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Shopping Addict 2022 Aug. 〜編集部員のお気に入り〜 前編

Shopping Addict 2022 Aug.
〜編集部員のお気に入り〜 前編

お盆が過ぎ、秋の匂いが漂ってきました。遊び尽くした夏、あとできることと言ったら、やっぱり買い物でしょう!

小牟田亮
山本博史
石井陽介
村松諒
鈴木悠介
脇山修平
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小牟田亮

日焼け欲。

お肌にはよくない、そんなことは百も承知なのですが、夏は絶対に日焼けしていたいんです。白い肌だとどうにも気恥ずかしくて。これって前時代的な考え方なんですかね。。

Koti Beauty&YOUTH

コティ ビューティ&ユースの傘

傘もここまできました。

こちらのYoutubeでも紹介した問題作。初めて見たときから気になって仕方がなかったのですが、それなりの値段なので、散々逡巡したあげくに、結局購入いたしました。決め手は見た目。もうそれでしかありません。なんかこうライトセーバーみたいでかっこよくありませんか?(厨二)ダイニーマという非常に丈夫で軽量な生地を採用しているのですが、この生地、テントや、バックパック、サコッシュなんかにはよく使われており、アウトドアラバーにはお馴染みの素材です。それを傘にぶちこむという水平思考が最高なんですよね。もう少し中棒が長かったらいいのになと思わないこともないですが、十分満足しています。飲むときには持って行きません、絶対に。
¥19,800

コティ ビューティ&ユース
store.united-arrows.co.jp/brand/by/data/special/koti_beautyandyouth/

sacai

サカイのノースリーブブルゾン

完全に一目惚れ。

ハイブリッド=異種のものの組み合わせ・掛け合わせによって生み出されるモノ。ファッションにおけるハイブリッドの先駆者といえば〈サカイ〉です。いまや多くのブランドがその手法を取り入れた服作りをしていますが、やはり一日の長があるように思います。自分が好きなのは、ほんのちょっとだけハイブリッドしてる〈サカイ〉です。シャツの裾にちょっとだけシャーリングが入っているとか、このノースリーブブルゾンのように、ミリタリーベースに上品な質感のボアを合わせているぐらいの、ちょっとした“お化粧”が好みでして。常々ベーシックな服ばかりを身につけている自分にとって、こうしたハレの要素を満たしてくれるのが〈サカイ〉なのです。毎シーズン何かを買うことはないのですが、ちょこちょこ買ってしまうブランドのひとつです。
¥91,300

sacai
03-6418-5977

STANDARD SUPPLY

スタンダード サプライのデイパック

背負えばわかる、その凄み。

おおよそほとんど形の決まっているものを、それでも少しづつ改良していくというのは、大変に難しいことなのではないでしょうか。デイパックなるものは、生まれたときからだいたいこうしたフォルム、ルックスをしていますが、この〈スタンダード サプライ〉の一品には、あらゆる箇所に細やかな気配りが施されています。ポケットの位置や大きさには考え抜かれた形跡がありますが、これみよがしではなく、あくまで控えめ。どんな人にもどんなスタイルにも合う、まさにスタンダードなプロダクトなのです。今回ピックアップしたのは、この秋冬限定色のオリーブが素晴らしいから。レザーパーツやテープなどの付属も全部オリーブにしてるところが素晴らしいんですよね。
¥17,600

スタンダード サプライ
egw-store.com/standardsupply/lp/oliveedition/
Instagram:@standardsupply_official

CITIZEN x hobo

シチズン x ホーボーの時計

ナイロンベルトの色も最高。

正直、腕時計に特別なこだわりはなく、これまで所有してきたのも極めてベーシックなモデルばかり。好みの幅が狭いんだと思うのですが、これはなんだかいいなぁと思えました。その理由を探るに、CITIZENという文字の醸し出すドメスティック感と、日本語の曜日表示が原因のようです。つまり、なんだかほっとするんですよね。。この手のミリタリーウォッチにはとにかく名作が多いわけですが、そのどれもが舶来物。国産時計メーカーの誠実さ、真摯さは自分が語るまでもないと思うのですが、それをベースに、〈ホーボー〉のように僕らの気持ちがわかってくれるブランドが、ちょこっとアレンジしてくれると、ものすごくいいものができる。そういう好例なのではないでしょうか。
¥29,700

