAB(2F)

ー 次は平野さんも馴染みがあるこちらのお店です。
平野:撮影にも旅にも使えるジャケットとかあったら、欲しいですね。
ー 平野さんって、あまりハイテクな素材を着てるイメージがなくて。
平野:コットンばっかりです。でも、こういうドライのインナー(100ドライ タンク ¥4,180)もいいですね。メッシュでスケスケのタンクトップね(笑)。
ー 身頃がハニカムメッシュという構造でできてるおかげで、通気性が高くて、肌離れがいいそうです。撮影でもやはり汗をかきますよね?
平野:撮影はクルマで行くことが多いから、着替えをクルマに置いとけちゃうんだけど、ちゃんと揃えたら快適なんだろうなって気がします。旅先だったら水にじゃぶじゃぶするだけでいいからね。雑菌も繁殖しないだろうし。

ー この「GTXシャマル トライアンフ アノラック」は軽くておすすめだそうです。
平野:たしかに、軽いし、ほかのやつより柔らかい。これってパッカブルになりますか?
ー なります。付属でスタッフサックがついています。
平野:じゃあ、これにしよう。実は〈ザ・ノース・フェイス〉のシェルはすでに持っていて、いつも持ち歩いているんです。たぶん街用のものなんだけど、この間もそれを着てスキーをしましたね。
ー 平野さんにとってパッカブルになることは重要ですか?
平野:重要です。旅でもそうだし撮影のときもだし、とりあえず忍ばせておけるから。かさばらないしね。

〈ザ・ノース・フェイス〉GTXシャマル トライアンフ アノラック ¥42,900

SPOT3. Anker Store(5F)

〈アンカー〉パワーハウス ll 800 ¥74,800
ー ここは平野さんが一番気になっていたんですよね。
平野:災害のときも使えるようなものを探していて。しかも、この間、家が停電したから、こういう大きいバッテリーが欲しいなと思っていたんです。旅とはちょっと関係ないんだけど。
ー この「パワーハウス ll 800」だと、本体が満充電の状態で、iPhone12は約58回、一般的なノートPCは12回くらい、フル充電できるそうです。
平野:いいですね。ライトもあって、調光もできて。

〈アンカー〉パワーコア ソーラー 10000 ¥3,990
平野:でも旅でとなると、このモバイルバッテリーとかも気になるな。
ー 普通のモバイルバッテリーとしてMicro USB ケーブルなんかで充電もできるし、太陽光でも充電できます。
平野:クルマのダッシュボードに置いといてもいいし。あとぼく、釣りも好きなので、釣りにも持って行けるかも。山の中をしばらく歩くこともあるから、ライトがついているのもうれしいよね。
ー 普段からモバイルバッテリーって使われますか?
平野:適当なものを使っています。こんなに高性能ではないものなんですけど。
ー 登山中にカバンにつけておいたり、旅行中もカバンからぶら下げておいたり。自転車につけておく人もいるそうです。
平野:それは便利っすね。試したいかも。
SPOT4. KIJIMA TAKAYUKI(3F)

ー ここでは帽子を選んでもらおうかなと。
平野:ちょうど妻が、一昨日くらいに買ってきてたんですよ。
ー すごい偶然。平野さんは帽子って被られますか?
平野:ぼく、頭のハチが大きいから、被れたら買うっていう感じで。でも、サイズの3は大きくて被りやすい。大きい頭の人のためにも作ってくれているなんて、優しいな〜KIJIMAさん。

〈キジマ タカユキ〉トーマスメイソン バケットハット(ストライプ)ホワイト×ブルー ¥13,200
ー このストライプのハットはシャツ生地だから、手入れも楽で、折りたたんでもシワになりにくいんです。
平野:ちょっと昔の話をしていいですか?
ー お願いします。
平野:1985年に阪神タイガースが優勝したんですけど、そのときに「阪神タイガースの帽子が欲しい」って、うちの母ちゃんに頼んだのね。当時の阪神タイガースの帽子は白ベースに黒のラインが入っていたんだけど、縫い目のところで、そのラインの合わせがずれてたの。これがまさにそれ。KIJIMAさんの帽子はちゃんと合っていて、仕事が丁寧。

ー (笑)。
平野:それと日本製なんですね。軽いし、サイズもいいし、これにしよう。
SPOT5. PORTER EXCHANGE(1F)

ー 〈ポーター〉のアイテムってなにかしら持っていますか?
平野:一度も所有したことはないんですけど、ずっと横目では見てました(笑)。友達は使ってたりしたけど、学生の時分には高価だったし、昔ってこんなラインナップなかったですよね。みんなが使ってたアイテムってなんでしたっけ? 代表的なやつ。
ー ヘルメットバッグですかね?
平野:そうそう。あのサイズ感もぼくにはどう使えばいいかわからなくて。でも、デザインとか質感は好きでした。シンプルでね。



ー カメラバッグもあるそうで。
平野:へー、これはあまり見たことないですね。ぼくはリュックタイプしか持っていなくて、ちょうどいいやつを探していたんです。これはいいな。これにしようかな。

〈ポーター〉タンカー カメラバッグ ¥35,750
ー ハードケースじゃなく、ソフトなものでもいいんですね。
平野:用途にもよるんじゃないですかね。ブラブラ歩くときは、このくらいのやつがちょうどいいと思います。それと、開け口が逆っていうのは気が利いていますよね。取り出しやすいし、落とす心配もないし。
ー 色はどうしましょうか?
平野:ブラックにしようかな。でも、カーキ(セージグリーン)もいいですね。…こちらで。
平野さんが旅道具に選んだものはこちら!
1.〈キジマ タカユキ〉トーマスメイソン バケットハット(ストライプ)ホワイト×ブルー ¥13,200、2.〈ポーター〉タンカー カメラバッグ ¥35,750、3.〈ザ・ノース・フェイス〉ファーストエイドバッグ ¥3,300、4.〈ザ・ノース・フェイス〉GTXシャマル トライアンフ アノラック ¥42,900、5.〈ザ・ノース・フェイス〉100ドライ タンク ¥4,180、6.〈ノルディスク〉ヘルモーズ ダウンシューズ ¥6,930、7.〈アンカー〉パワーコア ソーラー 10000 ¥3,990
※お問い合わせは各店舗へ
- 1
- 2