湖畔を歩いてみる。


白樺湖は、標高1400メートルに位置する人造湖。一周4キロとランニングにもちょうどいい大きさです。手始めにぐるりと散策していきましょう。名前のとおり、白樺の木々が取り囲む林道が続きます。針葉樹と高い山々に囲まれ、夏でもひっそりと涼やか。せり出した板張りに腰掛け、足を浸けて楽しみつつ、身を乗り出せば水底まで見通せるほど白樺湖の水は透き通っています。


ところどころに置かれたベンチや東屋では、地元に住む老夫婦が憩っている。彼らの背中に、ここでの過ごし方を学ぶ。
歩いていると、天然の湧き水“八臣の雫”が現れます。なんと地下200メートルから湧き出るおよそ4、50年前の雪解け水。夏でも手が悴むほど、地面の奥深くでじっくりと冷やされています。さてここらで水分補給。超軟水の湧き水が体に染み渡ります。