カバーコード
coverchord.com

山本博史

やっちろドラゴントレイル

初めての九州のトレイルランニングのレースに参加しました。これがまた、めちゃくちゃ良かった。とにかくホスピタリティがあるし、エイドの設置箇所、内容も完璧。コースはまあまあ難儀ですが、まじでオススメです、よ。

NIKE TRAIL

ナイキ トレイルのレインジャケット

待望の「ナイキ トレイル」名義。

なんだかんだアウトドアメーカーが牽引するトレイルランニングシーン。一方でスポーツメーカー各社は、徐々にではあるもののラインナップを拡充しています。シューズはもちろん、アパレルにザックといったギア類に加え、トップアスリートとも契約を締結するなど、着実に存在感を強めています。そんななか〈ナイキ〉からは、トレイルランニング向けのレインジャケットが登場。素材には環境に配慮したリサイクルポリエステルを用い、優れた耐水性、耐風性を誇りながらも自由なデザインを可能にするゴアテックス インフィニアムを採用。内側の随所に施されたシームテープが浸水を防ぎ、背面にはベンチレーションをプラス。雨風を凌ぎながらも、衣服内を快適に保つことができます。また、内側に配されたポケットに収納すればコンパクトに持ち運べるのも魅力的。完全防水ではないものの、待望の「ナイキ トレイル」名義のレインジャケット。物欲をくすぐられます。
¥25,850

NIKE カスタマーサービス
電話:0120-6453-77
NIKE.COM

asics

アシックスのサンダル

時代の先を見据えたサンダル。

走ったあとはだいたいサンダルに履き替えます。楽なんで。なんてことのないビーチサンダルのときもあれば、足をいたわるためにリカバリーサンダルを選んだり。レースの強度、疲労具合、はたまたその時の気分に合わせて使い分けています。そんなぼくのサンダルコレクションの1つとして最近加わったのが、〈アシックス〉の「ACTIBREEZE 3D SANDAL」です。アフターパフォーマンスサンダルとして開発された本作では、複雑な3次元構造を設計するパラメトリックデザインに、高度な3Dプリント技術を組み合わせ、立体的かつ厚みのある格子構造を実現。これにより優れた通気性と柔らかい履き心地を備えながら、部位によって硬さを調整し、靴底の横幅を広めに設計することで、足に優しく安定感に富んだ履き心地を実現しています。しかも、この設計や製造手法を確立すれば、いずれはパーソナライズ化も視野に入れてるのだとか! 時代の先を見据えた魅惑のプロダクト。即完売も納得です。
¥9,900
※完売しています

アシックスジャパン株式会社 お客様相談室
0120-068-806
www.asics.com

COLUMBIA

コロンビアのパンツ

超快適なロンパン。

夏といえば短パンです。いや、夏どころか、春も、秋も、なんなら山を走るときは冬でも短パンです。そんな短パンラバーなぼくでも、ときにはロンパンを履きます。とはいえ、こうも暑いとデニムパンツなんてもってのほか。せっかく履くなら機能素材で快適なやつが望ましい。〈コロンビア〉のイージーパンツ「ロードトゥマウンテンキャンプラバーズパンツ」は、そんなぼくのわがままを丸っと叶えてくれる優れモノ。〈コロンビア〉独自の冷却テクノロジー「オムニフリーズゼロ」を使っているため、汗をかいたら瞬時に生地全体の温度を下げてくれるんです。まさに暑い夏を快適に過ごすためのハイテクパンツ。それでいてシルエットはゆったり設計で、スタイリッシュなアンクル丈というのもポイント。しかも、ポケッタブル仕様で、ハンキングループまで付属するなど、アウトドアシーンで求めらられる機能がてんこ盛り。この夏は、あえてのロンパンで、快適に過ごそうと思います。
各¥11,000

