ポケモンはぜんぶ可愛くて、選べないですね(笑)

ー今度はおふたりの番です。「ポケモンデザインラボ」で選択できるポケモンは現在およそ400匹くらい。どのポケモンにするか、すでにイメージは湧いているでしょうか? ちなみに、いちばん好きなポケモンは?
藤本: 僕はリザードンですね。
CHiNPAN: たしかに大好きだもんね。私はポニータかな!
ーおふたりとも、『ポケットモンスター 赤・緑』の151匹のなかから選ばれたのですね。ポケモンは、ゲームの発売当初からやっていたということでしょうか?
藤本: 発売の96年っていうと5歳の頃ですが、兄たちの影響で当時からやっていました。ポケモンには、いろんな思い出がありますよ。兄貴とケンカしてセーブデータを消されたりとか……(笑)。いまはほとんどやらなくなってしまいましたが、やっぱりポケモンで育ったみたいな気持ちはあります。原体験ですね。
CHiNPAN: 私はゲームをしたことはないのですが、小さい頃によくアニメを観ていました。それに、最近は夫婦してポケモンカードにどハマりしてるんです!
藤本: ポケモンカードにハマってる友達がまわりに多くて、僕らも、今年に入ってからは特によく遊んでいます。実力で勝負したいときはデッキを買って、そのまま出たとこ勝負で対戦するんです。
CHiNPAN: 今年は正月からやってたよね。ちょうどその頃に、娘もポケモンに興味を持つようになって。だから「ポケモンセンターシブヤ」には家族で遊びに来ても、3人とも楽しめるんです。

ーそうやってポケモンカードを買っていると、最新のポケモンにも徐々に詳しくなりそうですね。
CHiNPAN: 水墨画でも動物や昆虫を描くことがけっこう多くて、特に空想上の生き物って好きなんです。そういう意味でポケモンは、デザイン的にもすごく興味があったりして。最近の、ヒスイ地方のポケモンとかもかわいいですよね。ガーディとか、いままであるようでなかったデザインで、「なるほど!」ってテンション上がっちゃいます! ……それにしても、意外とめっちゃ迷うね。
藤本: わかる……!
ー『ポケットモンスター 赤・緑』で登場したポケモンに絞るところまでは早かったですね。
CHiNPAN: とにかく思い出がありますからね。
藤本: 改めて眺めてると、あの頃のポケモンには愛着がわいてきますね。ビードルとかゴローニャとかもいいな〜。

CHiNPAN: でも、グッズで見かけないポケモンがいい気がする! ニャースとか? 超有名だけど、プリントTではあまり見たことないし。よし、ニャースに決めた!
藤本: うわ、早い! やっぱり、リザードンを捨てきれないな……。「ポケモン+フレーム」のデザインパターンも気になるんだよね。なんとなくアウトドアブランドっぽいデザインでカッコいいし、リザードンのシルエットもめちゃくちゃ映えるし。
CHiNPAN: KIKIちゃんのイーブイが可愛かったから、イーブイにするって手もあるよ。「KIKIちゃんモテ」も狙えそうだし(笑)


「ポケモン+フレーム」のデザインのなかの1種。ポケモンのシルエットを生かしたデザインで、走り書きのフォントが新鮮。

「ポケモン+フレーム」のデザインのなかの1種。シンプルなフォントの「POKÉMON」に、控えめなポケモンのシルエットが添えられていて、品のいい印象。

悩みに悩んでポケモンを決めたあとは、2人とも、テキストのみの超シンプルなデザインに即決。こちらは藤本さんのもの。
藤本: ……うーん、よし! リザードにする! リザードンも捨てがたいけど、CHiNPANと一緒で、あまりプリントTとして見かけないリザードをあえて選んでみます!
ー正統派のデザインに落ち着きましたね。でも、Tシャツのプリントデザインではあまり見かけないポケモンをそれぞれチョイスしたからか、ほんのり新鮮な印象です。
CHiNPAN: シンプルなポケモンTを着たいよねって、話してたんだよね?
藤本: うん。実際に外で着る気満々だからこそ、こういうシンプルなデザインにしたのかも。結果、KIKIちゃんのデザインがいちばん尖ってたね(笑)