




最強でも、最高でもなく、“ちょうどいい” ってやつが一番難しいのかもしれません。〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉のこのシャツを見て、そんな考えがふと頭をよぎりました。
このシャツは見れば見るほど、“ちょうどいい” ところにうまく落とすための工夫が見つかります。
たとえば機能と見た目のちょうどいいところ。このシャツは、エキストリームな環境ではなく、日常生活をちょうど気持ちよく過ごすためのウェア、つまりはファッションと機能を併せ持つことを目指した、とブランド担当者は語ります。要するに、ファッションとアウトドアのちょうどいい塩梅をついているというわけです。
そのためにとった手法が、経糸にオーガニックコットン、緯糸にコットンと「COOLMAX® EcoMade」の糸を使用するというもの。そうすることで、風合いはコットンなのに、コットン100%よりも速く乾くし、汗を吸い上げてドライな着心地を味わうことができます。梅雨のジメジメも、太陽ピーカンな夏にも頼もしいシャツができたというわけです。