コロンビアスポーツウェア カスタマーサービス
電話:0120-193-803
www.columbiasports.co.jp

HOKA

ホカのサンダル

個人的にはトングタイプ。

今シーズンからサイズ調整ができるストラップタイプも仲間入りし、リカバリーサンダルというジャンルにおいても確かなステータスを築いている〈ホカ〉。なかでも個人的に気になっているのは、ニューモデルではなくスタンダードなトングタイプ「オラ リカバリー フリップ」です。〈ホカ〉ならではの柔らかな極厚ミッドソールに、スムーズな足運びを可能にするメタロッカー構造を合わせ、アウトソールとの二層構造により高い耐久性を安定感のある履き心地を実現しています。しかも、驚くことに10ものカラーバリエーションをスタンバイ。履いて快適、見て彩り鮮やか。あらゆるシーン、スタイルにもマッチしてくれるトングサンダル。大人買いしてもいいかなと。
各¥8,800

デッカーズジャパン
電話:0120-710-844
www.hoka.com/jp/

石井陽介

フジロック2022。

ダイナソーJr.とコーネリアスの2連発で完全に昇天しました。お腹いっぱいです。いやはや、眼福耳福。特に『STAR FRUIT SURF RIDER』からの『あなたがいるなら』はグッときて泣きそうになったよ。間違いなくこの夏最大の感動的モーメント!

NEEDLES

ニードルズのジッパートラックパンツ

最近はジャカード派です。

シーズンの立ち上がりの度に、このショッピングアディクトで紹介している〈ニードルズ〉のトラックパンツ。今シーズン手に取ったのは、ご覧のポリエステルジャカードの2本です。個人的な印象としては、グリーンのドット柄は、どことなくミッドセンチュリーっぽい雰囲気を感じたのでカラフルかつサイケデリックに合わせたい。一方ブラックの方はフィフティーズのムードが漂うので、開襟シャツとかフリンジのジャケットを着て、ちょっと不良っぽくキメたいですね。レングスはストレートと迷ったのですが、あえてスポーティなジッパータイプにしてみました。レトロな柄とのミスマッチ感が、逆に面白いかなって。しかしながら〈ニードルズ〉のこの辺りの柄選びは、ほんと毎回秀逸ですよね。古着やその周辺のカルチャーが好きだった自分のツボにハマりまくります。無地のトラックラパンツももちろん好きで毎シーズン買い足してますが、ここ数シーズンは断然ポリエステルジャカード派です。
各¥23,100

ネペンテス
onlinestore.nepenthes.co.jp

KEEN

キーンのワサッチ クレスト ウォータープルーフ

汚れてこそ!

釣りにフェスにキャンプ……。外遊びの際に気づくと履いているのが〈キーン〉のシューズです。機能性を考えると他にも選択肢はあるのですが、それでも必ずといっていいほど〈キーン〉を選んでしまうのは、汚れても気にならない気軽さ、もっと言うと土や砂で汚れたときの佇まいが断然かっこいいから。だからどんなに足場が悪いところでも遠慮なく踏み込めるし、ガンガン履き倒したくなっちゃう。外遊びにとって、ここまで頼もしく楽しいシューズは〈キーン〉のほかにありません。写真は「ワサッチ クレスト」待望のウォータープルーフモデル。足のシェイプに合わせた左右非対称のシューレースデザインに、ワントーンでまとめたスタイリッシュなカラーがツボ。ソールもやや厚めでクッション性にも長けているので履き心地も申し分なし。見た目も機能も大満足の1足です。てなわけでこの秋冬の外遊びシューズはこいつに決定!
各¥16,500

キーン ジャパン
03-6804-2715
keenfootwear.co

DAIWA PIER39 

ダイワ ピア39のフィッシングパンツ

一発KOの釣りパン。

ポケット使いに定評のある〈ダイワ ピア39〉ですが、まさかパンツにここまでポケットを落とし込もうとは。ルアーボックスがすっぽり収まる大型マチ付きポケットから、何かと便利なフラップ付きの小型ポケットまで、サイズも形状も様々なポケットがこれでもかとあしらわれます。ともすると過剰ともとれるポケットワークですが、不思議とすんなり受け入れられるのは、釣具メーカー〈ダイワ〉が背景にあるから。それぞれに目的を持ったディテールたちは、ブランドの歴史や説得力と相まって力強いプロダクトへと昇華されます。まさに、〈ダイワ ピア39〉だからこそ成立しえたアイテムかと。一朝一夕では真似できない本物感が、このパンツにはあります。ちなみに生地は太番手のタスランナイロン糸を高密度に織り上げたチノクロスだから軽量かつ耐久性あり。アウトドアフィールドで間違いなく活躍するやつです。とまあ色々と書きましたが、ただ単純に強烈な見た目に一発KOを食らっちゃっただけなんですけどね。
¥36,300

