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GORP CORE Vol.2 スタイリスト稲垣友斗がおすすめするゴープなアイテム。
MONTHLY JOURNAL Sep. 2022

GORP CORE Vol.2
スタイリスト稲垣友斗がおすすめするゴープなアイテム。

終わらぬコロナ禍からの開放をみんなが渇望しているのか、昨シーズン辺りからアウトドアテイストを取り入れた着こなしを見かける機会が増えました。いわゆる巷で話題の“ゴープコア”。ゴープ(GORP)とは“Good Old Raisins and Peanuts”の頭文字で構成した略語で、ハイキングやトレッキング時に欠かせない栄養価の高いミックスナッツのこと。そんなテッキーなスタイルを公私に渡って愛するスタイリストの稲垣友斗さんに、いま気になるアイテムを教えてもらいました。

  • Photo_Keita Goto (W)
  • Styling_Yuto Inagaki (TRON)
  • Edit_Kenichiro Tatewaki

GORP CORE 05

NORDA
全天邪鬼必見なニューカマー。

「ハイテクシューズといえば〈サロモン〉や〈ホカオネオネ〉辺りが人気ですが、人気が出すぎた故にちょっと飽きてしまった自分がいて…。新しいものを探しているときに見つけたのが2021年設立の〈ノルダ〉。最も軽くて丈夫だと言われているダイニーマ®︎ファイバーを世界で初めてトレランシューズに取り入れたブランドらしく、アッパーはミニマルだけどタイヤのような形状をしたボリュームソールがファッション的。ランニングブランドの〈サティスファイ(SATISFY)〉とコラボレーションするなど海外ではジワジワと人気が出てきているよう。日本にはまだ上陸していなくて、周りでも履いている人はまだいないですね」
〈ノルダ〉シューズ ¥30,062(ノルダ)

※プライスは海外サイトを参照しているため、為替により変動します。

GORP CORE 06

VEILANCE
バッグではなくベルト感覚で。

「今回のテーマに語る上で〈ヴェイランス〉はやっぱり欠かせないですよね。このモナドウエストバッグはぼくも普段から愛用しています。スマホとタバコを入れるだけでパンパンなので実用性という点では???なんですけど(笑)、アウターの上から着けてギュッとウエストマークするスタイリングがやりたくていろいろ探した結果、これがベストでした。ウールのジャケットとも相性がいいし、ゴアテックス プロ特有の素材感のおかげでこれ一点取り入れるだけでムードがガラッと変わります」
〈ヴェイランス〉バッグ ¥26,400(キンク サカエ)

GORP CORE 07

SALOMON
Y2K特有のトゥーマッチなデザイン。

「〈サロモン〉のスニーカーを履いている人はよく見かけますけど、ウェアを着ている人はほぼ見かけません(笑)。これは三限茶屋のジグで見つけました。もちろんパフォーマンスウェアとしての機能に根ざしたものではあると思うんですけど、ロゴの入れ方や襟元のテープ使い、なんでここに入ってるの?と思えてしまう切り替えなど、2000年代のテックウェアはいちいちデザインが過剰なところがよくて。どんどんミニマルになっていく傾向だからこそ、当時のプロダクトがより新鮮に見えますね。この年代のものはいまの気分にハマるおもしろいものがたくさん見つかりますし、適度なプライスで買えるのでおすすめです」
〈ユーズド〉ベスト ¥15,000(ジグ)

INFORMATION

エリミネイター

03-3464-8144

ティーンエイジャー

03-6804-7390

ランチキセントリューム東京

03-5766-8415

アルファ PR

03-5413-3546

キンク サカエ

052-243-6888

ジグ

03 3413 8850

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