3都市をまわるツアー形式。
そんな「フロットサム ブックス」の小林さんから、「ZINEをテーマにした販売会をやろうと思っています」と連絡をもらったのは6月のこと。有名無名はもちろん内容も問わず、募集をして集めたZINEを販売するというのが、小林さんが考える企画のコンセプトでした。
構想からおよそ2ヶ月後、“1年以内に制作・販売価格が3000円以内・レターパックに入るサイズ”という3つの条件を満たしたZINEが、全国からおよそ100冊ほど集結。『TKO zines tour』と名付けられたイベントは、「フロットサム ブックス」だけでなく、金沢の「IACK」と大阪の「ISEEALL」も巡回する形で開催することに。さらに小林さんの発案で、「フロットサム ブックス」で展示を行ったりと親交の深い写真家の鈴木親さんによる、スペシャルな選考会も行われました。
初日となった8月19日(金)にお邪魔すると、オープンと同時に続々とお客さんが来場。
初日は鈴木親さんが終日会場にいたこともあり、来場するお客さんが出たり入ったり大盛況。少し落ち着いたタイミングでインタビューをしたいと思いましたが、途切れる気配がなかったため閉店前のわずかな時間で、小林さんに話を聞いてみました。