ダイワ ピア39
0120-506-204
daiwapier39.jp

SOUTH2 WEST8

サウス2 ウエスト8の柄物シリーズ。

大自然を着る。

アメリカ人のフライ・キャスト・ペイントアーティスト、ベン・ミラーの既存の2作品をピックアップし、転写プリントした〈サウス2 ウエスト8〉のカプセルコレクション。ブラウン、グリーンなどのアースカラーをドリッピングした作品は奥行きがあり、荘厳な景色を想起させます。輪郭がぼやけた抽象的なペイントなので、スノーカモフラージュを着る感覚でコーディネイトするのがベターでしょうか。いずれにしても、こいつに袖を通すだけで大自然を文字通り肌で感じることができ、なおかつ自然に溶け込むことができるというわけです。これぞ、釣り、そして自然豊かな北海道を拠点を構える〈サウス2 ウエスト8〉のモノづくりの真骨頂といえるのではないでしょうか。ちなみに本コレクションは写真の3点以外にも、型違いのジャケットやパーカー、パンツなど様々なアイテムが展開されているので、気になる方はインスタをチェックしてみて!
フーデッドジャケット ¥68,200、クルーネック ¥20,900、ハット ¥15,400

ネペンテス
onlinestore.nepenthes.co.jp

村松諒

リーマンのオアシス。

昭和感漂う「新橋駅前ビル1号館」。銀座周辺に行くと、この建物に引き寄せられるように入ってしまうから摩訶不思議。お目当ては2階の「ビーフン東」。店名にもあるビーフン、そしてちまきが天下一品!ここはぼくのオアシス!

HERMÈS

エルメスの香水

75年目の香り。

名作揃いの〈エルメス〉のなかでも隠れた人気商品といえば香水です。その歴史は意外と古く、このメゾンに香水部門ができたのは1947年。当時、男女兼用の「オー ドゥ エルメス」が発売され、61年には女性用のものが、70年には男性用のものが登場するなど、徐々にバリエーションが増えていきました。ちなみに、処女作の「オー ドゥ エルメス」はいまでも購入できるから驚き。伝統を守り、大切にする姿勢はいまも昔も多くのひとがこのメゾンを支持する理由のひとつといえそうです。そんななかで生まれたのが、今年6月にリリースされた「テール ドゥ エルメス オー ジヴレー」。2006年に生まれたメンズの香水「テール ドゥ エルメス」の新作で、ノズルをワンプッシュすればクセのない爽やかな香りが広がります。ボトルデザインは一見シンプルですが、底にかたどられているのは “H” の文字。こういった細工も〈エルメス〉を好きになっちゃうポイントなんです。
¥17,600(100ml入り)

エルメスジャポン
03-3569-3300
www.hermes.com

agnès b.

アニエスベーの帽子

匂わす程度がちょうどいい。

今年5月、〈アニエスベー〉の2022年秋冬コレクションの展示会に行きました。会場は東京・目黒にできたばかりのニューオフィス。ビルのワンフロアを使い、壁やパーテーションを使わないオープンな空間で、中央にアトリエと呼ばる服づくりの作業スペースがあり、そのまわりにフリースペースやカフェカウンター、作業机などを配置した、働くひとたちの顔が見える素敵な場所でした。付け加えると座席はフリーアドレスとのこと。ニューノーマルってこういうことを言うんだなと深く実感した次第です。オフィスを見学したあと、展示会で見つけたのが、こちらの帽子。ご覧の通り、フェルトの中折れ帽なのですが、サイドに刺繍のようなものが施されています。よく見るとそこにあしらわれているのは “imagine” の文字。〈アニエスベー〉といえばサブカルチャーとの結びつきが深いことで有名ですが、それをダイレクトに表現するのではなく、匂わせるあたりが洒落てるなと。こういう帽子をさらっと被れるようになりたい、そんなことを感じました。
¥20,900

アニエスベー
03-4355-0110
www.agnesb.co.jp

ISSUETHINGS

イシューシングスのレザージャケット

あの俳優の姿がいま蘇る。

毎回、訪れるひとに小さな驚きを与えてくれる代々木上原の名店「JOHN」。小さな店ならではのフットワークのよさで選び抜かれた、オーナー檀上佑一さんこだわりの品が並んでいます。今回ピックアップしたのは〈イシューシングス〉に別注したオールブラックのレザージャケット。実はこちら、昨年リリースした別注に手を加え、前回生成りだった裏地を黒の高密度コットンに変更。アメリカ産のステアレザーをたっぷり使用し、背丈のある外国人が着ていそうなゆったりしたサイズ感に仕上げています。檀上さんに話を聞くと「映画『トレーニング デイ』で俳優のデンゼル・ワシントンが着るオーバーサイズのレザージャケットが好きで、その感じを表現したいと思い製作を依頼しました」とのこと。確かにこういうレザージャケットって古着屋にありそうでないんです。値は張りますが、袖を通してみる価値はあります。
¥192,500

JOHN
03-6407-0177
Instagram:@aiamjohn

Calvin Klein

カルバン・クラインのジーンズ

ご無沙汰です。

8月7日は立秋でした。暦の上ではこの日から秋に向かうと言われていますが、まだその気配はなく、真夏日や猛暑日のオンパレード。マスクのせいもあって、より暑く感じてしょうがない。そんななかで日々、Tシャツ&ショートパンツに頼ってしまうわけですが、そろそろ違う服で気分転換したいと思う今日この頃です。新しい季節に選びたいものといえばジーンズ。最近めっきりご無沙汰なので、そろそろ見直したいなと。そこでまずデザイナージーンズの先駆け〈カルバン・クライン〉に目をつけました。こちらの新作、ソフトなオーガニックコットンでつくられた、この細すぎず太すぎないシルエットが◎。そして “ジャガーブラック” と名づけられた色も印象的で、幅広いカジュアルスタイルに合わせられそうです。あー早く涼しくならないかな。
¥30,800

カルバン・クライン カスタマーサービス
電話:0120-657-889
japan.calvinklein.com

鈴木悠介

真夏の高校野球。

野球経験はないし高校野球も全然興味がなく、なんだったら“真面目にやるのはださい”的なださい考え方を、人生の半分以上していました。でも、ある時から真夏の甲子園で汗水流して白球を追う高校球児の姿を見ると、グッとくるように。今さらかよって感じですが、自分も真面目に色々ちゃんとやらなきゃなと、クーラーの効いた部屋でぼんやり思います。

Gradis Nice

グラディス ナイスのTシャツ

勝手に首が振れるやつ。

“ビートはジーナイス”って多くのラッパーがライブや音源でシャウトを送るように、Gradis Niceさんのビートがなかったら自分は今ほどHIP HOPに夢中になっていないし、音楽はビートが大切なんだって常々思わされます。はじめて知ったのは5MC+3DJからなるCoe-la-canthでの活動から。個人的にすごい喰らいまくった、2013年リリースの英雄さん(※ラッパーの仙人掌)の『Be In One’s Element』は、RAPは説明不要で最高だし、ビートがGradis Niceと16FLIPのみっていうのも、この作品がクラシックな理由のひとつだと思う。ビートメイカーの方についての記事は専門誌で目にする以外あまりないですが、YouTubeにある『Brooklyn Beat Syndicate』のインタビューはすぐ観れて最高なので、時間がある時にぜひチェックしてもらいたいです。去年末に癌の治療のため、NYから日本へ拠点を移したGradis Niceさん。自分みたいにGradis Niceさんの音楽にやられた人はもちろん、これからやられる人も、ビートを聴いたりアイテムをGETしたり、色々な形でサポートしてください。STAY STRONG。
¥5,500

グラディスナイス
Instagram:@gradisnice
gradisstore.base.shop

rwche×QP

ローチ×キューピーのTシャツ

あの男のグラフィックをまさかの形で。

3年前まで住んでいた高円寺。近所にあった「きど藤」や「ディズ」に行くとたまたま知り合いがいて一緒に飲んだり、仕事終わりの深夜に「小杉湯」で汗を流したりと、個性的なお店での思い出がたくさんある中、高円寺と言えば「キオスコ(KIOSCO)」も頭に浮かびます。「キオスコ」は〈ローチ〉をやっている後藤くんが手がけるショップで、後藤くんの目と手が行き届いた店内の居心地は最高。この前お邪魔させてもらった時にGETしたTシャツは、後藤くんが狂ったように敬愛する映画『BIG LEBOWSKI』からサンプリングし、ブランドのアイコンであるDUDEをローチに落とし込んだものをベースに、グラフィティライターのQP氏が手を加えたもの。左胸にQP氏のスペシャルなフォントでブランド名をオン、バックプリントはDUDEを解体し構築される様子をシークエンスで表現した、さすがすぎるアウトプットです。カラーはブラックボディにホワイトプリントもありましたが、なんとなくホワイト×レッドを選びました。このTシャツを着て、休日に高円寺をぶらぶらしたいと思います。
¥6,600

キオスコ
Instagram:@kioscojpn
newkiosco.com

六喩

ロクユのTシャツ

背筋を伸ばしつつ、少し力も抜いて。

東京を拠点に活動されていたラッパーのB.D.さんが、那須塩原市に拠点を移して「六喩」というお店をオープンさせたのが2020年。ずっと行きたいと思っていましたが、コロナ禍もあってなかなか足を運べない状況の中、先月感染者が減ったタイミングで、クルマで東北道に乗って行ってきました。那須塩原市と言ったら、勝手に森や温泉のイメージだったんですが、「六喩」のある街側は有名なカフェや餃子屋さんがあったり、しっかりと街のカラーがある感じ。階段を登って「六喩」に足を踏み入れると、広い店内にレコードやカセットテープ、ラジカセや古本などが整然と置かれていて、その様子からB.D.さんの人柄や音楽への思いを色濃く感じることができるし、お店で不定期で開催されているライブも気になります。気になったCDやカセットテープなどと一緒に購入したTシャツは、自分にとっては袖を通す時に少し背筋が伸びるようなもの。1度洗いをかけたボディは着心地も最高で、B.D.さんにいただいたブラジル音楽などをコンパイルしたMIX CDを聴きながら、ビールを片手にゆるく着たいと思います。
¥5,000

六喩
Instagram:@rokuyu20

ETERNAL B

エターナル ビーのTシャツ

ライブハウスでの正装。

自分にとってのTシャツは、80パーセントがコミュケーションツール、残りの20パーセントは布って認識なので、形がどうとか機能性などはまったく気にしていません。自分が言うのはおこがましいですが、特にハードコアバンドのTシャツはそれの最たるもの。KENONEさんがボーカルを務めるETERNAL BのTシャツは、月桂樹の中にEBの文字を左胸に、バックプリントはH8GRAPHiXによるハット+バットを持ったキャラクターとバンド名、そして“KOS”の文字を加えたロゴが落とし込まれています。ちなみにハットに描かれた数字の52は、バンド名のEとBをアルファベットの順番で表したもの。ライブハウスでビールやウーロンハイあたりをこぼす可能性大なので、ボディはブラックがいい感じです。ETERNAL BのTシャツでは、バンド名と『BREAKE DOWN THE WALL』って曲名がフロントに並んだ、グラフィティライターのEQ2デザインのやつもフェイバリット。サイズは“XLのシャツに意味なんか求めるな”ってISSUGIさんが『ONE ON ONE』でも言ってたから、XL一択で。
¥3,000

エターナル ビー
Instagram:@eternal_b
www.eternalb.com

脇山修平

1は2を超えない。

シリーズものでぶち当たるのが、シーズンを重ねるごとに微妙になっていき、いつまで経っても1作目を超えられないということ。その逆もありますが、だいたい当てはまるかと思うんです。でも、『ゴッドファーザー』は2が一番。と思ってググったら、1のが人気なんですね。

SAKEFLIGHT

日本酒のサブスク サケフライト

好みの日本酒と旅するサブスク。

最近、『バチェロレッテ』にハマりました。そのなかで頻繁に旅という表現が出るのですが、この「SAKEFLIGHT」も同じように旅がテーマになっています。前者は真実の愛とか運命の相手を15人から旅を通してひとりに絞り込んでいく感じですが、初回の診断キットから好みの味を選んで登録すると、翌月以降は自分好みの日本酒を届けてくれるという仕組み。診断は方向性の異なる5種なので単純に飲み比べも楽しいし、どれも美味しい。しかも翌月以降はそれだけでなく、おつまみとのペアリングセット、ローカルを知る読み物も一緒に届き、まるで各地へ旅に行ったかのような満足感です。日本酒を飲むだけでなく、この体験やヒントを得られるというのが絶妙で気に入りました。自分の診断結果は、華やかでクセの少ないタイプ。ズバッと当てられて、信頼度マシマシです。
初月 初回サケタイプ診断キット ¥2,750、翌月以降 ローカル定期便キット ¥3,300

サケフライト
sakeflight.jp

GENEVA

ジェネバのスピーカー

ベッドサイドのお供に。

先月末、引越しをしました。前の家にあったものを移動していて、そろそろ替えどきかなと悩んでいるのがスピーカーです。一番使っているのは、2005年にスイスで設立した〈ジェネバ〉のもの。スピーカーといえば左右に2台というイメージがあったのですが、音の広がりが抜群によく、部屋のどこにいてもなかなかいい音で鳴らしてくれるのです。そしてデザインも毎回いい。そんな〈ジェネバ〉から、気付いたら新作が二つ登場していました。そのうちの一つ、「GENEVA TIME」は小ぶりで使い勝手に優れたタイプ。目覚まし時計が付いたアナログなルックスはインテリアとの馴染みがよく、部屋に置いてみるととてもキュートでした。サイドボードなんかに置いてもいいですが、スマホのワイヤレスチャージも可能なので、ベッドサイドのお供がおすすめです。
¥33,000

ネイビーズ
navys.jp
03-6434-1541

HARIO

ハリオのお茶用ドリッパー

お茶もドリップする時代。

家で日常的に飲むのは水かコーヒなんですが、たまにはお茶も飲みたくなります。ただ、茶葉の片付けが面倒なイメージがあって手を出せずにいました。それを解決してくれたのが、〈ハリオ〉の「茶茶ドリッパー・ブーケ」。コーヒーと同じようにペーパードリップできるドリッパーで、これ、すこぶるおすすめです。何がいいって、とにかく片付けがラクなところ。ペーパーをポイッと捨てて、ドリッパーを洗うだけ。茶葉がへばり付くことがないので、ササッと終わります。しかも、ペーパーは「V60」の02サイズということで、円錐型のペーパーをそのまま流用できるのも◎。抽出速度も調整可能で、煎茶も、ほうじ茶も、紅茶も入れられます。個人的には一投目を多めに入れて茶葉をしっかり開かせるのがいいかなと。社内でチーズケーキと紅茶のパーティをしたのですが、見た目も味もかなり好評でした。サーバーセットでカラフェに入る姿も見えて、それもまたよきです。
¥3,300

ハリオ
www.hario.com

NOTHING

ナッシングのスマートフォン

遂に発売!

「ナッシング」という企業をご存知でしょうか? 耳の速い人はすでにご存知かもしれませんが、イギリス・ロンドンに拠点を置くスタートアップです。〈ティーンエイジ エンジニアリング〉が手掛けたイヤホン「Nothing Ear (1)」が話題でしたが、初のスマートフォン「Nothing Phone (1)」が遂に発売されました。機能はひとまず置いといて、イヤホンと同じクリアボディがグッときます。スケスケで900個のLEDが配された背面デザインが、新しさと懐かしさを感じてすごく好み。正直なところ、ノウハウがたまったいまの時代にダメなスマホって生まれないと思うのです。代わり映えがしないのなら、気に入ったデザインで選んでもいいですよね。イヤホンも入手して思いましたが、これが起点となって、さらに面白いものが生まれることを期待しています!
8GB RAM+128GB ROM ¥63,800、8GB RAM+256GB ROM ¥69,800、12GB RAM+256GB ROM ¥79,800

ナッシング
nothing.tech

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